歌がにがてな人魚 の商品レビュー
むかし、とおい、南の海にあった人魚の国の学校、人魚の国で一番有名な「ブルー、ロック、スクール」に、シンシアという赤毛の人魚がいた。 シンシアは、何でも授業を上手くこなせるが、人魚にとって大切な歌は苦手。他の人魚たちは、岩の上で、金色の髪をとかしながら、きれいなこえで歌う事ができる...
むかし、とおい、南の海にあった人魚の国の学校、人魚の国で一番有名な「ブルー、ロック、スクール」に、シンシアという赤毛の人魚がいた。 シンシアは、何でも授業を上手くこなせるが、人魚にとって大切な歌は苦手。他の人魚たちは、岩の上で、金色の髪をとかしながら、きれいなこえで歌う事ができるのに、シンシアの歌ときたら、フクロウのふかいなきごえ、巨大なウシガエルのなき声のようでした。 シンシアは合唱の時は歌わず、先生の個人レッスンを受けています。それでも、シンシアは歌が上手くなりません。 ある日、歌が大好きなシンシアは、我慢しきれなくなって、歌を歌います。それが、船に乗った人間にも、歌を歌う人魚にとっても、幸いをもたらすことに。 髪をとかしながら、歌う人魚たちの絵がかわいい。
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雑誌「こどもとしょかん」の新刊で知って、図書館で借りて読んだ。 むかし、とおい南の海のそこに、人魚の国がありました。 人魚の国には、学校がありました。 一ばんゆうめいな学校〈ブルー・ロック・スクール〉に、シンシアという人魚がいました。 シンシアは、赤いかみをしていて、歌がにがてでした。 ゆるっとした絵がかわいくて、イエローとブルーがきれいな本です。 人魚って、金色の長い髪をしていて、「いわの上にすわり、くしでかみをとかしながら歌をうたう」のが、なによりだいじなんですね。 それって西洋の常識なのか?と考えてしまうのが、大人の東洋人のかなしさ。 歌の先生が、シンシアの低い声を活かそうとしているところが良かったです。 それから、人間も人魚も、お互いにお互いがいるはずがないと思い込んでいるのがおもしろい。 決めつけってよくないよね、とか。 訳者あとがきの「おとなに本をすすめよう!」にはこの作品のことは書いてありませんが、なるほどと思いました。 私も「いまの子どもは…」って言っちゃってます。苦笑
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著者名を何回見直してもルイス・スロボドキンだった。 こんな破壊力抜群のお話も書いてはったんですねえ。 ジャイアンがもし人魚だったら。 泳ぐことも、踊ることも、海藻を編むことも、とっても上手な人魚の女の子シンシア。 でも、一番たいせつな「くしでかみをとかしながら歌うこと」(なんて可愛らしい授業!)が、苦手だったんです。 そして、歌いたくてしょうがなかったのです。 なんとか、シンシアの歌をみんなのコーラスに活かそうと努力する先生。 そして、シンシアに思う存分歌わせることを思いついた先生。 みんなが幸せで良かったー!
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苦手なことも、素敵なことになる。歌が苦手なシンシアは、先生と練習するけれど上手にならない。やればできるってお話じゃなくて、苦手なことも悪いことじゃなくて、役立つこともあるって感じのお話なのかな。人魚の絵がとってもきれい。
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