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世界でいちばん素敵な大和言葉の教室 の商品レビュー

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2023/12/30

 日本語ってやはり綺麗だなと思います。「山笑う」「山化粧する」等と擬人法の中で自然の景観をこんなに簡単に表現できるって素晴らしいですよね。 '233/3 '2311/20

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2023/04/21

『世界でいちばん素敵な』シリーズ、こちらは大和言葉。 季節を感じる花、山、川などの自然、風景、動物などの美しい写真で大和言葉がイメージしやすい。それにまつわるQ&A、俳句や短歌、物語などの紹介。 初蝶やわが三十の袖袂(石田派郷) 初蝶:その年に初めて見る蝶 猫の恋:早春にうるさく...

『世界でいちばん素敵な』シリーズ、こちらは大和言葉。 季節を感じる花、山、川などの自然、風景、動物などの美しい写真で大和言葉がイメージしやすい。それにまつわるQ&A、俳句や短歌、物語などの紹介。 初蝶やわが三十の袖袂(石田派郷) 初蝶:その年に初めて見る蝶 猫の恋:早春にうるさく鳴く猫の様子 草いきれ人死に居ると札の立つ(与謝蕪村) 草いきれ:夏の炎天下、草むらから立ち上るむせ返るような熱気と匂い 風死す:真夏の昼間に風が止むこと 虫時雨:たくさんの秋の虫が鳴きしきる様子 寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔(源氏物語) 行き逢い:季節と季節の変わり目、夏から秋への境目  夏衣もかたへすずしくなりぬなり夜や更けぬらむゆきあひの空(新古今和歌集) おおどか:おっとりしている様子 あとがきの、「三度使えばその言葉はあなたのもの」に線を引きたい。お薦めの歳時記を探してみよう。

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2021/09/12

やまと言葉は、好きです。 柔らかい表現とちょっと上品な感じが自在に使いこなせれば良いなあと、思います。

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2021/05/31

大和言葉、訓読みの言葉で、長く使われている言葉を「大和言葉」と呼んでいる。「努力」よりは「務める」「励む」「力を尽くす」だと柔らかい印象になる。風景とともに紹介される「大和言葉」。俳句の歳時記の感じも。少し俳句も紹介されている。 「遣らずの雨」 客が帰ろうとする時、ちょうど降り...

大和言葉、訓読みの言葉で、長く使われている言葉を「大和言葉」と呼んでいる。「努力」よりは「務める」「励む」「力を尽くす」だと柔らかい印象になる。風景とともに紹介される「大和言葉」。俳句の歳時記の感じも。少し俳句も紹介されている。 「遣らずの雨」 客が帰ろうとする時、ちょうど降りだした雨をよぶ。まだ帰って好しくないと、名残を惜しむような雨。・・なるほど、この言葉は初めて知った。 「徒桜」(あだざくら) はかなく散ってしまう桜の花のこと。「徒花」(あだばな) 咲いても実を結ばずに散る花。「徒花に終わる」と使えば、見た目は良くても成果が伴わずに無駄に終わるという意味になる。 けっこう言葉としては聞いたことはあっても正しい意味を知らないものがあるように思う。 「薄紅葉」紅葉の初めまだ、緑の葉があるころ 「かえり花」そろそろ冬になる、小春日和に誘われるように咲く、桜やツツジ。本来春に咲く花たち。 「行き逢い」動詞「行き逢う」が名詞化したもの。元は人と人が出会う場所だが、季節と季節の変わり目、特に夏から秋への境目を現す。 2020.7.1第1刷 図書館

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