100文字SF の商品レビュー
こりゃあ確かにツイッター向きの表現だ。 わずか100文字、まとめられた紙の本だとすらすらと読めてしまい、文字以上の想像が難しい。や、手を止めて目を閉じりゃいいのかもしれないけれど。
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個人的に日本の作家で最も信頼している書き手、北野勇作の新作。平易な単語の隙間から見える、どこか抜けていてかつ不穏な空気は『かめくん』の頃から変わらず健在。どうやら本作結構売れているようで、いちファンとしてはやっと世間にこの才能が伝わってくれたか、と嬉しく思う。
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2020年95冊目。流行ってるなあこういうの、くらいに何気なく手にとってみたらすごかった。p59がよかった〜と思ったけど、100文字しかないから記録しとこ。「自分よりも自分が書いた小説のほうが賢いらしい、ということに気がついて、わからないことや困ったことをすべて小説にすれば、自分...
2020年95冊目。流行ってるなあこういうの、くらいに何気なく手にとってみたらすごかった。p59がよかった〜と思ったけど、100文字しかないから記録しとこ。「自分よりも自分が書いた小説のほうが賢いらしい、ということに気がついて、わからないことや困ったことをすべて小説にすれば、自分で考えるより賢い答えが得られるのでは、と思いついたのは、自分なのか小説なのか。」20200615
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すべて100文字で書かれたSF作品をこれだけ(しかももとのツイッターはこの十倍の量でさらに継続中!とか)そろえるのはすごい才能。SF定型詩集やや不条理とでもいうべきか。ま、個人的には詩集はちょっと苦手なんですけどね(^^;)
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100文字でSFの世界が広がっていて楽しかったです。 Twitterでも読んでいますが、まとまって紙の本になると何度でも読めて良いです。 可愛いものちょっとゾクッとするもの哀愁漂うものと色々……現在も続いている100文字SFなのでまたまとまって本になってくれるといいなぁ。
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100文字(100枡)に収める作業は、短歌とか俳句とかに似ているのかもしれない。「SF」で縛ることで普通のショートショートより難しくなっていそう。ただこんなにたくさんあるとちょっと食傷気味になる。お気に入りは、p.15「あの金属の塔、~」、p.19「嵐の翌朝、~」、p.34「不法...
100文字(100枡)に収める作業は、短歌とか俳句とかに似ているのかもしれない。「SF」で縛ることで普通のショートショートより難しくなっていそう。ただこんなにたくさんあるとちょっと食傷気味になる。お気に入りは、p.15「あの金属の塔、~」、p.19「嵐の翌朝、~」、p.34「不法投棄され~」、p.66「毎晩時刻たがえず~」、p.149「自動車の自動運転が~」、p.160「亀の動きで~」。
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twitterの様に限られた文字数で満足のいく表現をするのは極めて困難なのに、SF的な内容で纏め上げるのはかなりの高等技術が必要。俳句・短歌では無理だし、これが約2,000の作品からの抜粋であることも驚き。重複するアイディアもあるかもしれないが、それらを書ききることにもある意味凄...
twitterの様に限られた文字数で満足のいく表現をするのは極めて困難なのに、SF的な内容で纏め上げるのはかなりの高等技術が必要。俳句・短歌では無理だし、これが約2,000の作品からの抜粋であることも驚き。重複するアイディアもあるかもしれないが、それらを書ききることにもある意味凄さを感じる。短編のネタ帳とすれば、かなりのアイディアをお持ちなので、その方面での執筆もお願いしたい。もしかしたら、結果的に他の作家さんにもアイディアを提供してしまったことになったかもしれないが、それはそれで業界にある意味での影響を与えた考え方・作品になったと信じたい。
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前半はSFというよりはホラーっぽい。『一行怪談』みあるけど、100文字あるとなんか拡張性がある気がしてくるから不思議。 帯には"ごくごくとあっという間に飲めるSFの原液"とあるけど、そういう読み方じゃアイディア帳とか見るのが好きな人、または著者のファン以外はつ...
前半はSFというよりはホラーっぽい。『一行怪談』みあるけど、100文字あるとなんか拡張性がある気がしてくるから不思議。 帯には"ごくごくとあっという間に飲めるSFの原液"とあるけど、そういう読み方じゃアイディア帳とか見るのが好きな人、または著者のファン以外はつまらないんじゃないかな。
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