ニューヨーク・タイムズが報じた100人の死亡記事 の商品レビュー
犯罪者 アルカポネ アドルフアイヒマン ウサマビンラディン 世界的な著名人 アドルフヒトラー ネルソンマンデラ 幼名はホリシャシャ(問題児) 銀幕のスターたち 黒澤明 私の映画には共通のテーマがあると思う。と、黒澤恵が研究家のドナルドリッチに買った。しかしこうした改めて考えて...
犯罪者 アルカポネ アドルフアイヒマン ウサマビンラディン 世界的な著名人 アドルフヒトラー ネルソンマンデラ 幼名はホリシャシャ(問題児) 銀幕のスターたち 黒澤明 私の映画には共通のテーマがあると思う。と、黒澤恵が研究家のドナルドリッチに買った。しかしこうした改めて考えてみると、思いつくのは1つだけで、それはテーマと言うよりも問いかけなんだ。人はなぜもっと幸せに共存できないのか、というね。
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こんな切り口もあるんだなって本。 タイトル通り、選ばれた100人(原著はもっと多いみたい)の死亡記事がつらつらと並べられている。昔々のリンカーンから最近ではジョブズなんかまで、NY紙にも長い歴史があるようで。 新聞記事ならではと思ったのは、功罪だけではなくて、プライベートの内容ま...
こんな切り口もあるんだなって本。 タイトル通り、選ばれた100人(原著はもっと多いみたい)の死亡記事がつらつらと並べられている。昔々のリンカーンから最近ではジョブズなんかまで、NY紙にも長い歴史があるようで。 新聞記事ならではと思ったのは、功罪だけではなくて、プライベートの内容まで含まれていること。ビンラディンの生い立ちとかマリリンモンローの私生活なんかは、こういったところでしか読まないよなと思った。世界史の観点では出てこないところ。 全く知らない人もたくさんいたけど、掲載されてる人くらいは知ってるのがUSAでの教養の一部なんだろうな。 日本人からは、裕仁と黒澤明の2人が選ばれてた。
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1851年創刊のザ・タイムスに掲載された死亡記事から選んだ百人。二段組で、なかなか読みでがあった。日本語版ということで日本人になじみの薄い人は何人か差し替えてあるということだが、基本はアメリカ目線なので、欧米の白人が多い。アジア人も黒人もいるけれど、この数百年の世界を牛耳っていた...
1851年創刊のザ・タイムスに掲載された死亡記事から選んだ百人。二段組で、なかなか読みでがあった。日本語版ということで日本人になじみの薄い人は何人か差し替えてあるということだが、基本はアメリカ目線なので、欧米の白人が多い。アジア人も黒人もいるけれど、この数百年の世界を牛耳っていたのはそういうことなのかもしれない。
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1851年の創刊以来、ニューヨークタイムズ紙に書かれた死亡記事は一万本以上あるらしい。本書はその一部を振り返ったもの。ジョンレノン、トルストイ、ヒロヒト、ヒトラー、エジソン、ビィクトリア女王…びっくりしたのは、まだエジソンが死んで100年経ってないこと!レーニンがペンネームだった...
1851年の創刊以来、ニューヨークタイムズ紙に書かれた死亡記事は一万本以上あるらしい。本書はその一部を振り返ったもの。ジョンレノン、トルストイ、ヒロヒト、ヒトラー、エジソン、ビィクトリア女王…びっくりしたのは、まだエジソンが死んで100年経ってないこと!レーニンがペンネームだったこと!ホントはウリヤノフ氏。マンデラさんは元王族だったこと。 こんなに面白く読んだのに、評価3のわけは、日本語版の編集にえっ?と思ったから。「日本の読者に馴染みの薄い人物、また記事内容が簡潔すぎるものについては削除し、計100人の死亡記事を扱うこととした」とある。その判断は読者がすることで、「図書館戦争か?」と思ってしまった。
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原書ではNYタイムズの死亡記事320本を日本語版で100人にまで絞り再編集したものが本書です。とはいえ、厳選された100人の中でも初めて目にする名前もチラホラ。例えば、スーザン・ソンタグ(批評家)、ジャクソン・ポロック(抽象画家)、ジョージア・オキーフ(モダニズム画家)など。日本...
原書ではNYタイムズの死亡記事320本を日本語版で100人にまで絞り再編集したものが本書です。とはいえ、厳選された100人の中でも初めて目にする名前もチラホラ。例えば、スーザン・ソンタグ(批評家)、ジャクソン・ポロック(抽象画家)、ジョージア・オキーフ(モダニズム画家)など。日本人では裕仁天皇、黒澤明監督の二人が選ばれています。 全体的に故人の在りし日の業績を讃えながら(ヒトラーやアイヒマンなどの犯罪者は罪状を詳述)死者をしのぶトーンで書かれていますが、なぜかジョン・レノンの追悼文を書いたジョン・ロックウェルだけは「自己満足」「大言壮語」「古臭い使いまわし」「ロック的ではない」「私的な逃避」という批判的な言葉を書き連ねていますが、その辛辣さがかえって「ジョン、なぜ死んだんだ?」という悲しい叫びのように思えました。
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