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うなぎ女子 の商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2020/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鰻を愛して止まないもので、タイトルに惹かれて手に取りました。 タイトルの印象とストーリーに、ギャップが有り過ぎる。良い意味でだけれど。 ある鰻屋さんを舞台にした一人の男に関わる女たちの話。 信じきれなくなった女の話が切ない。 そして、小道具としての鰻の使い方が良い。 あの鰻はこの鰻。 あの人にとってのあの鰻と、この人にとってのこの鰻。 すれ違いが悲しい。 最後まで読んで、思わずもう一回の話に最初に戻ってしまった。

Posted byブクログ

2020/07/18

もうすぐ土用の丑の日だけど、今年はコロナでうなぎやに行けそうにないな…と思っている心の隙間にしのびこんでくる一冊。 前に読んだ「四百三十円の神様」は情けないキャラもなんかリアリティがあった気がしたんだけど、今回はずいぶん登場人物がキャラクタナイズされていて、漫画っぽい。 美食...

もうすぐ土用の丑の日だけど、今年はコロナでうなぎやに行けそうにないな…と思っている心の隙間にしのびこんでくる一冊。 前に読んだ「四百三十円の神様」は情けないキャラもなんかリアリティがあった気がしたんだけど、今回はずいぶん登場人物がキャラクタナイズされていて、漫画っぽい。 美食は人生の幸福な時間だと思ってるんだけど、グルメ小説が流行るにつれ、人生は辛い→旨いものに救われて(旨いものを食べるために)もうちょっとがんばろ!みたいなストーリー展開ばかりの市場ニーズにあわせた本が氾濫してきたのは残念だなぁと思う。

Posted byブクログ

2020/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うなぎと一人の男性を巡る女性たちの物語。 この男がめちゃくちゃ腹が立つのだけれども、物語が続くにつれて、どうしてこんなことになってしまったのかわかるという仕掛けがうまい! 美味しい鰻が食べたい。う巻にうな重、白焼き、時間がかかるし、高いもんなぁ~。 わが家では私しか鰻を食べないし、食べるならきちんとしたお店のものが食べたい。 「きのう何たべた」で紹介されていた上野のうなぎ屋さんに行きたいなぁ。コロナがなければ(T_T)

Posted byブクログ