ほら吹き男爵の冒険 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミュンヒハウゼン男爵の冒険譚は荒唐無稽で法螺話であるのは明らかであるのだが、軽快な語り口とその振り切った内容から、挿絵の巧妙さも相待って非常に楽しく読むことができた。中でも切断された馬の話は大刺さりで、バドレックスはこの馬に乗るべきだと思った。
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時々こういう本あるよね。主役は誰なんだ、誰名義にすればしっくり来るのかという。挿絵たっぷりで、まず文章のみのページがなく、有名なドレさんの描いた絵なんですけど。内容は壮大なほら話で、あきらかに嘘なんだけど、別に誰を傷つけてる訳でもなく、つまらない催しなどが溢れていたであろう、当時...
時々こういう本あるよね。主役は誰なんだ、誰名義にすればしっくり来るのかという。挿絵たっぷりで、まず文章のみのページがなく、有名なドレさんの描いた絵なんですけど。内容は壮大なほら話で、あきらかに嘘なんだけど、別に誰を傷つけてる訳でもなく、つまらない催しなどが溢れていたであろう、当時の社交的な催し物などで語られる、よもやま話的な。陽気で愉快な書き方で読んでて気持ちいいが、短い。自分は短いの苦手なんだけど、そうでない人には非常に楽しい本かと。
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小学生で読んで以来。挿絵も同じものの記憶。当時は面白かったが、今となっては。民話、言い伝えを小説化したようなもの。衣装、乗り物は当時のまま味わえる。2021.5.20
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本には読みごろというものがあって、自分の今の状況では、ホラ話を大らかに読むことができないための評価である。子どもの頃に読んだ、あの話、この話し、全体はこんな話だったのかと感心したところなど、部分、部分としては面白い話も多い。 また、ドレの挿絵はお勧めです。
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