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育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/04/19

単に知識を得るのではなく体験を楽しむ姿勢が楽しい。身近なところに題材・不思議はあるものだ。 書名になっている育ちすぎたタケノコの他には、「ゴマがどんな姿なのか、わからないので育ててみよう」「コンニャクを植えるところから、手作りに挑戦してみたい」「高級香辛料のサフランを育てて、その...

単に知識を得るのではなく体験を楽しむ姿勢が楽しい。身近なところに題材・不思議はあるものだ。 書名になっている育ちすぎたタケノコの他には、「ゴマがどんな姿なのか、わからないので育ててみよう」「コンニャクを植えるところから、手作りに挑戦してみたい」「高級香辛料のサフランを育てて、その値段の謎を知りたい」「豆苗の根からエンドウマメを収穫し、また豆苗を育てたい」あたりに興味をそそられた。

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2023/03/09

我が家では春にタケノコをたくさんいただくので、メンマもどきを作って食べる。ということで、この本のタイトルに惹かれた。 作者のメンマはずっと本格派。ちゃんと発酵過程を経ている。発酵は管理が難しいので、我が家流で十分とは思ったが。 ドングリやスベリヒユ等、自分でも試したことがあるもの...

我が家では春にタケノコをたくさんいただくので、メンマもどきを作って食べる。ということで、この本のタイトルに惹かれた。 作者のメンマはずっと本格派。ちゃんと発酵過程を経ている。発酵は管理が難しいので、我が家流で十分とは思ったが。 ドングリやスベリヒユ等、自分でも試したことがあるものへの果敢なチャレンジは参考になりそう。 葛の根からくずもちを作るのが一番面白かった。葛の茂みを見てくず粉がとれそうとは思ったことがあったが、チャレンジしなくてよかった。

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2021/10/17

面倒くささを上回る好奇心があふれてる。こんな人になりたい。 出版元の「家の光協会」ってめっちゃ新興宗教ぽいけど、JAのふつうの出版社だった。

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2021/05/23

ザーサイとスベリヒユが美味しそう。数年がかりで取り組んだ栽培もあり、手間がかかっている。 こんにゃく、葛、サフラン、干瓢、ゴマ。

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2023/10/27

人類の英知の塊 - 玉置標本「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。」★★★☆☆ 図書館で借りた本の中に、前に借りていた人のレシートが挟まっていて、そこに記載されていたのがこの本。まずタイトルが秀逸すぎだろ!読みたくてしょうがないわ! タイトルに違わず内容も興味深かったです。...

人類の英知の塊 - 玉置標本「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。」★★★☆☆ 図書館で借りた本の中に、前に借りていた人のレシートが挟まっていて、そこに記載されていたのがこの本。まずタイトルが秀逸すぎだろ!読みたくてしょうがないわ! タイトルに違わず内容も興味深かったです。 著者がなんとかしようと創意工夫する様が人類の進歩と調和を感じました。(万博か!?)

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2020/12/28

一番好きな話は 意外なことに 胡麻つくり 胡麻は ただ植えて収穫したら いいんじゃないの と思ってましたが 細かく混じったゴミを取り除くのが 本当に大変そう これって 売り物は どうやって取り除いてるんだろう 売り物の胡麻のなかには 万に一つのゴミもない 値段もすごく安い 画期的...

一番好きな話は 意外なことに 胡麻つくり 胡麻は ただ植えて収穫したら いいんじゃないの と思ってましたが 細かく混じったゴミを取り除くのが 本当に大変そう これって 売り物は どうやって取り除いてるんだろう 売り物の胡麻のなかには 万に一つのゴミもない 値段もすごく安い 画期的な方法があるんだろうけど それって すごいことですよね 普段自分たちが 何気なく手にしているものへの苦労 それに気が付いて はっとします

