村上T 僕の愛したTシャツたち の商品レビュー

村上春樹(著者)

2021/02/11

雑誌「ポパイ」の連載をもとに、単行本化されたそうです。

カラフルなTシャツをたくさんお持ちなのですね。
色合いがおしゃれで、ハイセンスなロゴやイラストをあしらったTシャツばかりで、とても素敵です。

Tシャツ1枚1枚にエピソードやコメントが添えられていて、言葉の選び方が村上センスあふれていて、参考になります。エッセイの締めくくりがとてもきれい。

本全体の色も、とてもきれい。

2021/01/11

お昼にコーヒーを飲みながらすぐに読み終えられる手軽さ、こういうのも必要ですな。
Tシャツって基本ダメになって捨てていくものなので、その観点からすると、このお方、Tシャツが基本スタイルと言うなら、相当にTシャツを持っているので古いものもちらほら出てくるんでしょう。確かに変な蒐集癖かもしれませぬ。
それにしてもエッセイの中にちらほらと出てくるバー的なお店、行ったこともないですが、潰れずに踏ん張ってもらいたいものです、このご時世、大変だろうと思うのですけれども。

2021/02/14

2021. #2

ポパイ連載エッセイがまとめられた
サクッと読めるスナック的なエッセイ

村上春樹さんのエッセイは
いろんな国の色んな街が出てくるところが好き
どのTシャツも可愛くて
読み終わったら私も古着屋で
Tシャツを漁りたくなっちゃった

2020/12/29

4.0独特なTシャツを巡るエッセイ。どんどん読めてしまう。本に思想や教訓なんてなくていいと思える。Tシャツすぐにたまるけど、なかなか捨てられないね。

2020/11/19

雑誌連載時からちょこちょこ読んでいましたが、こうして一冊になっていると圧巻です。疲れているけど何か読みたいという時に丁度良いサイズだと思いました。

2020/11/09

ポパイで連載してたものを１冊の本にまとめたもの。巻末には（おそらく）ポパイに載ってなかったインタビューが載ってます。

ムラカミさんが集めたTシャツの紹介ですが、そのTシャツに関する裏話が紹介されています。だいたいが海外で買った・もらったものが多いです。企業物が結構ありますね。日本は企業物Tシャツってあんまりないですよね。あと本を出すと販促用のTシャツなんてほぼ作られないような。

2020/11/24

コロナ禍でテレワークやらステイホームやらでモノの処分を心がけてきましたが、捨てる基準の方が集める基準より単純に思えました。集めてとっておく気持ちの方が複雑な思考が必要で、いろいろ捨ててしまった自分は思考停止になったのではと不安になりました。ロゴ入りTシャツは現代版サンドイッチマンのたとえが面白く、過日、全日本大学駅伝を楽しく観戦しましたが、選手はスポーツメーカーのサンドイッチマンであり、シューズにおいてはナイキ専属かと思われる広告効果があったのではないでしょうか。

2020/10/31

『ポパイ』連載のエッセイ。テーマを決めて、Tシャツを紹介。18篇。
なんとまあ108枚も紹介されてる！　文を楽しむだけでなくデザインを見るのも楽しい。世界のいろんなところに行っているから、素敵なデザインのも収集しやすいのかな、選びのセンスも良いんでしょう。その中の一枚を着た実際の村上氏を目撃したいものだ、本屋さんででも。
それにしても、レコードといいTシャツといいよく集めますなあ。レコードはともかく、Tシャツは着倒しておしまいだからなあ、私の場合。
欲しいなあと思うTシャツいくつかあった。

2020/10/25

日曜日16時くらいから何もしたくなくなり、体もだるいという辛い状態になってきたときに読んでみたら、1時間くらいで読み終えられて、すごくいい気分になれた。村上春樹の生活っぷりを読むと、まだまだ世界には楽しいことがいっぱいありそうという、いい気持ちになれる。

2022/08/03

村上節炸裂。
ビール、音楽、そしてTシャツ。
村上さんのコレクション癖、すごい。
引越しめちゃめちゃしてるのに、よくこれだけのものをもっていられるなぁと感心した。

わたしも捨てられぬTシャツが。
1998年、パフィーや奥田民生のライブツアーで買ったもの。くったくた具合がたまらない。どんなにヘビーユーズしても破れず、ひたすらに耐える感じが愛おしい。