さだの辞書 の商品レビュー
さださんの本は何冊か小説読んで、小説家としても素晴らしい人だと思うけど、エッセイもさださんらしい。ただ、「かすてぃら」や「ちゃんぽん食べたかっ!」と違って近年のさださんの交友関係の話が多いので、さほどさださんに詳しくない私にはちょっと退屈なところもあった。でも、いいエッセイとは思...
さださんの本は何冊か小説読んで、小説家としても素晴らしい人だと思うけど、エッセイもさださんらしい。ただ、「かすてぃら」や「ちゃんぽん食べたかっ!」と違って近年のさださんの交友関係の話が多いので、さほどさださんに詳しくない私にはちょっと退屈なところもあった。でも、いいエッセイとは思う
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岩波書店の「図書」という雑誌に連載されたエッセイをまとめたもの。さだまさしのいろんなエピソードはステージトークやライナーノーツ、歌詞の内容などで多く知っていたつもりだったが、それでも知らなかったことがいくつも出てきた。 ジミー・ハスケルとの作業をコーディネイトしてくれた人が、「極...
岩波書店の「図書」という雑誌に連載されたエッセイをまとめたもの。さだまさしのいろんなエピソードはステージトークやライナーノーツ、歌詞の内容などで多く知っていたつもりだったが、それでも知らなかったことがいくつも出てきた。 ジミー・ハスケルとの作業をコーディネイトしてくれた人が、「極光」の彼女だったとか。その極光の写真に惹かれてアラスカに渡ったのが星野道夫さんだとか。意味も分からず聞いていた「修二会」の達陀(だったん:韃靼ではない)、五体投地、青衣の女人などのこと。福田幾太郎さんのことは聞いていたが、弟さんまで亡くなっていたこと。
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長崎くんちの事、深夜の東大寺大仏殿や春日大社で歌を奉納出来た事、UFOは未確認飛行物体ではなく一種のタイムマシンだろうと思う気持ちなどが綴られていました。
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さだまさしの生まれてから影響を受けた人、出来事が紡がれていた。トークの核となるエピソード。まさに字引。健吉先生の「かつての自分の作品をなぞることは自己模倣と言って芸術の末路であり、行き止まりだ。それは君の芸術ので死だよ。」という言葉。芸術は常に未完ということかな。芸術だけでなく、...
さだまさしの生まれてから影響を受けた人、出来事が紡がれていた。トークの核となるエピソード。まさに字引。健吉先生の「かつての自分の作品をなぞることは自己模倣と言って芸術の末路であり、行き止まりだ。それは君の芸術ので死だよ。」という言葉。芸術は常に未完ということかな。芸術だけでなく、常に挑戦していかなければ死んでいるのと同じ。前向きに。
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さだまさしのエッセイ集。岩波書店の『図書』に連載されていたものの再構成。面白かったというか深かった。
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昔から知っているさだまさしさん。 関白宣言を歌うさだまさしさん。 北の国からのテーマソングを歌うさだまさしさん。 中国の映画撮影で多額の借金を背負ったさだまさしさん。 その程度しか知りませんでした。 NHK「ちゃんぽん食べたかっ!」で、さだまさしさんの生い立ちを知り、数年経って...
昔から知っているさだまさしさん。 関白宣言を歌うさだまさしさん。 北の国からのテーマソングを歌うさだまさしさん。 中国の映画撮影で多額の借金を背負ったさだまさしさん。 その程度しか知りませんでした。 NHK「ちゃんぽん食べたかっ!」で、さだまさしさんの生い立ちを知り、数年経ってこの本に出会いました。 何気なく手に取って読み始めましたが、さださんの人望の厚さ、人脈の広さ、人との繋がりがひしひしと伝わってきました。 人に生かされて、生きることを感じる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おばあちゃんのおにぎり、ちゃんぽん食べたかっ! 祖母がその手で結んだものは愛そのものであったと思う。孫の無礼さ、人としての思いやりのなさに対して、怒りをぶつけるではなく、厳しく戒めるでもなく、ただただ愛で抱きしめてくれると言う叱り方が存在することを教えてくれたのも祖母てあった 胡耀邦は,意味の言葉を残している。中国人民が歴史の真相を知ったとき、人民は必ず立ち上がり我々の政府を転覆させるだろう 僕らの年齢、60代半ばを過ぎれば自然の病によって同い年の仲間が奪われていくし、そうでなくとも生きていれば先輩や仕事場の同僚の無念の、あるいは避けがたい死に直面することも多く、少しずつ自らの命や死についても何かが見えてくるようなところがある
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さだまさしさんのエッセイ。 日頃のさださんのトークと同じ匂いというか、温かさが伝わってくる本。 日本各地のローカルな人と繋がったり、被災各地でのボランティアを通じて、人に勇気を与えたりできる歌や音楽の力はスゴい。 また、被災地で頑張る人たちのことも紹介されているが、被災した人たち...
さだまさしさんのエッセイ。 日頃のさださんのトークと同じ匂いというか、温かさが伝わってくる本。 日本各地のローカルな人と繋がったり、被災各地でのボランティアを通じて、人に勇気を与えたりできる歌や音楽の力はスゴい。 また、被災地で頑張る人たちのことも紹介されているが、被災した人たちのために何かしたいと自分達で手をあげて、活動したという総社の高校生の話が印象的だった。
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この人のエッセイがつまらないのは「善意」ばかりが出てくるからでしょうね。 人間の一面の真実ではあるのでしょうが、そのオンパレードだと肯定感がありすぎて、落ち着かなくなる。
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家族、仲間、音楽、映画などテーマにした自伝的エッセイ! 「さだの辞書」だけに、辞典っぽく巻末に例えばあ行に「赤塚」とか、「オーロラ」というようなさくいんとは、遊び心がある。 「目が点になる」という言葉は、さだまさしさんの仲間の周辺で生まれ『広辞苑 第五版』に載るようにな...
家族、仲間、音楽、映画などテーマにした自伝的エッセイ! 「さだの辞書」だけに、辞典っぽく巻末に例えばあ行に「赤塚」とか、「オーロラ」というようなさくいんとは、遊び心がある。 「目が点になる」という言葉は、さだまさしさんの仲間の周辺で生まれ『広辞苑 第五版』に載るようになったというエピソードは、目から鱗だ。 漫画の巨匠、手塚治虫氏から「君に頼みたいことがある・・・」と云われ、時間が取れなくて断ってしまった後悔の思いに、一瞬の出会いの大切さを感じる。 さだまさしのアルバム制作に携わった阿岸明子氏と美しいオーロラ写真にまつわる話が、動物写真家・星野道夫氏に繋がっていくエピソードは、感銘した!
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