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腸内細菌の逆襲 の商品レビュー

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2023/07/25
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 消化能力が弱かったり(老化、高年齢を含む)、食べ過ぎたりすると、小腸に過剰な栄養分が入り、吸収されない糖は 小腸内をただよい、糖をエサとする腸内細菌が小腸で異常に増える。それにより、腹部の張り、ガス、下痢や便秘を招く。SIBO(シーボ)、小腸内細菌増殖症が発症。1700万人の日本人が原因不明のお腹の不調に。検査は内視鏡で粘膜変化を捉えるかラクツロース呼気検査。予防・改善は、低FODMAP食、青魚、オリーブオイル、鮭、紅茶などを。アルコール、カフェイン、加工食品をやめる。規則正しい生活を。

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2023/03/24

低FODMAP食 小麦、豆類、牛乳などの乳製品に含まれる二糖のラクトース、腸から吸収しづらい果糖、人工甘味料含むポリオールなどの糖質を避ける食事。 ・食前の歯磨きがお腹のガスを減らす。 お腹の中でガスを作り出す細菌を口から入れないことも大切。それには、食前の歯磨きが有効。 口の...

低FODMAP食 小麦、豆類、牛乳などの乳製品に含まれる二糖のラクトース、腸から吸収しづらい果糖、人工甘味料含むポリオールなどの糖質を避ける食事。 ・食前の歯磨きがお腹のガスを減らす。 お腹の中でガスを作り出す細菌を口から入れないことも大切。それには、食前の歯磨きが有効。 口の中や歯と歯の間には、ガスを作り出すタイプの菌が存在しているので、食前にも歯磨きやうがいをして、菌を飲み込まないようにすると、ガスを減らすことができる。 小腸の中で、細菌が増殖すれば、人間が糖(グルコース)を吸収する前に、細菌が腸の中で糖を食べて、消費するための糖の吸収が抑えられ、血糖の上昇が緩やかになる。 腸内細菌は、飽食の時代に、血糖値が上がって、人間が糖尿病にならないで済むように代償してくれていた。 しかし、やがて力が尽き果て、細菌が代償する以上に栄養分が過剰となり、病的なまでの形相となったのがSIBOという病気。

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2022/11/27

最近、低FODMAPについて知り、もっと著者の本を読んでみたくて図書館から借りてみた。以前読んだ本より専門的でちょっと難しかったけど、より詳しかった。実践できるかは自信はないけど…自分にあてはまることもいくつかあって勉強になった。

Posted byブクログ

2021/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同著の『腸のトリセツ』は一般向け、本書はより専門的な印象。両方とも、おなかの不調の原因と対策を探るための助けとなる本だ。読んで小腸について知らないことが多いことに気づいた。 正常な小腸は大腸より細菌が少なく、ガスが見られないが、腸内細菌が小腸で過剰に増えて様々な不調が起こる。それがSIBO(小腸内細菌増殖症)であり、症状は過敏性腸症候群と似ている。患者がおなかの不調を訴えることも、医師の聴く姿勢つまりストレスが原因と決めつけないことも両方重要だと思った。

Posted byブクログ

2020/09/12

過敏性腸症候群=下痢、腸活=健康といった、短絡的な思い込みをしてしまっていたなあと反省。 大腸の腸内細菌のことはよく話題にするのに、そのすぐ手前にある小腸のことは全く考えられていなかったことに気づかされた。 ただ善玉菌をとればいい、食物繊維をとればいいのではなく、自分の腸と向き合...

過敏性腸症候群=下痢、腸活=健康といった、短絡的な思い込みをしてしまっていたなあと反省。 大腸の腸内細菌のことはよく話題にするのに、そのすぐ手前にある小腸のことは全く考えられていなかったことに気づかされた。 ただ善玉菌をとればいい、食物繊維をとればいいのではなく、自分の腸と向き合って、正しい食事方法を選択できるようになりたいなあ。 いまはそこまで必要性を感じないけれど、FODMAP食も実践してみる価値はあると感じた。

Posted byブクログ