みずをくむプリンセス の商品レビュー
世界では、10億人が近くに水のない暮らしをしていて、毎日遠くまで水汲みに通うために、学校に行けなかったり、綺麗でない水のために病気になっているそうです。 海に囲まれ、水道の蛇口をひねれば水を得られる日本にいると、簡単に想像できない暮らしです。 その情報だけだと、何となく悲壮なイ...
世界では、10億人が近くに水のない暮らしをしていて、毎日遠くまで水汲みに通うために、学校に行けなかったり、綺麗でない水のために病気になっているそうです。 海に囲まれ、水道の蛇口をひねれば水を得られる日本にいると、簡単に想像できない暮らしです。 その情報だけだと、何となく悲壮なイメージですが、本書のジージーは、幸せそう。 あとがきの写真の女の子も、みんなと水汲みに歩くのが楽しいという。 難しいですが、このような環境で暮らす人も世界にいることを知り、その人たちの生活の傍に安全な水が届くには?と、創造してみることから始めるきっかけになる1冊だと思います。 絵も綺麗です。
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こどもに、今の幸せは当たり前ではないということ、いかに自分が恵まれているかが、分かりやすく伝えられる絵本だと思う。
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プリンセス ジージーは朝早くから川へ水を汲みにいきます そうしないと水がないから 蛇口をひねれば安全な水が出てくることは当たり前だと思ってませんか? 世界のいろんな暮らしを知ることができる1冊 読み聞かせ時間は7分ちょっとです
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9歳0ヶ月の娘 6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ 水を飲むということが こんなに大変なんて。 水があるのが当たり前の生活をしていると ついつい忘れてしまうけど。 水の大切さを感じます プリンセスジージーの夢見る 王国が広がりますように 井戸の技術を広げる支援の輪 ほんと素晴...
9歳0ヶ月の娘 6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ 水を飲むということが こんなに大変なんて。 水があるのが当たり前の生活をしていると ついつい忘れてしまうけど。 水の大切さを感じます プリンセスジージーの夢見る 王国が広がりますように 井戸の技術を広げる支援の輪 ほんと素晴らしい。
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日本って本当水に恵まれているんだなと思った。 ほぼ丸一日かけて水を汲みにいく。 汲んだからといってすぐに水が飲める訳でもない。 暑い中水も飲まずに歩いて水を汲みに行く。 日本に住んでいるといつでも水道の蛇口をひねればすぐに飲める水が出てくる。 それが幸せなんだってことに気付かされ...
日本って本当水に恵まれているんだなと思った。 ほぼ丸一日かけて水を汲みにいく。 汲んだからといってすぐに水が飲める訳でもない。 暑い中水も飲まずに歩いて水を汲みに行く。 日本に住んでいるといつでも水道の蛇口をひねればすぐに飲める水が出てくる。 それが幸せなんだってことに気付かされる。 …今能登でまだ水道が復旧していないところが1日でも1分でも1秒でも早く水が使えるようになりますように。 万博や裏金じゃなくて、今この時困っている人に正しく税金が使われますように。 そういう使われ方なら文句言わないよ。 これから暑くなる前に、早く。
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アフリカでは生活に必要なきれいな水を、わざわざ何キロも離れた井戸や川まで、毎朝くみに行かなくてはならない人たちが大勢いる。そんな日常を、一人の女の子の1日の生活を通して伝える絵本。あとがきには、西アフリカのプルキナファソの実際の写真が載っている。水の大切さを改めて子供たちと考える...
アフリカでは生活に必要なきれいな水を、わざわざ何キロも離れた井戸や川まで、毎朝くみに行かなくてはならない人たちが大勢いる。そんな日常を、一人の女の子の1日の生活を通して伝える絵本。あとがきには、西アフリカのプルキナファソの実際の写真が載っている。水の大切さを改めて子供たちと考えるのにお薦めの1冊。
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プリンセスと言っても、本当のプリンセスではない。 プリンセスのジージー、家庭でそう呼ばれている女の子のお話。 アフリカで普通に愛されて普通に暮らしている、女の子。 だけど、ここでは水を手に入れるのがとても難しい。 朝早くに起きて、頭に壺を載せ、遠い遠いところまで、お母さんと水を...
プリンセスと言っても、本当のプリンセスではない。 プリンセスのジージー、家庭でそう呼ばれている女の子のお話。 アフリカで普通に愛されて普通に暮らしている、女の子。 だけど、ここでは水を手に入れるのがとても難しい。 朝早くに起きて、頭に壺を載せ、遠い遠いところまで、お母さんと水を汲みに行く。 道中歌ったり、踊ったり、着いた先では順番待ちの間お友達と遊んだり、楽しい時間を過ごす。 やっと手に入れた水も決してきれいな水ではない。 一日かけて水を汲んできて、家事をして、寝て、そして翌日また水を汲みに行く。 決して不幸に暮らしているわけではないけれど、水をくむだけで終わる一日。 学校どころではない。 きびしい現実。 5歳、8歳娘に読み聞かせ。 5歳にはその厳しさが伝わらなかったようだけれど、8歳には何か感じるものがあった様子。
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当たり前に水が飲めることって、幸せなことなんだと実感。世界の国々を知るきっかけになる絵本。 〇小学校低学年~
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読み終わった後、お風呂のシャワーから出るお湯を見て娘が「このお水はどこからくるの?」と言っていたので、子ども心に感じるものがあった様子。4歳。
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今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その2 「みずをくむプリンセス」 今年の一年生はとてもしっかりしています。 そうして勉強したがり、人を助けたがり、真剣に頑張っている人をまっすぐ応援します。 かつ、視野も広く、すでに世界までわかっている……。 自分とは違う暮らしをし...
今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その2 「みずをくむプリンセス」 今年の一年生はとてもしっかりしています。 そうして勉強したがり、人を助けたがり、真剣に頑張っている人をまっすぐ応援します。 かつ、視野も広く、すでに世界までわかっている……。 自分とは違う暮らしをしている人がいるということがわかっているのですが、30年前、それがわかるのは六年生になった頃だったのに……。 なので読んでやれる範囲は格段に広がりました。 これはアフリカで、每日遠くの水場まで、飲水を汲みに行かなければならない子どもたちのことを描いた絵本ですが、今の子たちはこういう話を真剣に聞き、次に自分はなにができるのか、まで考え始めるのです。 2022/05/24 更新
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