ちびねこ亭の思い出ごはん 黒猫と初恋サンドイッチ の商品レビュー
図書館で特集されていたのをきっかけに借りた本。 非常に読みやすい短編で数時間で読了。 一言で言えばピュアな飯テロです。 純粋無垢な白と透き通るような淡い水色なイメージの文体なのに、出てくる食事の表現がとてもリアルで目の前に御馳走があるかのよう!!湯気まで見えた!! 不思議な...
図書館で特集されていたのをきっかけに借りた本。 非常に読みやすい短編で数時間で読了。 一言で言えばピュアな飯テロです。 純粋無垢な白と透き通るような淡い水色なイメージの文体なのに、出てくる食事の表現がとてもリアルで目の前に御馳走があるかのよう!!湯気まで見えた!! 不思議な掛け合わせ。 涙活したい人にオススメです。 こんな素敵な文章を書く方を拝見してみたい〜!!
Posted by
死者が現れるという思い出ご飯を出す不思議な食堂の短編集。 優しいお話と美味しそうなご飯に癒されました。
Posted by
アイナメの煮付け、厚焼き玉子のサンドイッチ、落花生ごはん、すき焼きとすき焼き丼。物語に出てくる思い出ご飯はどれも美味しそう。読んでいるだけで香りが漂ってくるよう。私の思い出ご飯はミカン入りのポテサラ、おはぎだ。祖母に会えるだろうか…号泣しながら一気読みでした。
Posted by
「茶ぶち猫とアイナメの煮付け」 自分を庇ったばかりに。 目の前で大切な人が絶命した瞬間を見た時のショックが大きいだろうが、自身だけでなく家族をケアしなければならないのが辛いな。 「黒猫と初恋サンドイッチ」 最後に話した言葉には。 偶然見かけてからかうのに丁度いい話だと思ったのだ...
「茶ぶち猫とアイナメの煮付け」 自分を庇ったばかりに。 目の前で大切な人が絶命した瞬間を見た時のショックが大きいだろうが、自身だけでなく家族をケアしなければならないのが辛いな。 「黒猫と初恋サンドイッチ」 最後に話した言葉には。 偶然見かけてからかうのに丁度いい話だと思ったのだろうが、タチの悪い絡み方で聞かせようとタイミングを見ていたようだったな。 「サバ白猫と落花生ごはん」 二度目のプロポーズに。 この世を去るタイミングは自分で分からないこそ日々後悔なく生きるべきだが、心残りなく逝くことが出来る人は中々いないのかもな。 「ちび猫と定食屋のまかない飯」 店を閉じる前に自分も。 待つ場所であるからこそ必死に守ってきたというのに、その理由が無くなってしまったら終えようと思うのも仕方のないことだろうな。
Posted by
辻村深月のツナグを先に読んでたので設定を変えた類似の話に感じた。内容もツナグの方が感動したし文章も上手かった。今作では表題のサンドイッチの話が良かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死者との思いでのご飯を食べることで短い時間、無くなった人と話ができる定食屋。 亡くなった人と話すことで悲しみを乗り越え前進していく様子に励まされます。
Posted by
サンドイッチが食べたくなりました。食べ物と記憶って結びつき強いんですね。猫に話しかけちゃう気持ちはわかります。ちびちゃん可愛い。
Posted by
裏表紙に書いてあったあらすじの通り、「切なくて優しい」話だった。自分の身近な人に置き換えてみたら、やっぱり切なかったけど、奇跡を信じたくなるんだろうなとも思った。
Posted by
故人との思い出の料理を食べると、料理が冷めるまでの間だけ再会することができるという不思議なお店「ちびねこ亭」の連作短編集。 とても感動するお話ばかりでした❁⃘*.゚ 出てくる料理のレシピも載っているので、作ってみたくなりました! 続編も読み進めたいと思います(*´꒳`*)
Posted by
亡くなってしまった大切な人と再び会える店。 登場人物の思い出と、相手に対する想いが溢れる綺麗な連作短編集。 作者の表現する、人が悲しみに涙をこらえる描写や、これから先に希望を見出だすシーン等に久々に目頭が熱くなりました。 図書館で借りて読みましたが、とても気に入ったので本屋さんで...
亡くなってしまった大切な人と再び会える店。 登場人物の思い出と、相手に対する想いが溢れる綺麗な連作短編集。 作者の表現する、人が悲しみに涙をこらえる描写や、これから先に希望を見出だすシーン等に久々に目頭が熱くなりました。 図書館で借りて読みましたが、とても気に入ったので本屋さんで購入します!
Posted by