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博士の愛したジミな昆虫 の商品レビュー

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2023/01/03

虫に食べられた植物が匂いを発して その虫の天敵を呼ぶという研究 ↓ 「香君」ではこのような論文をヒントに執筆されたようですね 上橋さん鋭いなぁ!それで物語が降りてくるんだ まだ読んでないけど笑 虫や植物が細かいところでつながっているのは面白いです キャベツを料理する時に見つける...

虫に食べられた植物が匂いを発して その虫の天敵を呼ぶという研究 ↓ 「香君」ではこのような論文をヒントに執筆されたようですね 上橋さん鋭いなぁ!それで物語が降りてくるんだ まだ読んでないけど笑 虫や植物が細かいところでつながっているのは面白いです キャベツを料理する時に見つける小さい繭はコナガの幼虫の天敵でハチだった! アブラムシだらけになってしまう自宅の鉢植え 閉口してしまっていたけど 生態がわかると面白そうですね 敵のハチの敵は味方とか!考えてみなかった事です 「夏休みの自由研究」状態も良いかも 虫を研究する事は 生命の不思議を理解するだけじゃなく 関連する植物を知る 手先の器用さ など 知識や技術も学べる そして人との出会いも 外来種がすべて悪者ではない 野生化したもので侵略種となるのはほんの一部 外来種が侵略化しないように環境を管理していくことが課題

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2022/08/08

SDGsにも掲げられた生物多様性の重要性については、それとなく感じていながらも 「人間が滅亡して影響を受ける種数」に比した地球上の数多の生物の生態系においてをいよいよ課題として直面した我々の今後に取り組む際には 連綿と続けられてきた「ミクロ」の昆虫のあり方についての探究が、多くの...

SDGsにも掲げられた生物多様性の重要性については、それとなく感じていながらも 「人間が滅亡して影響を受ける種数」に比した地球上の数多の生物の生態系においてをいよいよ課題として直面した我々の今後に取り組む際には 連綿と続けられてきた「ミクロ」の昆虫のあり方についての探究が、多くの示唆を含んできたのだと、研究の実利性の難しさについても考えさせられる。

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2020/06/28

昆虫の生態を調査する博士のそれぞれの調査エッセー。昆虫および環境の相互の関係を図るのは、複雑で、うまく時間、餌、天敵を分散して生きている。調査は地味なので好きならいいが。

Posted byブクログ

2020/08/02

ちょっとタイトルに魅かれて思わず買ってしまった。数学の方はおもしろい小説だったけれど、本書も負けず劣らずおもしろい話題が満載でした。その中でも、僕が一番わかりやすくおもしろく感じたのは、塩尻かおりさんの「寄生蜂と植物の関係」かな。コナガの幼虫とモンシロチョウの幼虫はどちらもキャベ...

ちょっとタイトルに魅かれて思わず買ってしまった。数学の方はおもしろい小説だったけれど、本書も負けず劣らずおもしろい話題が満載でした。その中でも、僕が一番わかりやすくおもしろく感じたのは、塩尻かおりさんの「寄生蜂と植物の関係」かな。コナガの幼虫とモンシロチョウの幼虫はどちらもキャベツの葉を食べる。キャベツの葉は、コナガの幼虫に食べられると寄生蜂を誘引するにおいを出す。幼虫は寄生されるとすぐには死なないが摂食量が減る。キャベツにとってはメリットがある。ところがモンシロチョウの幼虫がキャベツの葉を食べると、コナガのときとは少し違うにおいを出す。そのにおいではコナガ幼虫に寄生するハチは誘引されない。どうやらこのコナガ幼虫に寄生するコナガサムライコマユバチはモンシロ幼虫に卵を産んでも死んでしまうらしい。だから、わざとモンシロ幼虫のいるキャベツを避けるようになったようだ。モンシロ幼虫がいればコナガ幼虫の食べることのできるエサの量も減るわけだが、寄生されない方を選んで、わざとコナガ成虫はモンシロ幼虫のいるキャベツに卵を産む。「コナガ、すごい、賢い!」こう叫びたくなる気持ちがよくわかる。何とも複雑な関係で頭がこんがらがりそうだけれど、まあ、自然界というのはなんとも不思議でよくできている。そうそう、それと、もう一つ。ゾウムシの口吻の長いやつ、写真見てびっくりした。

Posted byブクログ

2020/05/15

題名に惹かれて登録しました。専門家が語る、有名じゃない虫たちということで、とてっもコアでマニアックな内容なのでは!ととても興味があります。

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