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小説版 韓国・フェミニズム・日本 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2020/10/13

韓国・ジェンダーをテーマにした作品を集める。 日本人作家と韓国人作家。 文学を読んだという気持ちになった。 12作品が収録されているので、好きな作家さんとの出会いにも。 テーマがジェンダーで文学なので、結構濃いめ。 ちょいとあわない作品もあった。 特に印象に残った二作品。...

韓国・ジェンダーをテーマにした作品を集める。 日本人作家と韓国人作家。 文学を読んだという気持ちになった。 12作品が収録されているので、好きな作家さんとの出会いにも。 テーマがジェンダーで文学なので、結構濃いめ。 ちょいとあわない作品もあった。 特に印象に残った二作品。 韓国人作家の作品では… デュナ「追憶虫」 前の宿主の記憶を次の宿主に伝える寄生虫に感染したユンジョンの恋心は誰のものか。 SF。 日本人作家の作品では、 高山羽根子「名前を忘れた人のこと」 名前も顔も思い出せないけど、印象だけが残っている人がいる。彼はおそらく現代美術作家だ。あのとき聞けなかったことも、もう一度出会ったときには聞けるだろうか。 たぶん、エッセイ。 韓国では、男性上位なのかな?というイメージでしたが、ここ数年で、少なくとも若い人の間では変わってきているのかな?

Posted byブクログ

2020/07/30

ひとつひとつの話のなかに、少なからず一箇所はぐっと刺さる部分があった。私はそれでも女でいることが楽しいし、女に生まれてよかったと思う。「それでも」という言葉を付けなきゃいけないところがちょっと大変だけど。 【読んだ目的・理由】帯の「私たちめちゃ楽しいでしょ?」というフレーズに惹...

ひとつひとつの話のなかに、少なからず一箇所はぐっと刺さる部分があった。私はそれでも女でいることが楽しいし、女に生まれてよかったと思う。「それでも」という言葉を付けなきゃいけないところがちょっと大変だけど。 【読んだ目的・理由】帯の「私たちめちゃ楽しいでしょ?」というフレーズに惹かれて 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】桑原さんは夜野に本心を話す気なんてはなからなかった。何十歳も年下の女の子に気持ちをぶちまける必要なんてなかった。赤いアイシャドウをつけて働いていた彼女は、それだけで最強だったのだ。(本文から引用)

Posted byブクログ

2020/06/27

ハズレなしで、全部面白かった。中でもとりわけ、西加奈子のパワルフな切なさもよかったし、ハン・ガンもやっぱりすごかった。

Posted byブクログ