縄文文明と中国文明 の商品レビュー

関裕二(著者)

2024/09/05

中国文明の幕開け：
孔子が理想視した古代中国王朝
古代王朝の発見に躍起・歴史を政治利用する中華人民共和国
殷で盛んになった青銅器文化
中華思想は周の時代に生まれた
縄文人の正体：
縄文とつながる伊勢神宮
革新的な中国文明・保守的な縄文文明
弥生土器に影響を与えた縄文土器
森を失った中国文明・森を守り海を走る縄文文明：
森と文明
文明が森林を破壊
自然を排除する中国文明
共存を拒む漢民族
一神教と縄文文明：
過去を恥じた日本人
独りよがりの一神教
フランス革命という一大愚行
日本列島人の伝統的な心情
多神教を守り続けた稀有な国日本

2021/01/30

2021/01/29：読了
　あんまり読んでて面白くなかった。
　この人の本は、古代の天皇とか氏族とかの、ゴタゴタしたのを、現実と、推測を交えて、面白く仕上げているのに特徴があるんだろうと思った。
　一部ノンフィクションのところがあるのが面白いのであって、縄文文明とか中国文明とかの『文明』が対象になると、事実と推測の「間」が、よく分からなくて、手がかりなく、どう読み取ったら良いか分からないという感じ。

2020/08/17

大和魂観の底流を描ききった一冊。
「神は死に、理性が神になりかわった」ことを理解しているが故、立ち止まる勇気を持ち続けているのが、日本語人。