シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと の商品レビュー
自転車を走らせてくら寿司に向かう4人は家族に見える。見えるなら家族だー子供たちに向き合う姿がとても愛情深い。花田さんはミナトとマルちゃんの最強サポーターになったんだ。
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おもしろくなかったわけじゃないけど、なんか「うわ、めんどくさい人だなぁ・・・」と思った。 今ハヤリの「繊細さん」ってやつですね。「本好きである」ということが、自分にとって一番かつ最大のアイデンティティの人にこういうタイプが多い気がするなぁ。 こういう人たちって、非常に面倒くさいこ...
おもしろくなかったわけじゃないけど、なんか「うわ、めんどくさい人だなぁ・・・」と思った。 今ハヤリの「繊細さん」ってやつですね。「本好きである」ということが、自分にとって一番かつ最大のアイデンティティの人にこういうタイプが多い気がするなぁ。 こういう人たちって、非常に面倒くさいこと考えている割に、それを人に伝えることは完全に放棄していたりして、さらに面倒くさいことになっている気がするんだけど、この人は割と伝えようとしているかなと思った。 パン屋の本屋、って日暮里にある本屋のことかな? あの本屋はとてもいい本屋だと思ったけど、違うのかな。
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タイトルと表紙の絵のかわいさ、著者の過去作を読んでいたので、気軽な気持ちで手に取ってみた。 子育てというのは答えがないし(ある時代に一つの答えと思われているものがあっても、時代が変わればそれは間違いだった認定されることもある)、立場によって考え方や捉え方が変わるものだと痛感した...
タイトルと表紙の絵のかわいさ、著者の過去作を読んでいたので、気軽な気持ちで手に取ってみた。 子育てというのは答えがないし(ある時代に一つの答えと思われているものがあっても、時代が変わればそれは間違いだった認定されることもある)、立場によって考え方や捉え方が変わるものだと痛感した。 著者の基本的な考え方は、ありていな言葉を使えば「自分らしくいること」、そして彼女の自分らしさとは、簡単に言ってしまうと「自由であること」だと思った。 私も自由はだいすきだ。母親だから自分を犠牲にして型にはまりなさい的な考え方は苦手。 しかしねぇ、小学生の男の子がオンラインで知り合った子どもに「裸の写真送って」と誰からかまわず言ってたら、さすがに注意するな、私は。 注意することで、次からコソコソやるようになるかもしれないから、なぜダメなのかもちゃんと伝えないといけないと思う。 それは、我が子だけでなく、他人の子でもそうだ。 著者の年下彼氏は、この出来事について「なにかいった方がいいのかな?どう思う?」と著者に質問してて、著者も子どもに価値観のおしつけはしたくないとか言ってて、私の理解の範疇を超えていた。 きっと、この家では大人が叱らないとわかってて、この子どもの家に遊びに来るお友達もいるのでしょう…。 私も親に価値観押し付けられて育てられた人なので、学歴重視の価値観には疑問を抱いてるし、学校のお勉強や絵の描き方とか、価値観を押し付けたくないと思う場面はたくさんあるけどさ。「善悪」は、価値観の押し付けとは違うと思うんだよね。 私は自分の子どもがいるから、そう思うのかな。子どもがいなかったら、著者と年下彼氏の教育方針にも共感できたんだろうか…。 著者がこの本の中で立ち上げに携わり店長を務めた日比谷の本屋(HMV 日比谷コテージ)、女性のための本屋、宝塚や舞台芸術について品揃えが良いということで気になって調べたら、もう閉店していた。 著者は、今は蟹ブックスという本屋さんをやっているそうだ。大きな店より、全て自分の目が届く、全て自分でできるお店が似合いそうなタイプだから、きっと良いお店なんでしょう。 エピローグとプロローグに登場するNさんは、ラストに本が紹介されてる長江貴士さんなんですかね。 このNさんのエピソード要るのかな?と私には思えたんだけど、著者の美学的に、本編だけでは嫌だったのかな…。
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自分の感情を、事細かく客観的に分析して、文章にできるところがすごいなと思った。 不妊治療の末に、できた子供を育てる友人からしたら、いろいろ思うことはあると思うけど、本人たちが納得しているなら、それもありと思えた。 物心ついた男の子2人のパパと付き合うとき、ラブラブすぎたら子供たち...
自分の感情を、事細かく客観的に分析して、文章にできるところがすごいなと思った。 不妊治療の末に、できた子供を育てる友人からしたら、いろいろ思うことはあると思うけど、本人たちが納得しているなら、それもありと思えた。 物心ついた男の子2人のパパと付き合うとき、ラブラブすぎたら子供たちの居場所がなくなるのでは?と思うので、ちょうどいい関係なのかなと思えた。
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不思議な縁で付き合うことになった年下彼氏。彼は11歳と8歳の子どもと暮らすシングルファーザーだった。 子どもをほしいと思っていなかった著者が、知らない子どもと出会い、子育てのこと、教育のこと、結婚のこと、親子のことなど否応なしに考えていくこととなる。 悩みの尽きない、眩しくて鮮...