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2020/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これ、ジャンルでいうと何になるの?とちょっと悩みました。 栽培採取というところで農業っぽいようなアウトドア系のような、料理と言えば最終的には料理だけどもどちらかというと科学実験のような… 普段はこの手の本はまず手に取らないのですが、パラパラとみると「確かにそれってどうやってできてるの?」と疑問に思われる食品(素材)が並んでいたので、興味を惹かれました。 そして表紙のインパクトですかね。著者をコミカルに描いたと思われる表紙が何だかかわいらしかった。 や、著者の労力と情熱にまず敬服します。時間と手間がとにかくすべてにものすごくかかっている。 好きこそものの上手なれとは言うけれど、すごい根気だなと。栽培するだけでも大変だと思われるものが結構あるのに(著者はその辺サラッと書いてますけれども)それを採取して下ごしらえして、食品として使える状態に持って行ってそれから料理って…。 これを読んで面白かったのは確かですが、自分でやってみたいと思うものは 一つもなかった。というか無理。 でもかなり面白かったですね。 著者の知識も「それは知ってる前提」から始まってることが多いのですが、自分は「そうなのか」と知らないことばかりだったのでそこにも感心。 生で食べておいしいどんぐりとか、河原に生えてる植物がマスタードでそこから粒マスタードが出来るとか普通考えます?(笑) でも一番尊敬(?)したのは、とにかく 「これどうだろう」と思ったら躊躇なく舐めて確かめていること! 「や、それ舐めたの!?」っていう中々のビジュアルやもう描写から「やばいって」というものが数々あるのですが、とにかく確かめたいあまり「舐める」(笑) 何か友達に一人いて欲しい、と思いました。 読むものに困ったり、何か変わったもの読みたいなと思ったらこれはすごくお勧めしたい一冊ですね。 どんぐりラーメンはちょっと食べてみたいかなぁ。

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2020/07/12

この著書の本は以前『捕まえて、食べる』というのを読んだ。ちょっと文化的にした平坂寛という印象だった。 今回は動物はなしで、植物に特化していて、前より良かった。動物は平坂寛だけでなく、高野秀行とかもいて激戦区だから。捕まえて捌いて調理という短期決戦の動物と違って、植物は栽培するなら...

この著書の本は以前『捕まえて、食べる』というのを読んだ。ちょっと文化的にした平坂寛という印象だった。 今回は動物はなしで、植物に特化していて、前より良かった。動物は平坂寛だけでなく、高野秀行とかもいて激戦区だから。捕まえて捌いて調理という短期決戦の動物と違って、植物は栽培するなら長期にわたる農作業をしないといけないし、栽培植物でなければ精製、アク抜きなど膨大な手間がかかる。これを厭わない人はあんまりいないので、これができる著者は大したもんだと思う。 葛の根から葛餅とか、スダジイから韓国麺とか、本当に大変だったろう。 日常的に食べていてもゴマの花も鞘も知らず、ザーサイもどんな植物なのか調べたこともない自分の好奇心の無さを反省。 どの作業も大変そうで、とても自分にはできそうもないが、美味しそうなものもいくつかあり、粉を買って来るという手抜きでコンニャクや葛餅は作ってみたいな、と思った。 スベリヒユは、うちの外にも生えており、ドクダミなんかと比べるとごくあっさりと抜ける上、触っただけでもみずみずしくて「なんかこれ野菜みたい。食べられるんじゃないの?」と思っていたが、本当に食べられるとは知らなかった。しかし、食べたいかと言われると、躊躇するけど。住宅街だからね、散歩の犬も多いし。 一番素人にもできそうなのは豆苗からエンドウ豆を収穫し、また豆苗を作るというやつ。豆苗自体安いし、スーパーで買えるし、二度目の収穫をしている人は多いと思うのだが、あれを分割して植えれば、当たり前だがエンドウ豆になるんだなあ。それくらいならできそう。確かに夏休み自由研究にもピッタリなので、お子さんのいる人にもおすすめ。 唯一残念なのは、前の本でも本場のホンオフェを食べたことがないと言いながら、ホンオフェを作っていたが、今回もノチーノを飲まずに、韓国のドングリ麺を食べずに作っており、食べず(飲まず)にかなり近いものが出来ているのは凄いとは思うのだが、せっかくなら食べ比べてほしかったな。 でも、十分面白い本でした。写真がカラーなのも良い。狩猟系とはまた違う大変さはあるけど、著者にはこの方向性でまた書いて欲しい。 版元が家の光協会というのも良い。新潮社のような玉石混交有象無象の場所で、生き馬の目を抜くような生存競争をするより、こういう地味だけどしっかりした会社で、コツコツ長く続けていってほしい。

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2020/07/07

食べものへの探究心、好奇心がスゴイ! 何でも自分で作ってみよう、やってみようと思う筆者の心意気にあんぐり空いた口がふさがらない驚きと尊敬の混じり合った不思議な気持ちで、楽しく読みました。 トンチが効いたコミカルな文章で、写真もたくさん。 大人の自由研究といった感じです。 疑問に...

食べものへの探究心、好奇心がスゴイ! 何でも自分で作ってみよう、やってみようと思う筆者の心意気にあんぐり空いた口がふさがらない驚きと尊敬の混じり合った不思議な気持ちで、楽しく読みました。 トンチが効いたコミカルな文章で、写真もたくさん。 大人の自由研究といった感じです。 疑問に思ったことをひとつずつ実験して確かめる事ってなかなか出来ない。マスタード作りはやってみたいなあと思いました。

Posted byブクログ