濱地健三郎の幽たる事件簿 の商品レビュー

有栖川有栖(著者)

2024/02/10

物静かな紳士の探偵と美人な助手と言う人物設定がちょっと昭和を感じる。心霊探偵が解決する事件は、優しかったり怖かったり、物語ごとのつながりはない故に、区切りごとで読み進めやすかった。
前編もあるようだが、それ読むなら他の本を読む時間にしたいかな。

2023/12/06

心霊探偵シリーズ第2弾。優しかったり怖かったり、さまざまなパターンの心霊現象、そこに秘められた謎。「ホームに佇む」はこちらも安心しました。最後の「それは叫ぶ」はめっちゃ怖い！こんなのに取り憑かれたら濱地探偵もいないのに、どうしよう。怖い。

2023/07/14

新宿にある「濱地探偵事務所」には、今日も不可思議な現象に悩む依頼人や警視庁の刑事が訪れる。年齢不詳の探偵・濱地健三郎は、助手のユリエとともに幽霊を視る能力と、類まれな推理力で事件を解き明かしてゆく。

個人的には好きな内容だった。次はどんなお化けなのかドキドキした。

2023/07/06

図書館で借りた本。
心霊探偵濱地健三郎の事件簿第2弾。前回に引き続き、短編で読みやすくて面白かった。

2022/11/24

テイストが分かっていたので1冊目よりも楽しめた

ミステリー研究会の幽霊、が好き
どこかで読んだ気がするところも好き

2022/11/06

面白かった！
心霊探偵である濱地健三郎と助手の志摩ユリエの元に怪奇現象で悩まされている依頼者が訪れ…という設定が私の好みでした。
濱地とユリエのキャラクターも魅力的です。特に「ミステリー研究会の幽霊」が好きでした。高校時代にミス研があったら、入りたかったなー。
ミステリーであり、怪奇現象を扱っているのでオカルトのジャンルにも入るのかもしれませんが、読了感が良くてシンプルに、あー！面白かったー！って思いました。

こちらはシリーズ2冊目のようで知らずに先に手に取ってしまいました。読了したので早速シリーズ1冊目の「濱地健三郎の霊なる事件簿」も読むのが楽しみですし、続編も楽しみにしています。

2022/03/19

心霊探偵濱地健三郎と助手のユリエが遭遇する怪異を描いた短編集。有楽町駅のホームに佇む少年（『ホームに佇む』）愛猫と入れ替えるようにいなくなってしまった姉（『姉は何処』）、事務所を訪れた妙な依頼人（『饒舌な依頼人』）、湯船に沈んだ夫と腹立たしい義弟（『浴槽の花婿』）毎夜幽体離脱に悩まされる令嬢（『お家がだんだん遠くなる』）ミス研の部室に現れる悪戯っ子（『ミステリー研究会の幽霊』）夫を自死に向かわせようとするものは（『それは叫ぶ』）

濱地シリーズ第二作。読みやすいサイズ感でホラーとミステリーの境界を上手に漂っていて好き。あとがきにもあるようにハードボイルドなトラブルシューター的側面も。ミス研の話や姉の話のホラーとミステリーの混ざり方の塩梅がよくて好き。幽と霊と両方使ってしまったけど次は何のタイトルになるんだろ？でもまだ折に触れて書いてくれそうで楽しみが出来た。

2022/03/13

心霊探偵、濱地健三郎の活躍を描く短編集第２弾。
幽霊が見えるばかりか意思疎通できることもある濱地がその力を生かして謎を解き、心霊現象を解決する。ミステリとホラーの境界のようなシリーズだが、淡々と話が進むので怖さはあまり感じず、どちらかというとミステリ寄りだと思う。ベストは「浴槽の花婿」。

2022/02/05

シリーズ2作目で、こちらもとても面白かったです。
こんな事が身近に起きたらとても怖いですが…。
続編希望します！

2022/01/30

さっくりと読めてしまうのがいい。犯人という犯人は存在しないのに、探偵 濱地健三郎の世界に入り込む。イケおじな彼と助手の成長と事件ををまだまだ読みたいなと思った。