古地図で楽しむ富士山 の商品レビュー
富士山の山開きが話題になっていた。 古地図を眺めながら富士山の歴史をたどる。 「富士山」という現在と同じ表記は、延暦16年(797年)の『続日本紀(しょくにほんぎ)』で見ることができる。 「ふじ」という言い方自体は、さらにさかのぼることができる。 ...
富士山の山開きが話題になっていた。 古地図を眺めながら富士山の歴史をたどる。 「富士山」という現在と同じ表記は、延暦16年(797年)の『続日本紀(しょくにほんぎ)』で見ることができる。 「ふじ」という言い方自体は、さらにさかのぼることができる。 奈良時代の和銅6年(713年)の『常陸国風土記(ひたちのくにふどき)』には「福慈岳」と記されていた。 富士山の信仰、歴史、富士山周辺の集落に住んでいた人など、古地図は過去の記録を現代知ることができるので貴重な資料だな。 登山といえば、登山案内図があると便利だ。すでに明治時代に、登山道を描いた登山案内図が遺っている。 江戸時代には、薬のおまけとして登山案内図を付けていたそうだ。 確か、富士山世界遺産センターが山梨と静岡にあったから、一度見に行きたくなった。
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