絶対に満足するマンション購入術 の商品レビュー

のらえもん(著者)

2024/09/19

損をしないマンション購入

新築マンションならバス便を避け、できれば徒歩10分圏内、そして300戸、できれば500戸以上の超大規模マンションで価格形成の歪みを見つけて購入。

先開発によって人口と利便性が後からついてくる街は必ず最初の物件が1番安く、最後の物件が1番高くなる。

購入検討したマンションがあまりにも周辺中古相場と乖離した強気価格と判断した場合は中古で選択し直すか、もう少し時期をずらすことも考える。

モデルルームで見るところ
①モデルルームに来ている他の客
②営業担当者の姿勢（近隣競合物件やご近所に詳しいか）
③販売状況（できるだけ人気の間取りを選ぶ）
④管理修繕費など維持にかかる費用
⑤近隣物件の中古と賃貸の成約状況
⑥物件模型と近接建物との距離感、高さ位置

同じ価格ならどちらを買うか？
10年後に転売するなら西向き高層階
ずっと住み続けるなら南向き低層階

3D要因による中古マンション購入の為に
相続（Death)
負債（Debt ）
離婚（Divorce）
良い客になる（決済面で不安がなく時間がかからない人は不動産屋の対応が良くなるので良い物件を教えてもらえやすい。
・即内覧の案内が可能
・住宅ローンの事前審査を済ませている
・メールや電話でのレスポンスが早い
・決断が速い

2023/10/14

# タイムリーな割に質の良いマンション購入本

## 面白かったところ

* マンション購入における選定ポイントが細かく、かなり具体的に書かれていたところ
* 著者のフォロワーからの Q&A がとても消費者目線で、読みやすい
* 新築のタワマンから、戸建ての中古住宅までをざっくり網羅している

## 感想

有名な小説『狭小邸宅』を読んでから不動産系の話は聞き耳を立てなかったが、衣・食・住の「住」を買う方法について学んだ。

中でも特に住宅ローンの踏み込んだ話は面白かった。他国と比較して政治的に安定している日本の住宅ローンの金利は激安で、「金融商品」と言い換えられることの意味がよくわかった。

買う・買わないは別として、不動産販売業界の一片を垣間見るにはいい一冊だと思う。

2022/12/17

購入寄りでマンションについて買うメリットを話す本
マンションを検討する際に必要なことはだいたいカバーしている

ローン残債とマンション価値の値減り
マンション、金利が3%でお金的には同率と計算
内部要因、日当たり、間取り、設備、施設、眺望
外部要因、駅距離、沿線、街の雰囲気発展性、教育環境

人口が増えるか、大規模、徒歩10分、
中古マンション、事前審査を受けておく、安い、物件を見れる、ゴミ捨て場、自転車置き場、すぐに住める、
頭金はなし。楽天銀行、新生銀行、ジャパンネット銀行

2021/01/02

この本は、“これからマンションを購入しようとしている方には是非読んでもらいたい本”です。

これから“夢のマイホーム”を購入したい、出来たら“素敵なマンション”を購入したいと考えていませんか？

この本は、マンション購入に必要な知識を他の関連書籍とは少し違う角度でわかりやすく伝えてくれています。この本の知識を知っていれば「マンション購入の最大の敵：“自分の無知”と“悪徳不動産業者”」から、あなた自身の身を守る助けになります。（但し、他のマンション購入関連の本は必読ですよ。）

この本を僕が読んだ理由は、現在のマンションを売却して別のマンションの購入を検討する準備に入るための知識武装の為です。

実は、著者のマンションブロガー のらえもんさんの書籍は前回の購入の時も読ませていただきました。他の本では得にくい情報があり、不動産業者の方と話しをした時にも役立ちました。

目次
第1章 戦略的思考で考えるマンション購入とは
第2章 マンション購入前に知っておきたいこと
第3章 のらえもんに聞く！新築マンションで損をしない買い方
第4章 のらえもんに聞く！お得な中古マンションの買い方
第5章 のらえもんに聞く！いい住宅ローンを教えてください
第6章 のらえもんに聞く！知っておきたい購入後＆売却のコツ
著者のマンションブロガー のらえもんさんは、湾岸タワーマンション在住のネットの妖
精さんです。「マンション購入を真剣に考えるブログ」を 2001 年 9 月より運営し、徹底的な消費者目線に立った発信で人気になりました。著者には「本当に役立つマンション購入術～専門家は絶対に教えてくれない」や「住んでみなければ絶対にわからないタワーマンションほんとの話」があります。

凄いネットブロガーさんです！！

著者は、第 1 章でとても大事な事を述べています。
「フルローンでマンション購入時は、いつ売却しても残債が減るスピードより物件の価値の目減りの方が遅い物件を買う」事です。
このルールを見たとき成程と思いつつ、「心理的にフルローンなんて無理」と思いました。
なので僕は読み代えて「いつ売ってもローンが完済かつ利益がでる物件を選ぶ事。リセールバリューを考えて購入する事」としました。
これなら理解できるし、読み進められますよね。

著者は、本の中で「マンションを購入したいと思ったらまず、どのエリアに住みたいか、どんなマンションに住みたいか、駅からの距離や自分が住みたいエリアの将来性はどうか？これ位は決めておかないといけません。」と述べていますが、記載内容は他の書籍に比べ薄いです。購入後の管理費や修繕積立金の内容も薄く感じました。

このあたりは別の書籍の方がしっかりとしています。

この書籍では、マンションの部屋の階層や向きで値段に違いがあるのか等、新築と中古のマンションの差を Q＆A 形式で教えてくれています。

これはあまり他の書籍ではなくてユニークです。
特に良い点としては、住宅ローンについては他の書籍によりも厚めにページをさいています。なんせ“フルローン”で借りる事を前提にしていますし。以前、住宅ローンの最新の本を 2 冊読みましたが、結構難しかったです。平易な知識を得るにはよいかもしれません。

住宅ローンについては結構大事で、友人達数名に来たらものすごく気楽に借りていて結局、業者のいいなりであった事がわかりました。なかには「住宅ローンを払うのが大変なら、賃貸に出せばいいや」等と住宅ローンの仕組みそのものを知らない人もいて驚きました。

何千万円もの借金をして購入するマンションをほぼ勉強せずに買うなんで・・・。皆さんこ
んな危険な行為はやめましょうね。

この本は、マンションを購入したい人には、読んでもらいたい本ですが、必ず他の本も沢山、読んでください。現在のトレンドを知る必要があります。知識があり勉強していれば不動産業者もきちんと対応してくれる可能性が高まります。勉強してないと相手が本当に良い提案をしてくれても提案の中身も吟味できない可能性があります。