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本好きの下剋上 第五部 女神の化身(Ⅱ) の商品レビュー

4.5

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

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2023/03/10

 多分再読6回目。今回気がついたのは、P362「王族に対して条件を付けることが信じられない」というジギスヴァルト王子の考え。  うーん、お坊ちゃんな甘い考えをこんなところで出していたか。が、ここで、ヴィルフリートとの妙な共通点に今回気がついた。  早々と父の後継者に決まり、周り...

 多分再読6回目。今回気がついたのは、P362「王族に対して条件を付けることが信じられない」というジギスヴァルト王子の考え。  うーん、お坊ちゃんな甘い考えをこんなところで出していたか。が、ここで、ヴィルフリートとの妙な共通点に今回気がついた。  早々と父の後継者に決まり、周りの意見を聞いても楽天的な解釈しか出来ず、ローゼマインに振り回される。政治的に重要な事にも、世界の根幹を為す本にも興味を示さない。理解していないのだろうが。  意図して似た人物を主人公の婚約者にしようと作者がしているのか?要領の良い者は逃げてしまうことを表しているのか。深読みしすぎ?

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2024/09/06
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ヴィルフリートはどこまで行っても育ちの良いお坊ちゃまの域を出ない。 平時はいいけど有事の際には力不足だと思うので、他領と丁丁発止しなくちゃいけない領主の座は他の人に任せ、エーレンフェスト内で実務をするような役割を担っていく方が、本人も幸せではないかな。 エーレンフェストが下位のままなら領主も務まるかもだけど、実務の調整能力とかもシャルロッテの方がよっぽど優秀そう。 嫁取りディッターの時のときめきはわかるけど、ハンネローレがヴィルフリートのことをもっと知ったら、思ったより頼りなく感じてしまわないかな?

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2022/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貴族院で行われる奉納式 魔力を奉納する儀式 貴族院の研究の一環 貴族院では大人は関わらないものなのに 一番関わらないはずの王族が関わり始めて 大きく話が動き始めます。 この場面を全く別な視点から描いてくれるのが面白いです 同じ出来事なのに 全く別な見方に見える 当たり前だけど 見る人が違うってこれだけ見える世界が違うのは面白いし どういう思いかなんて 話したことがなければわからないし 起きたことだけ見れば 聖女にしか見えないのも頷いてしまいます 第二部の頃から行われていた儀式が 貴族になる前からずっと行っていた儀式が この第五部で生きてくるのは 面白いです

Posted byブクログ

2022/08/22

ローゼマインの暴走は止まる様子がありませんね。むしろ度合いを増してるような…奉納式も嫁取りディッターも読者としてはおもしろいですが巻き込まれる人たちは大変だろうなぁと思いながら読みました(笑)保護者の頭痛が手にとるようにわかります…。戦闘シーンは楽しいけどハラハラもしました。それ...

ローゼマインの暴走は止まる様子がありませんね。むしろ度合いを増してるような…奉納式も嫁取りディッターも読者としてはおもしろいですが巻き込まれる人たちは大変だろうなぁと思いながら読みました(笑)保護者の頭痛が手にとるようにわかります…。戦闘シーンは楽しいけどハラハラもしました。それとハンネローレとヴィルフリートの組み合わせはかわいくて和みますね。ハルトムートとクラリッサのふたりの暴走具合も好きです(笑)

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2022/08/15

★わたくしを宝とするディッターならば負けませんよ(p.230) ・お疲れの王登場。ますます中央に接近するローゼマイン。そろそろ取り込まれそうやなあ。 ・レスティラウトの横紙破りの挑発でローゼマインとハンネローレを賭けた嫁取りディッターをすることになってしまった。ヴィルフリート...

★わたくしを宝とするディッターならば負けませんよ(p.230) ・お疲れの王登場。ますます中央に接近するローゼマイン。そろそろ取り込まれそうやなあ。 ・レスティラウトの横紙破りの挑発でローゼマインとハンネローレを賭けた嫁取りディッターをすることになってしまった。ヴィルフリートよりましかもしれないけど彼でもローゼマインと並び立つと見劣りするかな。大領地の領主候補という根拠のない自信は強力やけどね。 ・まえからちらほら雰囲気は出していたハンネローレの恋心は成就するか?

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2022/07/28

今回は優秀な側近のお陰で、二冊続けて貴族院読めます。そして、どんどん王族と絡むローゼマイン。全員をたらし込む日も近いね~。あー、楽しい。意外なカップルも誕生しそうだし、本当にこのシリーズは読みふけっちゃいます。そろそろ既刊終わり見えてきたので、もっと大事に読めばいいのにって思うけ...

