仕事本 わたしたちの緊急事態日記 の商品レビュー
ブログをちょっとずつ集めたような本でした ネットを徘徊する人なら、これくらいは本じゃなくても読めそうな気もしました
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ダヴィンチのプラチナ本。現状、まだまだ圧倒的にその渦中にいる訳だけど、今よりもずいぶん手探りで、そして分からないことだらけだったコロナ最初期、様々なジャンルの仕事人から見た日記。半年でずいぶん認識や景色が変わってきたな、と改めて実感。でも作品としては、たまに”おっ!”ってのがある...
ダヴィンチのプラチナ本。現状、まだまだ圧倒的にその渦中にいる訳だけど、今よりもずいぶん手探りで、そして分からないことだらけだったコロナ最初期、様々なジャンルの仕事人から見た日記。半年でずいぶん認識や景色が変わってきたな、と改めて実感。でも作品としては、たまに”おっ!”ってのがあるくらいで、普通の日記が大半。そういう主旨なんだから当たり前なんだけど。
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私は地方に住んでいて、ここまでいろんなことがあった都会は正直よくわからない。人は少なかったけど、ニュースで知る(うわべ)だけだったなと。 案外、悲壮感みたいなものは感じない。 とまどってる様とか、お金の問題がやはり大きいように感じた。あと、人との距離の取り方。 私自身は普通に仕事...
私は地方に住んでいて、ここまでいろんなことがあった都会は正直よくわからない。人は少なかったけど、ニュースで知る(うわべ)だけだったなと。 案外、悲壮感みたいなものは感じない。 とまどってる様とか、お金の問題がやはり大きいように感じた。あと、人との距離の取り方。 私自身は普通に仕事行ってたし、ありがたいことにそんなに影響うけるでもない職種で、「読み物」として読んでしまった部分が大きい。なんというか、うーん、遠い世界に感じる身近な話は、ほんと不思議な感覚の読書だった。 色んな職業の色んな世代の人が4月の日記つけて一冊にまとめたこの本。できれば5月も読みたかったな。どんどん状況かわっていってたから、変遷をみたかった。
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図書館にて。 瀧波ユカリさんのTwitterでみて予約。 いろいろな職業の人たちがあの緊急事態時に何をしていたか、日記をまとめた本。 この本は自分のやり方でいいのか、家に引き込もって悩んでいるたくさんの人たちに勇気を与える本。 この本は買う。 新品を、しっかり出版社にお金が入るよ...
図書館にて。 瀧波ユカリさんのTwitterでみて予約。 いろいろな職業の人たちがあの緊急事態時に何をしていたか、日記をまとめた本。 この本は自分のやり方でいいのか、家に引き込もって悩んでいるたくさんの人たちに勇気を与える本。 この本は買う。 新品を、しっかり出版社にお金が入るように、絶対に買う。 本は必要だということを改めて教えてくれる一冊。
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〇コロナの渦中、その時その場所にいたそれぞれの職業77人が、生々しく苦しさやうれしさ、そして乗り越えていこうとする様子を語る COVID-19こと、新型コロナウイルスの流行は、海外のみならず日本人の生活や経済に大きな影響を今も与え続けている。コロナ禍においては、家族関係や政治、人...
〇コロナの渦中、その時その場所にいたそれぞれの職業77人が、生々しく苦しさやうれしさ、そして乗り越えていこうとする様子を語る COVID-19こと、新型コロナウイルスの流行は、海外のみならず日本人の生活や経済に大きな影響を今も与え続けている。コロナ禍においては、家族関係や政治、人生や将来設計にまで大きく混乱を与え続け、これが何か月後、何年後、いつになったら収まるのか、まったく誰も予想がつかないまま年が暮れていきそうだ。 そしてそれら以外に影響されている、日本人にとっての最たるものと言えば、「仕事」だ。 この本は、77名もの語り手の「仕事」を切り口にして、自らの行動や仕事、私生活の中でのコロナ禍の混乱をひたすら語らせる本である。 共感した言葉を何個か引用しよう。 ・映画館の副支配人の坪井氏は、緊急事態宣言が出た折、ミーティングで支配人に詰め寄ってしまう。そこで得た回答に、 "つまり「3ヶ月」何もしないまま休館することはシネマスコーレの「死」を意味することだった。(p83)" ・東京在住の小説家は、編集者たちとの打ち合わせなどがことごとく中止になったおり、ZOOMでの打ち合わせに参加することになり、 "画面越しとはいえ、Kさんたちと「会えた」のは嬉しかった。(p227)" ・医者の少ない休暇は、 "一日中Netflix漬け。(p360)" 一読して気づいたことがある。それは、きっと77名の語りがあれば、読んだ者は一つくらいは当てはまりそうなことがある、ということだ。 コロナ禍で多くの人と「誰かと会えていた」過去を捨てきれない我々は、会えない状況におかれ不安になった。しかし、その現状を何らかの方法で変えていかなければならないのもこのコロナ禍で得た知見であると思う。 また、ただただ生々しい、生活や仕事における苦しさは誰も代われるものではない。しかし似たような経験で救われることはきっとあるはずだ。五里霧中を歩いていても、この本で得られる一筋の光明はあるだろうし、わたしはあった。 小口の厚さ、3cmの超大作・・・と思いきや、自分のことだと思えばすいすい読めるだろうから、目の前が少し開けてくると思いますよ。
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「何に対しても私と関係ないって思ったら終わりじゃん?」と表示にある。その通りだと思い、この本を手に取った。 「コロナの時代の僕ら」を読んだ時も思ったが、この手の本を読むと、記録って大事だとつくづく思う。 この本の素晴らしいのは、これだけ色んな職種の人の日常が、どう変わったかを記録...
