みんな大好き陰謀論 の商品レビュー
「世界はユダヤ人が裏で操っている」という陰謀論について、それが根も葉もないものだと一蹴する内容の本。少なくとも「世界はそんなに単純な構造ではない」ことが学べる。 歴史的な事実や背景を掘り下げていて、世界史の教科書の行間を埋めるための一冊として読みごたえがある。しかし時に感情的な...
「世界はユダヤ人が裏で操っている」という陰謀論について、それが根も葉もないものだと一蹴する内容の本。少なくとも「世界はそんなに単純な構造ではない」ことが学べる。 歴史的な事実や背景を掘り下げていて、世界史の教科書の行間を埋めるための一冊として読みごたえがある。しかし時に感情的な文章になっている部分は気になる。本書を読んでいると「陰謀論も実際に世界で起きている紛争も全て、ユダヤ人ではなくキリスト教が元凶」と解釈もできてしまう。筆者がそれを狙っているのかは不明だが。 全編に渡って、人間が本来持っているであろう「考え方の違う者を排除したがる」醜い面を読んでいる気分になる。「偏った情報に踊らされない」啓蒙として受け取りつつも、本書に感化されてしまうのもまた防がなければならないという教訓も得た。
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歴史を丹念に読み解く形でのユダヤ陰謀論に反証していく形をとっており、「なぜ陰謀論なのか」=デマなのか、その理由と考え方がよく分かります。 項目によって「○○であるため絶対に違うとは言えないが可能性は低い」といった結論が導き出される点からも、歯切れのいい主張を目的にしてるわけでは...
歴史を丹念に読み解く形でのユダヤ陰謀論に反証していく形をとっており、「なぜ陰謀論なのか」=デマなのか、その理由と考え方がよく分かります。 項目によって「○○であるため絶対に違うとは言えないが可能性は低い」といった結論が導き出される点からも、歯切れのいい主張を目的にしてるわけではなくあくまで事実を論理的に積み上げてるのが分かります。 世界史の復習にもなり良書であると思います。 ユダヤ以外の陰謀論、たとえば人工地震発生装置だとか戦争の裏の目的、のようなネタの反論も知りたいところですが、それらは歴史という切り口だけからは結論を導き出せない(科学、経済、軍事、国際関係などの他分野知識が必要)と考えられるためやむなしでしょう。
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賢い人ほど騙される、ユダヤの陰謀論。 笑い事ではすまされない「陰謀論」の非常識。 英国のEU離脱はロスチャイルドの陰謀、アメリカのFRBはユダヤが握っている、共産主義はユダヤの思想、ソ連はユダヤ人が作った、コミンテルンはユダヤによる世界支配の手段、東欧のユダヤ人はハザール改宗ユダ...
賢い人ほど騙される、ユダヤの陰謀論。 笑い事ではすまされない「陰謀論」の非常識。 英国のEU離脱はロスチャイルドの陰謀、アメリカのFRBはユダヤが握っている、共産主義はユダヤの思想、ソ連はユダヤ人が作った、コミンテルンはユダヤによる世界支配の手段、東欧のユダヤ人はハザール改宗ユダヤ人の末裔!? 「裏の裏」を読むリテラシーを身につけよう。 人は簡単に騙されますね。
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世界に蔓延る様々な陰謀論かと思いきや、ユダヤの過酷な歴史の本だった。 アウシュビィッツだけでなくロシアを始めてする東欧諸国でもポグロムと称する迫害が吹き荒れていたこと。 ユダヤ陰謀説を池上彰やオリラジ中田敦彦らの著名人が採用していることへの安易な追従に警鐘を鳴らしているなど勉強に...
世界に蔓延る様々な陰謀論かと思いきや、ユダヤの過酷な歴史の本だった。 アウシュビィッツだけでなくロシアを始めてする東欧諸国でもポグロムと称する迫害が吹き荒れていたこと。 ユダヤ陰謀説を池上彰やオリラジ中田敦彦らの著名人が採用していることへの安易な追従に警鐘を鳴らしているなど勉強になる部分が多々あった。
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大変勉強になりました。恥ずかしながらユダヤの陰謀に関しては知らないことが多く、東欧諸国での反ユダヤ主義に関しては大変重要な事実でありながら、殆ど知らないことばかりでした。最近では、若い人の間で共産主義について、よく知らないという声を耳にしたこともあります。本書では共産主義の成り立...
大変勉強になりました。恥ずかしながらユダヤの陰謀に関しては知らないことが多く、東欧諸国での反ユダヤ主義に関しては大変重要な事実でありながら、殆ど知らないことばかりでした。最近では、若い人の間で共産主義について、よく知らないという声を耳にしたこともあります。本書では共産主義の成り立ちなどについても紙幅を割いて説明されているので、とても勉強になると思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主に(というか全部)ユダヤに関する陰謀論の話だった。自分は世界史の知識がまだまだ浅いので読んでもあまりピンとこなかった部分も多かったが、「戦場のピアニスト」のようなユダヤに関連する映画なんかはこれからもっと面白く観られるようになった気がする。色々勉強してみた上でまた読み直したい一冊。
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世界はユダヤが裏で操っている!はウソ。 かなりマニアックだが、いろんな事実の積み重ねから、丁寧に説明されていた。 最後のオリラジ中田のウソ動画を、バッサリ切っているのは、痛快だった。 中田さんシンガポールに移住するみたいだけど、気をつけないと。。。
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ユダヤ陰謀論をしかる本。私は個人的にはユダヤの陰謀興味ない人だけど、初期のアメリカが銀行嫌いで、60年以上中央銀行がないことを知って驚きました。
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ユダヤに関する陰謀論に特化した感じ。 確かに陰謀論といえばユダヤっていう時期もあったが、そんなに興味もなかったし、あー、こんな陰謀論もあったのかという感じ。 論証自体は極めて冷静。 表紙が煽る感じだが、ちょっと雰囲気が違うかな。 それほど興味のあるものはなかったな。
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