今回は優秀な側近のお陰で、二冊続けて貴族院読めます。そして、どんどん王族と絡むローゼマイン。全員をたらし込む日も近いね~。あー、楽しい。意外なカップルも誕生しそうだし、本当にこのシリーズは読みふけっちゃいます。そろそろ既刊終わり見えてきたので、もっと大事に読めばいいのにって思うけど、登場人物なんか覚えてるうちに一気読みする方がやっぱり良いよね。うふふん。 しかし、レスティラウトはディッター策略に長けているせいか、ローゼマインの誘惑が上手くて笑えた。揺れたな。

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2021/11/18
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前巻でフェル様が去った寂しさを痛感してたら、この巻で冒頭に彼を持ってくるところ、大好きです(笑)よくご存知でいらっしゃる。 この巻は怒涛の展開再びという感じで、すごく面白かった。 貴族院での奉納式のシーンも良かったし、嫁取りディッターもワクワク。 ダンケルフェルガーのディッター熱と脳筋仕様なところには多少ウンザリもしたけれど、無茶をふっかけても勝敗をちゃんと受け入れたところは潔くて良い印象。 レスティラウトの求婚の口調には残念さしかなかったけれど、憎めないキャラクターではある。 それに対して、ディートリンデ=傲慢キャラの安定さよ!ディートリンデ、何回言うねん「わたくしは次期アウブですから」的なことを。 いったい、どういう育てられ方をしたらこんな娘になるのか?成分、我儘100%! ディートリンデの登場シーンが、若干ストレスに(笑)まぁ、楽しく突っ込みながらしのぎたい。 ハルトムートとクラリッサのローゼマイン愛も暑苦しいけれど、仕事はかなり優秀にこなすし、忠誠心の厚い大事な側近として、ハルトムートの印象はぐんぐんと良い方に上昇中。 次巻も楽しみ。

Posted byブクログ

2021/10/17
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今回も盛りだくさん!前巻から少し日にちが空いたことと人物が増えたことで、「この人誰や…?」率が高まった。登場人物ページと行ったり来たりでした。 あと、今になってランツェナーヴェが国であることを知った。今まで明記されてたかな?見落としてたかも。となると、アダルジーザの実であるフェルディナンドのルーツはユルゲンシュミットではないのか。 嫁取りディッターは手に汗握る戦いで、結果がどうなるんだろう、とドキドキしながら読んだ。きれいに結果としてまとまらなかったけど、ハンネローレがエーレンフェストに嫁ぐ可能性がある?新しい展開。 そして毎度のことながらイラストが秀麗。表紙や口絵でローゼマインが確実に成長しているのが分かる。描き分けが素晴らしい。キャラデザ初登場のジキスヴァルト王子も「あ、この路線か…(良い意味で」という感じ。王子勢揃いのイラストは神々しさもあった。あと、個人的にハンネローレの魅力がより高まったと思う。ピンク髪のツインテでゆめかわ感溢れる少女で、憂いの表情が今まで多かったが、簡易鎧姿で儀式を行う様子はとても凛々しく、嫁取りディッターの最後にヴィルフリートと見つめ合うシーンは恋の芽生えの表情でとても愛らしかった。兄の猪突猛進さに困らされている彼女に少しでも幸せを… 何でこんなに書いているんだろ

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2021/06/05

ハンネローネの心境におっと、これは…恋、なのか? 婚約者が求婚もしてないのに勝手に条件にあげちゃって、しかも第一夫人が自分だしいくらなんでもローゼマインが勝手すぎる気がしたけど、ハンネローネ本人が満更でもないならいいのか。本人が暴走するのはいいんだけど、ちょっと調子乗りすぎじゃ?...

ハンネローネの心境におっと、これは…恋、なのか? 婚約者が求婚もしてないのに勝手に条件にあげちゃって、しかも第一夫人が自分だしいくらなんでもローゼマインが勝手すぎる気がしたけど、ハンネローネ本人が満更でもないならいいのか。本人が暴走するのはいいんだけど、ちょっと調子乗りすぎじゃ?と思ってしまった。

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2021/03/18

 貴族院3年生。前巻で大量に共同研究を抱え込んだエーレンフェストですが、この2巻ではダンケルフェルガーとの共同研究がメイン。  中央図書館の地下書庫を巡って、更に王族とズブズブと関係が深くなっていくローゼマイン。ダンケルフェルガーとの共同研究で、遂に王とも面識を持つことになりま...

 貴族院3年生。前巻で大量に共同研究を抱え込んだエーレンフェストですが、この2巻ではダンケルフェルガーとの共同研究がメイン。  中央図書館の地下書庫を巡って、更に王族とズブズブと関係が深くなっていくローゼマイン。ダンケルフェルガーとの共同研究で、遂に王とも面識を持つことになります。保護者は実に胃が痛いでしょうね笑  そして、この巻の山場は、なんと言ってもダンケルフェルガーとの嫁取りディッターでしょう。ローゼマインの重要性を各領地が気が付き始めてしまいました。まあ、常識離れした数の神々から祝福を得て、神具を同時に複数扱え、常人にはない発想の持ち主。2年連続最優秀の頭脳。領主になるつもりはないと言う(端から見れば)控えめなところも相まって、まあ、多少病弱でも、跡取りの嫁にと狙われますよね。  ただでさえ、ローゼマインと釣り合わないヴィルフリート。耐えきれるでしょうか。

Posted byブクログ