ちびねこ亭の思い出ごはん 黒猫と初恋サンドイッチ の商品レビュー
冷めない間だけ亡くなった人に会える、というのは他にもありますね。 琴子と櫂の寄り添い方にも既視感あり。 そして思ったより猫が出て来なかったです。 厚焼き卵のサンドイッチは美味しそうでした。
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似た内容の本をどこかで読んだなあと思い出しましたが、ここでは、もし会えたらと会いたい人との思い出にちなんだご飯を出してくれます。冷めないうちに、それぞれの会いたい人と再会でき話したかったことが出来ます。そんな食堂が千葉県内房に、知ってる地名や食材に関するお店が出てきたので、ニヤリ...
似た内容の本をどこかで読んだなあと思い出しましたが、ここでは、もし会えたらと会いたい人との思い出にちなんだご飯を出してくれます。冷めないうちに、それぞれの会いたい人と再会でき話したかったことが出来ます。そんな食堂が千葉県内房に、知ってる地名や食材に関するお店が出てきたので、ニヤリとしてしまった私が居ました。 私ならどうだろう、会う事が出来るかな、思い出ご飯って何だってけかな、故人をふと思い出してました。 ホッこりと読了、シリーズ読みたくなりました。
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希望を持てるお話だなぁ。 穏やかな気持ちになれる。 「黒猫と初恋サンドイッチ」の泰示と文香の気持ちがよくわかって、微笑ましい。初々しくて、なんだかいいな。もう一度、泰示が文香に会えて良かったなって心から思えた。 そして、櫂が「ちびねこ亭」を続けることになって良かったと、こちらも...
希望を持てるお話だなぁ。 穏やかな気持ちになれる。 「黒猫と初恋サンドイッチ」の泰示と文香の気持ちがよくわかって、微笑ましい。初々しくて、なんだかいいな。もう一度、泰示が文香に会えて良かったなって心から思えた。 そして、櫂が「ちびねこ亭」を続けることになって良かったと、こちらも心からそう思った。
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とても優しいお話でした! 出てくる料理も美味しそうでその料理とともに読者の心も温めてくれようなお話。 レシピも載っており、作ってみたいなって思いました。 サバ白猫と落花生ごはんのお話好きです。泣きそうになりました。 あの世でも幸せになれるなんて。 心を温めてくれる良い物語です。
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高橋由太著『ちびねこ亭の思い出ごはん』#読了 琴子は事故から自分を救うために死亡した兄が忘れらず、噂に基づき房総のちびねこ亭を訪問。出迎えは若者の櫂と子猫。櫂が、琴子と兄の思い出ご飯を配膳すると琴子の前に兄が現れた
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そんなそんな、泣く?なんて思いながら読んだが、いつのまにか泣いてた。 初恋の子の話が胸がギュッとした。 泣けるシーン以外が割と普通で、いまいち頭に残らない。次は、まあ読まなくていいかな。
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意識的に避ける作家と言う人がいます。 高橋さんは実はその筆頭だったんですが、題名と内容に惹かれて一気に三冊揃えました。 で、読んでお腹も空きますが、人ってこういう救いが必要な時もあるだよねとしみじみ。 次の巻も読むのが楽しみです。
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食べ物にまつわる思い出ってどれだけあるものだろう。 食べることを通じて自分の内面と本音で対峙する事なんだろうな。
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ほっこりしました。 亡くなった方との生前の「思い出ごはん」を作ってくれるお店、ちびねこ亭では故人に会えたり、話せることがある。 突然の別れにより心残りが消化できずに立ち止まったままでいる人のため。 亡くなった方と会えるのは、思い出ごはんが温かいうち、限られた短い時間だけ。 その間に交わされる言葉によって、哀しみが少し、解きほぐされる。
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この世にいない大事な人と会えるちびねこ亭。 思い出の料理の湯気が消えるまでの束の間、ただ一度の逢瀬。 なんて切なく温かい。 急な別れだったりで伝えきれなかったあんなこと。 聞きたかったあんなこと。 心のしこりを溶かしてくれる。 琴子の帽子を櫂がキャッチするシーンは、映画みたいで...
この世にいない大事な人と会えるちびねこ亭。 思い出の料理の湯気が消えるまでの束の間、ただ一度の逢瀬。 なんて切なく温かい。 急な別れだったりで伝えきれなかったあんなこと。 聞きたかったあんなこと。 心のしこりを溶かしてくれる。 琴子の帽子を櫂がキャッチするシーンは、映画みたいで、おおってなるし、再会する場面も、幻想的で好き。 最後、櫂が救われる展開は、確かに人前で読むには危険。 1人で心置きなく泣くべし。
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