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あんの青春 ~春を待つころ~ の商品レビュー

3.6

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2021/11/09

10月-20。3.5点。 お勝手のあん、第2弾。 おやすは相変わらず料理に対する熱がすごく、いろいろ吸収していく。近隣に、女性が脚を出して料理する怪しげな店が出来て、大評判に。。。 面白い。何気ない日常と、いろんな人との出会い、別れ。 次作も期待。

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2021/09/14

あんのシリーズ第二弾 ちょっとずつ成長して料理人になっていくあん そして周りの様子も少しずつ変わっていく まだ世に出るには早いのかな

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2021/05/24

15歳になったヤス。百足屋の娘お小夜とは親友だ。お小夜がヤスにつけた名前は「あん」 それぞれの夢を持ちながら、成長し悩む。 そこに登場するのが、河鍋暁斎らしい絵師。 篤姫と思われるおあつという武家の娘。 次々とそれぞれの命を燃やす運命との交錯。 特に女料理人を目指すあんこ...

15歳になったヤス。百足屋の娘お小夜とは親友だ。お小夜がヤスにつけた名前は「あん」 それぞれの夢を持ちながら、成長し悩む。 そこに登場するのが、河鍋暁斎らしい絵師。 篤姫と思われるおあつという武家の娘。 次々とそれぞれの命を燃やす運命との交錯。 特に女料理人を目指すあんこと、おやすの成長を細やかに描き、料理の詳しいレシピも描かれ。 二重三重に面白い!

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2021/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お勝手のあんシリーズ2作。 あんは旅籠紅屋で、料理人政さんの弟子として働く。もうすぐ見習いが終わり、お給金をもらえる女中にもなれる。日々の中で、 おあつさん…薩摩から江戸に嫁入りするために、身分の高い武家に養女に入っている。 お小夜さん…前作からの友達。大きな旅籠百足屋の娘。もうすぐ嫁入りする。西洋医学に興味がある。 おみねさん…女料理人。素足を見せながら料理する様子が評判を呼び、人気の店になる。 いろんな人との出会いや別れの予感があった。あんは元々父親に売られ、帰る場所がないけど、それは自分の責任で自由にいきられることでもある。まだ若くて、これからが楽しみ。

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2021/03/16

 柴田よしき 著「あんの青春 春を待つころ」、お勝手のあんシリーズ№2、2020.6発行。品川宿の旅籠「紅屋」で仕事をするまもなく16歳のやす(安)、愛称あんの成長の物語。あんは鼻がよく効くので、それを料理に生かすよう政一が配慮してくれている。お姫さまやお嬢様、お客、一緒に働く仲...

 柴田よしき 著「あんの青春 春を待つころ」、お勝手のあんシリーズ№2、2020.6発行。品川宿の旅籠「紅屋」で仕事をするまもなく16歳のやす(安)、愛称あんの成長の物語。あんは鼻がよく効くので、それを料理に生かすよう政一が配慮してくれている。お姫さまやお嬢様、お客、一緒に働く仲間、料理人のライバルなど、あんの出会う人々とのふれあい、心に残るふれあい、そして別れ・・・。じっくりと読ませてくれます。

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2021/03/13

おやすが成長していく様子や、おやすを取り巻く環境、登場人物達とのやりとりなど本当に面白い! この第2弾では、新しい出会いが凄く面白くて、その新しく出会った登場人物が、何らかの形で繋がっているのがまた面白かった。

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2021/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第二弾。 仲良くなったお小夜さま、団子屋で知り合ったおあつさま。 それぞれお嫁入りが決まり、別れの日が近づくにつれ寂しさを感じる一方、自分とは全く違う世界、生き方を知った、おやす。 店の造り、商売の仕方の何もかもが斬新な話題の料理屋「むら咲」で、女料理人のおみねの包丁さばきと料理の腕に、おやすは思わず見惚れてしまう。 その後偶然出会ったおみねとの会話から、その全てに筋の通った理由があることを知る。 おみねはとても強く、賢く、美しい人だと思う。 そのおみねに挑まれた、料理人としての勝負の行方も気になる。 弟のように可愛がっていた勘平も、この先どうなるのか。 出会い、別れによって、少しずつ成長していくおやすの今後が楽しみだ。