「何に対しても私と関係ないって思ったら終わりじゃん?」と表示にある。その通りだと思い、この本を手に取った。 「コロナの時代の僕ら」を読んだ時も思ったが、この手の本を読むと、記録って大事だとつくづく思う。 この本の素晴らしいのは、これだけ色んな職種の人の日常が、どう変わったかを記録してもらう大切さに気付いた事。緊急事態宣言が解除される前に、記録は終わっているので、その後どうなったかが気にはなったが… 私たちの当たり前に過ごしてきた日常は、平和なうえで成り立っていたという事を改めて痛感した。
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コロナ禍の緊急事態宣言で変わるいろんな仕事が日記で綴られる。 葬儀社スタッフと内科医、歯科医の日記に一番哀れを感じる。 印象に残った文章 ⒈ ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり ごめんなさいの数だけうつくしくなり さようならの数だけ愛を知る。 ⒉ 敵はコロナであって、目の前に...
コロナ禍の緊急事態宣言で変わるいろんな仕事が日記で綴られる。 葬儀社スタッフと内科医、歯科医の日記に一番哀れを感じる。 印象に残った文章 ⒈ ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり ごめんなさいの数だけうつくしくなり さようならの数だけ愛を知る。 ⒉ 敵はコロナであって、目の前にいる夫や妻ではない。 ⒊ 歯科医院は医療機関ではなかったらしい。
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全く同じ日を色んな人が生きているんだ、ということを考えた。 期間の中に自分の誕生日も入っていて、今年の誕生日の過ごし方は覚えていたので、自分と比較もできて、面白かった。
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『仕事本』 付箋部分を抜粋します ・小さな経済を親愛なる人たちで回していけることに、ささやかな希望と幸せを感じる(p23) ・きっと「コロナ後」は働き方や人生観が変わる人がたくさんいるんじゃないかな(p24) ・「地味なことは打たれ強い」(p25) ・政治への怒り、...
『仕事本』 付箋部分を抜粋します ・小さな経済を親愛なる人たちで回していけることに、ささやかな希望と幸せを感じる(p23) ・きっと「コロナ後」は働き方や人生観が変わる人がたくさんいるんじゃないかな(p24) ・「地味なことは打たれ強い」(p25) ・政治への怒り、誰かを心配すること、見知らぬ人に不要な攻撃心を持たずにいること、日々をたのしくすごすこと すべてをきちんと分別しながらどれも大切にできるように生きたいけど、ちょっと放っておくとすぐに混ざって ぐちゃぐちゃになってしまう(p31) ・テレビをつけても、バラエティ番組はどれも再放送ばかりだ。そのうえ、自分の今日も昨日の再放送だなんて 悲し過ぎる(p63) ・自宅で難なく仕事できた人、通勤時間をズラして効率が上がった人、いままでの習慣にならってきただけの 思考停止かしこまりお仕事ルールが幸か不幸か一旦くずされたわけだから、より良いやり方だけが今後も柔軟に 採用されていくといいよね。せっかくだし(p74) ・やはり生の声が聞きたい。人と会うは大事なことだったんだ、と気づく(p76) ・しかし本当のプロならば、1日中練習していられるこの期間にこそ、誰よりも努力し、より高みを目指して自分の技に 磨きをかけるものだ(p158) ・こうして一人で海を歩くことを愛してきたはずだし、今日も楽しんではいるのだが、どこか以前とは違う寂寥感がある。 その正体が何なのか、今はまだ判然としない(p194) ・あたりまえと思っていることのほとんどが、誰かのおかげで成り立っていることをふだんからもっと意識しなくてはと 反省する(p228) ・なんだかそう簡単に「来年は」なんて言葉を口にできなくなる。来年のことよりも、今この瞬間をどれだけ真剣に、大切に 楽しく過ごすか。そのほうが彼らには重要だし、きっとそれは自分の余命を知らないだけで、僕だって同じことなのだと思う(p240) ・身内は必至で守るのに、一歩離れた他者の生活や生命や財産に対しては、どこか冷酷になる。社会を守ることが自分を守ることに なるという感覚の欠如。空気は守るのに人は守らない(p243) ・小さなネタを、小さく売って、目に見える範囲でお金を回していきたい。で、そんなスモール循環世界を、自分の周りに百個ほど 構築して、したたかに生き抜いてみたい(p251) ・ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり、ごめんなさいの数だけうつくしくなり、さようならの数だけ愛を知る(p268) ・大事なのは体力。何せよ体力なくして闘えない(p291) ・星は巡る。冬は、日食はいつか終わる。空の星に想いを巡らせることができるぼくたち占星術家は幸いなのだ(p442)
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図書館より拝借。読めるとこまで読もう、の厚さ。温又柔氏の日記内でウティット・ヘーマムーン氏の文章のことにふれていたので、早速「文藝夏号」を図書館予約する。だいたいそんな感じで、わたしの興味はかろうじてつながってゆくのです。
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