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介護の仕事 諒子さんの1日 の商品レビュー

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2022/08/27

このシリーズを読むと、 身につまされる気持ちになる。 派手なことを考えず、 もっときちんと生きていかないといけない。 ひとつずつ真面目に取り組まなくてはならない。 そんな風に思わされる。 本巻でいいなと思ったのは、下記の部分。 3時半になると、諒子さんは休けいします。 タイマ...

このシリーズを読むと、 身につまされる気持ちになる。 派手なことを考えず、 もっときちんと生きていかないといけない。 ひとつずつ真面目に取り組まなくてはならない。 そんな風に思わされる。 本巻でいいなと思ったのは、下記の部分。 3時半になると、諒子さんは休けいします。 タイマーをかけて、5分くらい目をとじます。 これは諒子さんが山本さんに相談して、 決めたことです。 日々の中の本当に些細な工夫。 仕事を続けていくためのささやかな努力。 けれどそうした細部が、 毎日を繰り返すための大きな礎になっている。 大切な支えとなっていると感じさせられる。 そこには日々を大切に思う気持ち。 仕事に対する真剣な想いが透けて見える。 翻って自身はどうだろうか。 そんな風に 仕事に真剣に向き合えているだろうか。 日々をひとつずつ過ごせているだろうか。 平凡な毎日に退屈さを覚え、 華やかな喜び、刹那の楽しみを 追い求めてはいないだろうか。 享楽に身を任せてはいないだろうか。 人生を楽しむのはいい。 でも表層的な楽しみでは味わえないものもある。 じっくり取り組むことによって、 見えて来るじんわりとした喜びもある。 そうしたものに目を向け、 選択できるようになりたいと思う。

Posted byブクログ

2022/02/08

たまたま図書館で見つけて、その場でパラパラ目を通して、そのまま読破してしまった。 予備知識なく読んだので、最後に軽度の知的障害があると知ってびっくり。 健常なおなじ年頃の子だってここまでしっかり生きてる人はなかなかいないと思う。 向上心もあり、笑顔も素敵で、学ばされるものもあった...

たまたま図書館で見つけて、その場でパラパラ目を通して、そのまま読破してしまった。 予備知識なく読んだので、最後に軽度の知的障害があると知ってびっくり。 健常なおなじ年頃の子だってここまでしっかり生きてる人はなかなかいないと思う。 向上心もあり、笑顔も素敵で、学ばされるものもあった。 他のシリーズも読んでみたい。図書館にあるかな? それにしてもLLブックって初めて。よく考えて作られてる。

Posted byブクログ

2020/05/24

仕事に行ってきます⑥ 介護の仕事 諒子さんの1日 仕事に行ってきます⑦ うどん屋の仕事―静さんの1日 仕事に行ってきます⑧ 魚屋の仕事―光司さんの1日 LLブックのお仕事本、3冊できあがりました。 “うどん屋”は仕事口が見つからなかった息子のために、家族がうどん屋さんを立ち上げ...

仕事に行ってきます⑥ 介護の仕事 諒子さんの1日 仕事に行ってきます⑦ うどん屋の仕事―静さんの1日 仕事に行ってきます⑧ 魚屋の仕事―光司さんの1日 LLブックのお仕事本、3冊できあがりました。 “うどん屋”は仕事口が見つからなかった息子のために、家族がうどん屋さんを立ち上げ、仕事を作ってしまった、という凄い本です。静さんは自閉症なので、同じ作業をやるのが好きでうどんも好きなので向いている、とお母さんは思ったのだそうです。 もちろん静さんが店主です。 知的障害の光司さんの仕事場は魚やさんです。釣りが大好きなのでこの仕事にしたそうです。 好きなものは強いね。 諒子さんの仕事は介護です。お年寄りの来る施設で働いています。人の役に立つ仕事がいいと思ったそうです。 どれもハンディキャップのある人たちが主人公ですが仕事、というものに対して何が必要か、ということは変わりません。 小学校の仕事の勉強のときにとても役に立つシリーズです。 2020/05/28 更新

Posted byブクログ