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2021/02/10

シリーズ第2弾。 1作目ほど「赤毛のアン」を思い起こす場面はなかった。 おやす、お小夜、おあつ、おみね、おちよ、菊野。 それぞれの女性がみなイキイキして魅力的。 次作が楽しみ。 [図書館·初読·2月10日読了]

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2021/01/07

時代小説版『赤毛のアン』こと<お勝手のあん>シリーズ第二作。 品川宿の宿屋<紅屋>で台所付き女中見習いとして働いているおやすは、料理人の政一に鍛えられどんどん料理の腕を上げ、作業の殆どを任されるようになっている。 それだけでなく、客が少ない日には夕食の膳の仕切りを任されるという...

時代小説版『赤毛のアン』こと<お勝手のあん>シリーズ第二作。 品川宿の宿屋<紅屋>で台所付き女中見習いとして働いているおやすは、料理人の政一に鍛えられどんどん料理の腕を上げ、作業の殆どを任されるようになっている。 それだけでなく、客が少ない日には夕食の膳の仕切りを任されるという大役まで。 まだまだ失敗もあるものの料理人としてどんどん成長しているおやすと、そんなおやすに自分の出来ることをすべて教え込もうとするかのように鍛えている政一。 嬉しいけれど、こんなに急激に様々なことを教えている政一が何を考えているのか、ちょっと不安。まさか台所をおやすに任せてどこかへいなくなったりしないよね…。 前作で友達になった大旅籠<百足屋>のお嬢様・小夜は相変わらず蘭方医の勉強に邁進中。しかし親はそれなりの大店へ嫁がせたいと考えているようで、小夜と父親とは常にギスギスしている。 そして<紅屋>には大旦那の親戚筋のちよが奥女中としてやってくる。彼女は田舎の旅籠の一人娘で、いずれ婿養子を取って旅籠を継ぐことが決まっている。その修業として<紅屋>で働くことになったのだった。 さらには随分高貴な身分らしいおあつ様というお姫様と知り合う。彼女は薩摩からやんごとなき家へ嫁ぐためにやって来たらしい。…?もしかしてあの○姫? おやすは小夜に自分の道を自由に生きられることを羨ましがられ、自分の代わりに立派な女料理人になることを期待される。 ちよもまた自分が生まれながらにして旅籠を継ぐことが決まっていることに苦しい思いをしているようだ。 しかしおやすから見れば、道が決められているということは不自由でもある代わりに生活が保証されていることでもあり安心感もある。おやすの道は自由ではあるが、自分の腕一つで生きていかねばならないという不安がつきまとう。 どちらが幸せなのか、充実しているのかは誰にも分からない。 一方でおあつ様はちよや小夜とは比べようもないほど過酷な運命にあることを知る。逃げることなど到底敵わない人生、それでもそこと向き合って生きていくおあつ様。 <紅屋>でおやすと同じく料理人修業をしながらも、料理の才より算盤の才がある勘平がある大変な決断をする。その後押しをしたのはちよ? そして全く新しいスタイルで客を呼び込む料理屋<むら咲>の女料理人・おみね。 色物扱いされながらも料理の腕は確かで、料理番付にも載るほど。その清々しいほど堂々とした姿におやすは衝撃をうけるのだが、おみねから何故か奇妙な宿題を出される。香りの謎解きを嗅覚が人一倍良いおやすは解けるのか? 別れと出会いの季節といった感の第二作。 新たな道へと踏み出す者、新たな道のために頑張っている者、そしておやすの刺激になりそうな女料理人のおみね。 年季明け後の物語になりそうな次の作品ではどんな展開が待っているのか。

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2021/01/04

202012/やすは勿論、小夜、おあつ、おみね、出てくる女性陣がみなそれぞれ違っていて悩んだり傷ついたりしながら前へ進んでいくたくましさがあって良い。

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