死んでもいい の商品レビュー
作者さん、長いことずっと男性だと思ってました。 女の子にたいする容赦のない描写から、勝手に思い込んでいました。 この方、女性だったのか。すごいな~。 一番面白かったのは「ママがこわい」だけど、いまいちタイトルの意味がしっくりこない。
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短編集だと知らないまま読み始めた。しかし…嫌な人がいっぱい出てくる素敵な(?)1冊でした。色々感じるところはあれど、『彼女は死んだ』とかは、好きだけど、なんでわざわざ帰省したの?って疑問にまで立ち返ってしまった。『タイトル未定』に至っては二転三転していくうちに訳が分からず、ただ、嫌な感じが癖になる。
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「地雷」というか「ヤバイ」女の描写がとても生々しいと思ったのですが(反面ここまでの狂気を隠さずにいられる人間は現実にはそんなにいないとも思う)そんなアレな女が短編6話全部に出てくるので流石に胸焼けしました。 ちょっとストーリーの持って生き方が強引だなーと思う所もありましたが楽しく...
「地雷」というか「ヤバイ」女の描写がとても生々しいと思ったのですが(反面ここまでの狂気を隠さずにいられる人間は現実にはそんなにいないとも思う)そんなアレな女が短編6話全部に出てくるので流石に胸焼けしました。 ちょっとストーリーの持って生き方が強引だなーと思う所もありましたが楽しく読めました
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短編集。え!?そっち!!、えっ!どういうこと!?えっ!?という感想が出てくるものばかり。あまり小説を読まない人でもこれ1冊でミステリーの醍醐味を味わえる、濃縮された作品。
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初読の作家さん。独特の雰囲気があります。ぞくりとした、見たいようで見たくない世界をのぞかせてくれるような。読んでいてざわざわしました。ほかの作品も読んでみたくなりました。
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6篇からなる短編集。 1話目から、思ってたのと全然違う展開にびっくり!! え〜!と予想の上を行きました! どの話も毒々しくて不穏。 でもこういうの嫌いじゃない笑 櫛木さん、長編しか読んだ事なかったけど、短編もハズレなしで面白かったです! 「ママが怖い」と「その一言を」が特に面...
6篇からなる短編集。 1話目から、思ってたのと全然違う展開にびっくり!! え〜!と予想の上を行きました! どの話も毒々しくて不穏。 でもこういうの嫌いじゃない笑 櫛木さん、長編しか読んだ事なかったけど、短編もハズレなしで面白かったです! 「ママが怖い」と「その一言を」が特に面白かった。 最後の「タイトル未定」は、なんと作家の櫛木理宇さん登場!! ほんとの話なのか、創作なのか頭ごちゃごちゃしたけど、こういう自分を作品に登場させるのって、サプライズ的で私は好きです。 そして1番驚いたのが櫛木さんの性別!! てっきり男性かと思ってましたー 名前にミスリードされてた笑笑
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どの話も面白かったのだけど、少し意図がわかりづらかった。一番読みやすかった「ママがのわい」がすきかな。
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もうムカムカが突き抜けて気味悪ささえ感じる不愉快な人物を描かせたら、右に出る者はいない櫛木先生のダークで意表を突く短編集。 各話当てられていたスポットライトの角度が「え?そっちなの?」と途中でガラッと切り替わり、予想もしない結末に嘆息。 『ママがこわい』の亜沙美のモンスターぶりが凄まじかったな。園児のいる自分は唖然と怒りと呆れがごちゃ混ぜ。彼女がキーパーソンと見せかけて、まさかの人物の浮上はどんでん返しの醍醐味ががっつり。恐ろしいには違いないのだけど、女の自分は「よくここまでやったな」とニヤリとしてしまう。
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1話目、2話目、4話目がとても好きだな。 こういうことかな?という予想が合ってても、ストンと胸に落ちてくる、そうなんだ、そういうことなんだ、と感じる終わり方がとても好き。 面白かった。人のずるさがどろっとしてる。でもどこかサラサラしてて、人間らしく愛おしくも思う。 最後のは、ど...
1話目、2話目、4話目がとても好きだな。 こういうことかな?という予想が合ってても、ストンと胸に落ちてくる、そうなんだ、そういうことなんだ、と感じる終わり方がとても好き。 面白かった。人のずるさがどろっとしてる。でもどこかサラサラしてて、人間らしく愛おしくも思う。 最後のは、どこまでほんとのことかな、全部創作かな、となんかドキドキした。そして一番怖かった。
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短編集。最後の話がなかなか怖かった。櫛木理宇本人が出てくる話で実際に起こるかもしれない怖さがあった。
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