遺品博物館 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
8篇の連作短編集。アンソロジーで読んで面白かったので借りてみた。1篇が短くて、気楽に読めた。面白かったけど、読んだ先から忘れるやつだな。遺品博物館かー。私だったら何を持っていかれるかな。その人の物語を、というのは共感できる。結局物語が面白いからな。
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遺品博物館の学芸員を名乗る吉田氏が、依頼人の生前と死後の思いを解き明かす連作ミステリー。 遺品の収集と言う事で少々暗い面はあるが、吉田氏の説得力ある話しぶりに引き込まれる。軽くてすぐに読める。
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太田忠司さんの作品は初めて読んだ、もしかしたら読んだことあるけど記憶にない。 別の作品も読んでみよう。
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「川の様子を見に行く」「ふたりの秘密のために」「燃やしても過去は消えない」 「不器用なダンスを踊ろう」「何かを集めずにはいられない」「空に金魚を泳がせる」 「時を戻す魔法」「大切なものは人それぞれ」 8話収録の連作短編集。 遺品博物館の学芸員で『吉田・T・吉夫』と名乗る人物が其...
「川の様子を見に行く」「ふたりの秘密のために」「燃やしても過去は消えない」 「不器用なダンスを踊ろう」「何かを集めずにはいられない」「空に金魚を泳がせる」 「時を戻す魔法」「大切なものは人それぞれ」 8話収録の連作短編集。 遺品博物館の学芸員で『吉田・T・吉夫』と名乗る人物が其々の家庭に遺品蒐集に現れ死者の背景を炙り出すミステリー。 悲しい物語をイメージしていたがどの短編にも生者の毒が散りばめられていてピリリとした雰囲気。 会話中心の文章は読みやすく吉田と遺族のやり取りが脳内映像に浮かぶ。 新鮮なミステリーを堪能した。
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初めての作家さん。 遺品収集の学芸員が主人公のミステリー。 故人とかその周りの人に関する謎解きミステリーって感じだった。 あんまりいい感想思いつかなくてすみません。 久々ミステリー楽しみました。 最初は真面目に読んだけど途中で飽きて流し読みだった。すみません。
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遺品博物館の学芸員、吉田・T・吉夫。 亡くなった人の真実を明かしていくのは探偵っぽいけど、飽くまでも目的は遺品の収集。真相がわかっても全体的に結末は暗め。各章、最初の1行が独特でなかなかな掴み。 博物館に収めた遺品を見に来る人がいるのかは謎。そして吉田の名前のTについても、最後に...
遺品博物館の学芸員、吉田・T・吉夫。 亡くなった人の真実を明かしていくのは探偵っぽいけど、飽くまでも目的は遺品の収集。真相がわかっても全体的に結末は暗め。各章、最初の1行が独特でなかなかな掴み。 博物館に収めた遺品を見に来る人がいるのかは謎。そして吉田の名前のTについても、最後に種明かしがあるのかと期待したけど謎のままだった。
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前回太田さんの作品を読んで、面白かったので別の作品も読んでみました! 遺品博物館とはまた変わった作品と思いながらも、他の行く読み進みましたよ。 亡くなった方の物語がある品物、高価でなくとも物語ってありますよね。ドキドキする場面や感動する場面もあり楽しく読めました。 また別の作品...
前回太田さんの作品を読んで、面白かったので別の作品も読んでみました! 遺品博物館とはまた変わった作品と思いながらも、他の行く読み進みましたよ。 亡くなった方の物語がある品物、高価でなくとも物語ってありますよね。ドキドキする場面や感動する場面もあり楽しく読めました。 また別の作品にもチャレンジしようと思います。 癖が無くて読みやすい作品なので、ぜひどなたでもチャレンジできる作品だとおもいます
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ミステリー 短編集 遺品博物館の学芸員を名乗る吉田なる人物が、故人と遺品に纏わる物語を探偵さながらによみ解き、 隠された犯罪は白日の元に晒し、ときには遺族の大切な想い出を紡ぐ物語 遺品、遺産を前にした人間模様を、ブラックユーモア調で描いた作品
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亡くなった人の秘密を探っていく感じがして、覗き見をしているような背徳感があった。一つ一つの話がよくまとまっていてとても楽しく読めた。
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暗めの話やラストがまだ含みのある話だったり、少しスッキリしない感じがありました。 遺品にまつわることに対してはエピソードが細かく出てきて分かりやすいですが、遺された人達は色々解決しきっていないように感じました。 遺品博物館の学芸員の存在が謎めいていて、次作に続いてほしいです。
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