不思議な縁で付き合うことになった年下彼氏。彼は11歳と8歳の子どもと暮らすシングルファーザーだった。 子どもをほしいと思っていなかった著者が、知らない子どもと出会い、子育てのこと、教育のこと、結婚のこと、親子のことなど否応なしに考えていくこととなる。 悩みの尽きない、眩しくて鮮やかな日々。 よくぞ本にして世に出してくれました、と嬉しい気持ち。 著者の本も2冊目だからか、彼女の生きづらさの正体に触れた思いです。花田さんは生きることの解像度がとても高くて、他の人だったらスルッと流してしまうようなことも目に留まるよう。それが新鮮で輝かしい。 そして目に映るそれらのことを、いわゆる常識的な枠組みで捉えず自分の頭で考える。だから、未知なものに出会う度に立ち止まることになり、これは随分大変だ、と他人事ながら感じたほどです。 もっと力を抜いて、シンプルに考えられたら楽だろうに。それができず、時に本を壁打ちにしながら自身と向き合い続けるその姿勢に、生きづらさの渦中にいる人程勇気づけられることと思います。 紹介されている本も「こんな本があったのか」と興味を惹かれるものが多い。 子育てをする中で、私も日々悩みながら手探りで生きている。「正しく教育する」と「思い通りに育てる」の違いはなんだろう。という問いは、心に残った。 親が良かれとして与えるものが、必ずしも子どもにとっていいとは限らないのが難しい。 子どもに好きな異性がいると知ったり、ちょっと大人びた発言をしたりした際に親が笑ったり冷やかしたりするような場面に対して、「子どもが離れていくことに焦りやさびしさや嫉妬があって、その戸惑いをこんなふうに笑いにして包んでなんとか直視しないようにごまかさなければ受け止められないんだ、ということをこのときはじめて親側の視点から見た。そして笑ったりして自分の優位を保とうとしても無駄だと気づいたとき、子どもが自分の手の中にはもういないことをやっと受け入れられるのだろうか。 誰も自覚していないかもしれないくらいの、ささやかな確執はこんなふうに表出するんだな、と知った瞬間だった。」と記載していて、こんな風に1つ1つのことを丁寧に掬い上げていくことの尊さに打ちのめされた。 「すべての女性を応援する」というコンセプトの書店も気になるし、公私ともに彼女の人生が垣間見れて私の中の何かが癒されるような、力づけられるようなそんな感覚でした。
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高円寺の花田さんの本屋さんで購入。お店にいらしたご本人にサインを頂戴いたしました。サインと共にオバQのイラストが添えてあり、その時は「なぜオバQ?」という疑問が。でも、本を読んでいて解決。「なるほど、そういう深い意味が、、、」 花田さんのピュアさで、「子育てとは」「家族とは」と真...
高円寺の花田さんの本屋さんで購入。お店にいらしたご本人にサインを頂戴いたしました。サインと共にオバQのイラストが添えてあり、その時は「なぜオバQ?」という疑問が。でも、本を読んでいて解決。「なるほど、そういう深い意味が、、、」 花田さんのピュアさで、「子育てとは」「家族とは」と真摯に向き合っていて、子育てがもらや終了した(と思っている)私も新たな視点が得られたような。子育て中、こんなに深く考えていなかった自分を省みる機会になりました。
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前作がとっても面白かったので、 早速図書館で借りました。 やはり、本と共に生きている方。 この本でも、彼女のその時の状況に合わせた本が紹介されており、メモメモメモ。 個人的に、パン屋の本屋での働き方が めちゃくちゃ好きです。羨ましくてため息でました。 花田さんの本を読むと もっ...
前作がとっても面白かったので、 早速図書館で借りました。 やはり、本と共に生きている方。 この本でも、彼女のその時の状況に合わせた本が紹介されており、メモメモメモ。 個人的に、パン屋の本屋での働き方が めちゃくちゃ好きです。羨ましくてため息でました。 花田さんの本を読むと もっともっと本が読みたくなるし 本屋さんで働いてみたくなる。 ・・・ 読みたいと思った本 大島弓子 バナナブレッドのプディング 江國香織 落下する夕方 田房永子 母がしんどい かあいがもん お父さんの日記 ダニエルタメット ぼくには数字が風景に見える
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何か大きなことが起きるわけではないが、登場人物の心情の変化と、花田さんの思考が繊細に描かれており、人の繋がりの不思議さとあたたかさ、面白さを感じる。 家族に悩んだとき、立ち止まったとき、読み返したい。
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花田さんの柔軟な考え方に目からウロコだった。 もし自分だったら頭ごなしに「それダメだよ。」って言ってしまうようなできことも花田さんは「これって指摘するべき?受け入れるべき?」と子供に真摯に向き合っている。
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親になった時にまた読みたい本。 菜々子さんが家族に向き合い、仕事に向き合い、考えることを妥協しない姿に感銘を受けました。 自分にも子どもができたら、どう向き合っていくかすごく考えさせられたし、失敗してもいいなとも思えた。 家族の形に、正しいも間違ってるもないっすよね。
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