誰も気づかなかった の商品レビュー

長田弘(著者)

2020/07/13

目に見える状態が
そこにあるものすべてじゃないんだな
と気づかせてくれる詩集でした

注意深く、そこにある何か
を自分なりに　見いだす　行動が
大事　なのかなと

単純　なのに　深さがある
すごく怖い詩集でした

2020/07/05

染みます。ハッとさせられます。涙が出ました。空白の奥行きが本当に深い。

読後、長田さん、ありがとうございますという気持ちでいっぱいになります。

2020/07/20

没後、5年。
訃報を聞いた時の喪失感たるや…

その後出版された「最後の詩集」
これが最後かと思っていた。
もう長田弘さんのことばが聴けることはないと。

まとまらなかった断章。
それすらも本になってしまう。

なんというサプライズ。

サプライズはまだ続く。
「風のことば　空のことば」

まだまだ期待したい！

2020/05/19

茨木のり子が、詩は最後に飛翔しなければならないと言っていた。長田弘の詩は必ず最後に飛翔する。そしてそこを読み終えた後に必ずさみしくなる。

2020/05/17

そっと置かれたような、空中に漂っているような言葉。
ふと視点を結べば、優しく強く問いかけてくるよう。
ざわざわした日々、気持ちを鎮めてくれる。
そして、見るべきはこっちじゃない？と、諭してくれる。