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言葉を使う動物たち の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/08/30

さまざまな動物たちが言語を使い、コミュニケーションを取っている。象が仲間の死を理解しているような映像は見たことあるし、どの動物も子供が死んだときの哀しむ様は何とも言い難いものがある。 人間は同じ言語でも理解出来ないこともあるし、言語や文化が異なれば尚のこと。そして戦争で領土を犯...

さまざまな動物たちが言語を使い、コミュニケーションを取っている。象が仲間の死を理解しているような映像は見たことあるし、どの動物も子供が死んだときの哀しむ様は何とも言い難いものがある。 人間は同じ言語でも理解出来ないこともあるし、言語や文化が異なれば尚のこと。そして戦争で領土を犯したり殺し合ったりする姿は、動物からすると「アイツら何してんだ?」と、理解出来ない行動なのかもしれない。 ということを一度動物たちに聞いてみたいものだ。

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2024/11/12

あらゆる群れがコミュニケーションで成り立っている。群れにとっては個性などどうでもいい。極端な個性は群れを滅ぼす可能性すらある。翼や嘴(くちばし)が異様に長い鳥は死ぬのが早いと考えられている。平均には優位性があるのだ。平凡に乾杯しようではないか。 https://sessendo....

あらゆる群れがコミュニケーションで成り立っている。群れにとっては個性などどうでもいい。極端な個性は群れを滅ぼす可能性すらある。翼や嘴(くちばし)が異様に長い鳥は死ぬのが早いと考えられている。平均には優位性があるのだ。平凡に乾杯しようではないか。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/11/12/001923

Posted byブクログ

2022/04/10

人間と動物の違いは言葉を使うこと、特に文法を用いて複雑な意味を伝えられること、というような本を読んだことがあったが、もう過去の考え方だとわかった。 人間以外の動物もそれぞれの言語で複雑なコミュニケーションをして、豊かな感情をもって、しっかりと社会をやっている。 犬は抽象的な概念を...

人間と動物の違いは言葉を使うこと、特に文法を用いて複雑な意味を伝えられること、というような本を読んだことがあったが、もう過去の考え方だとわかった。 人間以外の動物もそれぞれの言語で複雑なコミュニケーションをして、豊かな感情をもって、しっかりと社会をやっている。 犬は抽象的な概念を解さないから指差しの指示を理解できないというのもよく言われているが、この本にもある通り、かつ自分の実感からしても抽象的な指示や表現を理解していると考えるが正しいんだろうと思う。 ゴリラが手話で自分の記憶の話をする、柵から落ちた子供を助ける、と言った話は驚きだったし、見返りを求めず協力的な行動を取ったり仲間の死を悼んだりする動物も沢山いるという。 人間のテクノロジーがもっと進めば、さまざまな動物の言語を理解しコミュニケーションがとれるようになるかもしれない。そのとき、人間と動物の関係も変わっているだろうと思う。 少なくともいまは、人間だけが言葉を扱えると考えてきた固定概念を外して柔軟な視点を得ることが重要だと思う。

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2022/03/16

思った通りの内容。 動物たちそれぞれに文化や言語があるとずっとおもっていた。他の生物は意思疎通ができていて、人類だけが話しの通じないわからんやつに違いないのだろう。弱肉強食の中でもそれなりのルールやマナーがあるだろうし、どこでも増えて侵略していく、人間が地球のがん細胞。この星にそ...

思った通りの内容。 動物たちそれぞれに文化や言語があるとずっとおもっていた。他の生物は意思疎通ができていて、人類だけが話しの通じないわからんやつに違いないのだろう。弱肉強食の中でもそれなりのルールやマナーがあるだろうし、どこでも増えて侵略していく、人間が地球のがん細胞。この星にそぐわないのが人類。まだ進化が足りなくてこりゃ、バルカン人はまだまだ接触してこないなーと。 昨今の乱暴な戦争やテロなどを思っても、こりない人類なのだと思って、悲しい。

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2020/12/08

タイトルにある通りコミュニケーションをとるのは人の特権ではなく動物も同じだといった内容です。 犬猫を飼っているとなんとなく解ることですが本書ではそれを多くの実験、体験を基に詳しく説明してくれています。 純粋に様々な動物の生態を知る本としても見れますし、動物の社会的ポジションの歴史...

