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謙虚なリーダーシップ の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2020/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

『本書を書いたのは、職場での関係構築のプロセスののとを、仕事の内容と同じくらい、あるいはそれ以上に、読者によく考えてもらいたいからである (p.203より)』ここを、もっと冒頭にはっきり書いてくれたら、もっとこの本は読みやすかったのかもしれない。 『キャリア・アンカー』の著者らしく、人の価値観やその人そのものに個人的な関心を寄せることがリーダーシップにおいて大事であることを、様々な事例をもとに主張している。 内容としては共感できるけれど、これは訳者の問題なのか非常に読みにくい。直訳すぎて、そこが気になって途中からいらいらしてしまった。読み終わるまでに辛抱した。もっとわかりやすい訳にしたら、きっともっといい本なのではないかと思う。 ✴︎最も役立ったポイント アメリカ軍における謙虚なリーダーシップ例 原子力潜水艦マルケ艦長の事例。 ヒエラルキーが強く、言われたことをやるだけの階層型組織が、やる気に溢れ抜群の成果をあげるようになった。 マルケがした上等兵曹にした問い Q今の仕事のやり方に満足しているか?それとももっといいやり方に変わって欲しいか? Q現行の手順の中で自分が変えたいと思うものはあるか? また、部下の提案の言葉遣いを変えた。 これまで:〜したいのですが、わたしはどうすればいいですか?どうすべきでしょうか? という許可を求める言葉遣い 改革後:〜したいと思います、〜するつもりです、私は〜します、   →権限を与えられている。明確な意志があると乗組員自らが感じられるようにする アメリカ軍なんてヒエラルキーの極みだと思っていたので、ちょっと意外な事例だった。

Posted byブクログ