永遠の夏をあとに の商品レビュー
不思議だ。 結局何だったんだ? 分からないまま終わってしまった。 小6ってこんな感じなの?! 都会の子達はそうなのか? これが中3だったらもっとしっくりきてたかも。
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夏のさみしさと幻想と小6の夏休みの特別感すべてがめちゃくちゃ好きだった。絶対に夏に読もうと思ってタイミング図って正解だった。
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おもしろかった! めっちゃ切ない… ラストが判然とせんかったけど 泉鏡花を読んでみようと思った(´-`)oO
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子供のときに神隠しに遭い、その間の記憶をなくしている少年と少女の物語。 夏の描写がよかった。 半分ぐらいまで全然理解できなかった。秀麗が茶州に行くぐらいまで普通の小説だと思ってたのを思い出した。
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少年のひと夏を描いたジュブナイル小説です。ただのジュブナイルではなくファンタジーやホラー的な要素もあります。 淡く幻想的な文章なのに地に足が付いたような現実的な文章でもある。この書き方をできる人は中々いないのではなかろうか。 夏の描写がとにかく美しく、拓人少年と同級生の自分に...
少年のひと夏を描いたジュブナイル小説です。ただのジュブナイルではなくファンタジーやホラー的な要素もあります。 淡く幻想的な文章なのに地に足が付いたような現実的な文章でもある。この書き方をできる人は中々いないのではなかろうか。 夏の描写がとにかく美しく、拓人少年と同級生の自分にとっては子供の頃の夏休みに帰ったような気持ちになれました。 少年にとって年上の女性、お姉さんというのはあこがれの対象であり、そこをくどくなくうまく表現しているなあと感じました。
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薄幸の少女「サヤ」と神隠しに遭った少年「拓人」の透明な夏、バイオリンの旋律が繋ぐ時を渡る想いを描いたローファンタジー 記憶の中に真実を封じ、読者の想像力を掻き立て 瞬く間に物語に惹き込む雪乃さん独特の持ち味のお話です (この辺りが、好みの分かれ目かも…) 小学生最後の夏休み、...
薄幸の少女「サヤ」と神隠しに遭った少年「拓人」の透明な夏、バイオリンの旋律が繋ぐ時を渡る想いを描いたローファンタジー 記憶の中に真実を封じ、読者の想像力を掻き立て 瞬く間に物語に惹き込む雪乃さん独特の持ち味のお話です (この辺りが、好みの分かれ目かも…) 小学生最後の夏休み、終わりゆくセンチメンタルな感情が風鈴や扇風機の光景ともにとけこんでゆきます 何度も読み返したい夏にぴったりな美しい作品です
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瑞々しくて濃密な夏の描写、未来を憂いながらも力強く前へ前へと踏み出していく少年少女の青い心の揺めきは必読の価値ありです。その土台の上に、ところどころ崩壊している設定やストーリーがそっとのせられているという印象でした。最終章の5ページは読まずに本を閉じれば良かったなと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小学六年生の拓人は、神隠しにあった少年。 ある日、バイオリンを持った年上の謎めいた少女・サヤが、拓人の前に現れる。 何故サヤのことを思い出せないのか。何故サヤは昔のままの姿なのか。 神隠しにあっていた時の記憶とともに、少しずつサヤとの記憶を取り戻していく拓人だったが… 鳴らないはずのバイオリンの音に導かれて出会い、禁域へともに迷い込んだふたり。幼さ故に、はっきりと理解しないままに、サヤを神に捧げることで生還した拓人。サヤを乗せてくる不思議なバス。 因果の謎が明らかになっていくはずの物語は、時系列が行き来することよりも、あまりに不思議要素が多すぎて、どうもすっきりしない。 さすがの描写力で、田舎町の日常から禁域へ、ぐいぐい引き込まれてしまうのだけれど… これは、戻らない少年時代の夏の終わり、ひんやりとした切ない空気にひたる本。 この本で雪乃紗衣さんに出会った方は、どうかくじけず他の作品を読んでほしいですねぇ。 うーん、それにしても拓人がどうしても小学六年生と思えなくて、違和感が…脳内で勝手に、中学生くらいに成長させてしまった。 拓人の親友の彰が、すごくいい奴。 木にぶら下がってた先生が成仏されて、良かった。
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独特な表現や世界観でした。特に情景描写が温かいオーラを包み込むような表現でしたので、癒された気分がありました。読了後は、不思議な感覚にもなりました。 ただ正直、話の内容はわかったようなわからないような・・・という感想でした。一度ではなかなか整理がつかなかったので、個人的には難し...
独特な表現や世界観でした。特に情景描写が温かいオーラを包み込むような表現でしたので、癒された気分がありました。読了後は、不思議な感覚にもなりました。 ただ正直、話の内容はわかったようなわからないような・・・という感想でした。一度ではなかなか整理がつかなかったので、個人的には難しい話でした。 というのも時系列が行ったり戻ったり、視点も変わるがわる進行するので、正しい時系列がこれで合っているのかなぁというのがありました。なので、なかなか世界観を維持するのが大変で、読みにくいかなと思いました。 ヒロイン・サヤは多分・・・だと思うのですが、直接的な答えがないと思ったので、モヤモヤ感がありました。 本の表紙からポワーンとした幻想的な話かと思いきや、意外にバイオレンスな話に驚きがありました。解釈によっては、ホラーともファンタジーともとれました。 また、主人公・拓人は小学6年生ですが、小学生とは思えない行動や精神力があり、本当に小学生?と何度も思ってしまいました。 あと他の方のレビューにも書いていましたが、最後の拓人の母親がなぜ・・・というのがありました。
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