タイトルにある通りコミュニケーションをとるのは人の特権ではなく動物も同じだといった内容です。 犬猫を飼っているとなんとなく解ることですが本書ではそれを多くの実験、体験を基に詳しく説明してくれています。 純粋に様々な動物の生態を知る本としても見れますし、動物の社会的ポジションの歴史を読み取ることもできます。 本書を読めば動物をより好きになれると思います! 欠点があるとすれば、動物の行動(ボディランゲージ)についてよくかかれているため、どうしても文字だけでは伝えきれないところもあるのでYouTubeを片手にしてしまう点と、動物を飼いたくなってしまう点でしょうか。

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2020/12/10

原書:Eva Meijer "Dierentalen" 原著の題はそのまま”動物言語”。日本語版はMIT Pressから出版された英語版 ”Animal Languages”の重訳。 昔は動物と人間は道具を使うかで分けられる、というのが自明かのように語ら...

原書:Eva Meijer "Dierentalen" 原著の題はそのまま”動物言語”。日本語版はMIT Pressから出版された英語版 ”Animal Languages”の重訳。 昔は動物と人間は道具を使うかで分けられる、というのが自明かのように語られた。それが間違いだとわかったいま、動物と人間との違いは言語や心と語られることが多いけれども、著者の主張によれば、ほかの動物たちも人間同様、それぞれの言語があり、感情を動かし考える心をもっている。人間中心の思考を変えれば、そこに差はない。 ということを、著者はさまざまな動物の”言語”の実例をあげて説明する。 動物のコミュニケーション手段は我々人間の”言語”と同じくらいの複雑さをもっており、それを著者は動物の”言語”とよぶ。動物の言語にも、われわれとおなじく文法があり、相手への働きかけがあり、(双方向の)正真正銘の”コミュニケーション”がある。 人間中心的な世界観に一石を投じる本だ。 周縁化された存在への差別という共通点から、フェミニズムの視座にも言及がある。 哲学、倫理学、言語学や、動物学諸分野の知識の下地がないとたぶん著者の主張を完全に読み取るのはむずかしい。気軽なエッセイ風だし、確かにそうも読めるのだが、今まさに議論の渦中にある最先端の学問知でもあって、私自身内容を八割以上つかめている自信はない。 心にかんする哲学論争とか、動物倫理と種差別とか、歴史的な流れをなんとなく知ってる程度のレベルではなかなか…。 動物倫理に関する日本語の情報はあまり多くないので(特に大陸ヨーロッパのもの)ものの見方を学ぶのによい機会になった。 ヴィーガニズムの背景にある、人間とそれ以外の種を区分けせず、対等に扱うべきという考えを、自然に受け入れられるような本だ。 動物たちと対等にコミュニケーションするべき、可能だというのが、実際にどこまで適当な主張なのか、現時点の私では判断できないが、個人的には共感する。コンパニオンアニマルに限れば、わたしも日々かれらと対等なパートナーでありたいと思っている。まあ、むこうもそう思ってくれているのかはわからないけれども。 それにしても、動物と対等であろうとする研究者に女性が多いのはおもしろいというか、必然というべきか。従来のアカデミア的な権威とは違う視点から綴られた書籍は、いつも目が覚めるようにエキサイティングだ。

Posted byブクログ

2020/04/30

言語(=コミュニケーション)は人間の占有物ではない。野生動物や家畜、ペット(本書では伴侶動物)も使いこなしているのだ。しかも我々の想像以上に複雑な方法と多彩な手段で……。この事実をさまざまな事例で示しながら、人間と動物たちとのコミュニケーションの可能性にも踏み込んだ意欲作。その着...

言語(=コミュニケーション)は人間の占有物ではない。野生動物や家畜、ペット(本書では伴侶動物)も使いこなしているのだ。しかも我々の想像以上に複雑な方法と多彩な手段で……。この事実をさまざまな事例で示しながら、人間と動物たちとのコミュニケーションの可能性にも踏み込んだ意欲作。その着眼点には大いに興味をそそられたし、共感する点も多かった。しかし、たびたび登場する「ウィトゲンシュタインの論考」と唐突に抽象度の高い文章が、快調に読み進めることを阻んでいるようで残念だった。

Posted byブクログ