社会的弱者への診療と支援 の商品レビュー
その人たちを集団としたみた時に、その集団特有のリスクやアプローチがあるのだなと改めて気づかされました。
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社会的弱者への診療支援の実践的な書である。格差先進国である米国であるからこそ出された書籍である。我が国では類書が少ないので参考になる。実践的なだけでなく、基本的な考え方も書かれているので1章あたりの分量は多い。原著では45章あり、和訳はその28章なので、原著は相当のボリュームと思...
社会的弱者への診療支援の実践的な書である。格差先進国である米国であるからこそ出された書籍である。我が国では類書が少ないので参考になる。実践的なだけでなく、基本的な考え方も書かれているので1章あたりの分量は多い。原著では45章あり、和訳はその28章なので、原著は相当のボリュームと思われる。日本と米国では医療制度や文化や社会状況も違うので、理解がしにくかったり、そのまま応用しにくい部分もある。また翻訳本の特徴であるが、今ひとつ読みにくい日本語もあるが。ただ章末にはkey concepts、core competencyとしてまとめてあるので、理解のまとめになる。繰り返しになるが、類書がない中で翻訳、出版された京都民医連あすかい病院の医師たち、学生諸君に敬意を示したいと思う。
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