関西弁で読む遠野物語 の商品レビュー
関西弁で書いてあるから読みやすいだろうと思ったが、私が使う関西弁とは微妙に違うため少し気になった。 訳・解説をされている畑中氏は大阪市東住吉区生まれらしい。 適度に訳注もあり分かりやすかった。
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遠野物語はいつか読んでみたいなと思っていたので、どんなものかと思い手に取ってみました。関西弁に慣れ親しんでいる人は面白いくらいすんなり読めるかと。
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東北地方 岩手 遠野地方の摩訶不思議な妖怪や亡霊が、登場する物語り。 それをわかり易く、関西弁にしてある。 関西人なので、違和感なく読んでいたのだが、、、ああ~~~関西弁なのだ・・・と、途中で気付きながら、読んでいた!(笑) 文語体だったら、どんなに読みにくいであろうと、、、...
東北地方 岩手 遠野地方の摩訶不思議な妖怪や亡霊が、登場する物語り。 それをわかり易く、関西弁にしてある。 関西人なので、違和感なく読んでいたのだが、、、ああ~~~関西弁なのだ・・・と、途中で気付きながら、読んでいた!(笑) 文語体だったら、どんなに読みにくいであろうと、、、、と、きっと、お祖父さんやお祖母さんが、孫を叱ったり、寝かしつける時に、お話をしたのだろう。 何か、不思議な事が起こったら、「天狗様の仕業」なんて・・・言っていたのだろうか? そして、話の最後には、「これでドンドハレ」と、結ぶことで、完結したことにするのだろう。 しかし、どれも、話の多くは、悲しい結末や妖怪に食べられてしまうか、祟られて死亡する話が、多い。 それだけ、この当時の人は、「死」というものを真剣にとらえていたのだろう。 読み易かったのだが、、、現代の子供に聞かせる話は、ディズニー的なものの方が、夢があるのでは・・・と、思いながら、この本を閉じた。
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