子どもの自己効力感を育む本 の商品レビュー
結果を恐れずに挑戦していくことができる力である自己効力感。 よく言われる自己肯定感との関係性も分かって、とても良かった。 99%できなくても1%のよいところを伝えることを意識して、子どもに接していきたい。
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人間の行動や成果に対して「自分ならできる」と考えられる自己効力感に関する本。できるかできないかは関係なく、できてもできなくても自分を受け入れることを自己肯定感と名同じで子供が健全に育つためには重要なマインドだと思う。 これらを育むために意識したいとおもったのは、以下の2点。 ・...
人間の行動や成果に対して「自分ならできる」と考えられる自己効力感に関する本。できるかできないかは関係なく、できてもできなくても自分を受け入れることを自己肯定感と名同じで子供が健全に育つためには重要なマインドだと思う。 これらを育むために意識したいとおもったのは、以下の2点。 ・失敗するかもしれないけど挑戦すること自体に価値があることを子供に伝えること。失敗してもその結果を責めるのではなく、子供が頑張った過程を褒めてあげたり次の機会ではできるように支援してあげること。 ・子供は抽象的な思考は12歳くらいまでは理解するのが難しいから、小さいうちは「いい加減にして!」「ちゃんとして」ではなく「ご飯を食べてほしい」「靴を履いてほしい」と具体的に伝える。
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具体例も多く参考にしやすく、要点がわかりやすい。 「自己肯定感」ではなく、まずは挑戦してみようと思える「自己効力感」を声かけで育てていこうというのがポイント。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自己肯定感はよく耳にするようになったけど、その中でも私は自己効力感がすごく大事だと思う。自己効力感とは、結果を恐れずに挑戦する力。残念ながら私には備わっていないものだ。 思い返せば親からは「あんたは賢い」「(失敗したら)頭良いはずやのになんで?」「お母さんの子やから出来て当たり前」といった能力を褒める言葉をよく掛けられていた。そのため、中学生くらいまでにはプライドがパンパンに肥大し、高校生~大学生くらいで挫折を味わってからは失敗が怖くてなにもできない人間になっていた。だからこの本に書いてある親の関わり方(=自分の親と真逆)をすれば、もしかしたら自己効力感は高まるかもしれないなと納得感があった。 ☑能力ではなくプロセスを褒める ☑ほかの子と比較して褒めない ☑あなたが嬉しいとママも嬉しいを体全体で表現する ☑ネガティブな感情は否定せず認める ☑問題の原因(過去)の話より、理想の未来とそこへ行く方法の話をする ☑99%できなくても1%の良いところを伝える ☑否定文で注意しない ☑「いい加減にしなさい」「ちゃんとしなさい」など曖昧な言葉は使わない ☑負けず嫌いや自己中心的な考え方は成長のプロセス。成長段階を意識してゆっくり構える ☑気持ちに共感し、でもしてはいけないよ、理由はこうだよ、と伝える(感情と行動を切り離す) ☑問題は虫や妖怪の名前をつけて追い出す(本人を責めない) ☑選択肢を提示し、自己決定権を持たせる ☑緊張やストレスを一概に悪者扱いしない ☑違いを面白がる ☑親が見本を見せる
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普段から、子どものために良かれと思ってしている声掛けが、まさに不適切の例として出ていました。 子育てって本当に難しいなぁ。。 ★子どもは右脳の方が発達している。してほしいことをイメージで伝えたり、絵に書いて貼ったりすることがおすすめ。→朝やることを絵に書いて貼り出す ※これは自...
普段から、子どものために良かれと思ってしている声掛けが、まさに不適切の例として出ていました。 子育てって本当に難しいなぁ。。 ★子どもは右脳の方が発達している。してほしいことをイメージで伝えたり、絵に書いて貼ったりすることがおすすめ。→朝やることを絵に書いて貼り出す ※これは自分自身にも当てはまる!!!本当です。 ★いくつか選択肢を用意して、子どもに自分で決めさせよう。→本人のモチベーションにつながる ★我慢しながらやっている人は、楽しく生き生きとやっている人にはかなわない。
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自己肯定感はありのままの自分を受け入れられる力。自己効力感は、出来るかわからないけどやってみること。自分が行動する事で、自分や周りによい変化をもたらすことが出来ると感じられる力。 よかれと思って言っている声かけ、褒め言葉(のつもり)が、子どものやる気を奪っていた…!! 例えば、...
自己肯定感はありのままの自分を受け入れられる力。自己効力感は、出来るかわからないけどやってみること。自分が行動する事で、自分や周りによい変化をもたらすことが出来ると感じられる力。 よかれと思って言っている声かけ、褒め言葉(のつもり)が、子どものやる気を奪っていた…!! 例えば、すぐ出来るようになったね!とか、間違えが一つもない!完璧!とか賢い!とか、言いがちだけど、時間がかかることや不完全な事がダメとかマイナスイメージであるとのメッセージになりえると言う点にはハッとさせられた。 プロセスを重視した声かけは、より子どもを深く見ていないと適切な言葉が出ないなぁと思った。しっかり子どもを見てやり、向き合う事が大事
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子育てをする上で、「自己効力感」というのはとても大事なベースとなるスキルなので読んでみました。 (自己効力感をスキルとしてしまって、よいのかは微妙なところですが。。) 子供の自己効力感を育てるために、親としてやっちゃ(言っちゃ)ダメなこと、 どうするべきか(どう言うべきか)につ...
子育てをする上で、「自己効力感」というのはとても大事なベースとなるスキルなので読んでみました。 (自己効力感をスキルとしてしまって、よいのかは微妙なところですが。。) 子供の自己効力感を育てるために、親としてやっちゃ(言っちゃ)ダメなこと、 どうするべきか(どう言うべきか)について簡潔にまとまっています。 結果的には、あまりWhat's newやWow!は感じられなかったのですが、 知っているとできるとは全く別物。。 「あー、やっちゃってるなぁ…」ということが色々とあり、 改めて自分の行動(言動)を見直すきっかけになりました。 「うちの子は何で…だろう」と考えることが多くなったら、読む本ですね。
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