「具体・抽象」トレーニング の商品レビュー

細谷功(著者)

2025/01/18

自分用メモ:
・社会的関係、組織・グループ、人権等々は抽象的概念であり、皆が認知する共通理解の元で成り立っている。※頭では想像できているけど、上手く言葉にできない時に、頭のイメージを添付送信みたいに相手に伝われ！と思うが、ある種それが抽象を生かした伝達方法。
具体と抽象の認識が相手とズレていたら噛み合わない不毛の会話になる。お互いに立ち位置を同レベルにする必要がある。

2025/01/15

具体と抽象について考えるときに大切はのは
・その議論の目的達成のために適切な抽象度
・相手と抽象度が合っているか
の2点と考えます。
たぶんこれくらいシンプルな方が実践しやすいと思います。

そういった意味では、この本の中身がどうというよりは、読んだこと自体が日々の抽象度への意識につながっています。

中身としては、具体派へ向けたものだからかもしれませんが、この本はかなり抽象寄りに偏っており、序盤から内容がくどい上にこじつけや著者の偏見が入る論理展開が多く、ロジカルとは言い難いと感じました。
さらに、（）による補足が多用されており、文章として読みづらいです。

ですが、読んだことで日々の抽象度への意識に繋がっています。
細かい中身は覚える必要がないと個人的には思います。

2025/01/07

一度抽象の世界が見えてしまった人からは具体の話は冗長でわかりにくい
→人によって指示の仕方を変えるのが大切
　抽象がわかる人からは具体の話はよくわかるが、逆はない
具体病というのは思考停止した状態で、このような人の仕事は真っ先に機械に置き換えられていくことになる
これから必要になってくるのは、具体的な事象を抽象化して応用を効かせることで「言われていない」ことまでを能動的に実施できる人材が必要とされている
「具体→抽象→具体」という抽象化と具体化を組み合わせた「根本的な問題解決」。まずは現実の事象を具体的にとらえ、一度抽象化して根本的課題を追求したのちに、その解決策を実践に導くために再度具体化するという具体と抽象の行き来による問題解決

2025/01/02

「13歳から鍛える具体と抽象」から本書の流れがあったお陰で取っ付きやすかった。
具体→（抽象化）→抽象→（具体化）→具体の順番で考える思考法。
説明図もわかりやすく、「図2 本書の構成」の図解は読み込む上での道しるべとして目次以上の活躍を見せた。

（宿題）日々に感じた物理的な事象を精神的な事象に変換する。

2024/12/26

よく使う、具体、抽象を具体的かつ抽象的に書かれておりとても頭の体操になった。
相手との目線を合わせることがとても大事だが、その合わせることの難しさも同時に考える必要がある。

2024/12/17

目から鱗。
具体より、抽象的な考えの方が流れの上位にあるとは。
今まではいかに具体的に指示を出すかに囚われていた。
しかし、これを読む事でカッチカチだった頭が少し柔らかくなった気がする。
具体を求める人と抽象を求める人のマッチング図が非常にためになった。
これを読む前と後では見える世界が少し変わる。

2024/12/14

上司が読めっていうから読んだ。
演習はわりと面白かったけどくどい。
学習のためのドリルのような位置付けなんだろう。反復練習させたかったんだろうけど、4回5回と繰り返される頃にはうんざりしていた。
言い方変えてるけど言ってることずっと一緒じゃない？

2024/12/08

具体と抽象という自分がこれまでふわっと捉えていた概念の解像度が上がった
前提をすり合わせる→抽象ですり合わせる→具体に落とし込む、、の作業ができる癖を身につけたい

2025/01/06

何度でも読み返したい本
自分的には金言づくしだった
読了前と後で新たな考え方という強い武器を手に入れられた気分

なぜ自分は暗記科目が得意で数学が苦手だったか
⇨ 数学とは抽象的な学問。暗記科目は具体で数学は抽象、疲れた時ほど具体的でわかりやすいものを求める

2024/11/30

良い悪いではないが、いかに自分が具体派の人間だったかを知った。抽象的に物事を考えて、俯瞰的に捉える練習を日々重ねることで、より広い視点で考えることができる人間でありたいと思った。