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教養としてのコンピューターサイエンス講義 の商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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2024/09/25

本当に教養としてちょうど良い深度だと思います。 せめて後半のセキュリティ、プライバシーの理屈は頭に入れておいて損はないと思います。

Posted byブクログ

2024/05/06

ジャンル別に専門的な内容が書かれています。 Wikipediaのような歴史的な背景も理解でき、根本的にコンピュータを学びたい人にオススメです!

Posted byブクログ

2023/09/09

大学の教科書・講義がベースになっている感じのある文章で,ちょっと難しめだったような気はする.どうでもいい内容ではあるモノの,へぇ~となった点は以下: ・数字を意味する英語のdigitには指という意味もある ・アランチューリングは,1952年イギリスでは同性愛が違法だったため19...

大学の教科書・講義がベースになっている感じのある文章で,ちょっと難しめだったような気はする.どうでもいい内容ではあるモノの,へぇ~となった点は以下: ・数字を意味する英語のdigitには指という意味もある ・アランチューリングは,1952年イギリスでは同性愛が違法だったため1954年に自殺している ・アセンブラーという呼び名は,既にほかのプログラマー達によって書かれたプログラム部品を必要に応じて組み立てる(アセンブル)作業から来ている ・MAC OS X v10.11 El Capitanより前までは,MACでは確実にゴミ箱をからにするメニューの実行で,ランダムなビットでその内容を上書きして消す機能があった ・モデムは,変調(modulation)と復調(demodulation)の頭3文字をとって組み合わせてmodem それと,2000年代にたしかにautorunによるウイルスがあって,USBメモリーにautorun.infっていうフォルダーを作ってたなぁというのを思い出した.

Posted byブクログ

2023/02/28

私は計算機科学の人間だが,何かプロジェクトで組むのであれば,抑えておいて欲しいことがよくまとめられている.トラッキングや公開鍵暗号の仕組みなどは踏み込んだ感じもするが,カーニハンさんが特に気にしているということだろう.本文中で自分でも気にしすぎだ認識しているが,こうしていると書い...

私は計算機科学の人間だが,何かプロジェクトで組むのであれば,抑えておいて欲しいことがよくまとめられている.トラッキングや公開鍵暗号の仕組みなどは踏み込んだ感じもするが,カーニハンさんが特に気にしているということだろう.本文中で自分でも気にしすぎだ認識しているが,こうしていると書いておいでだった. あとどうでもいいコメントですが - 最も重要な5つの高水準言語にPythonが入ってないが,カーニハンさんは嫌いなのか? - 図11.5はどうしてこれを図にしようと思ったのか謎だった

Posted byブクログ

2023/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

教養としてのコンピューターサイエンス講義 2020年2月25日初版1刷発行 著者 ブライアン・カーニハン 訳者 酒匂寛 カーニハン,ブライアン プリンストン大学コンピューターサイエンス学部教授。 ニュージャージー州プリンストン在住 酒匂/寛 有限会社デザイナーズデン代表取締役社長。東京大学農学部畜産獣医学科卒。 メインフレーム、ワークステーションでの開発を経て、 90年代以降ソフトウェアシステムの信頼性と生産性を向上させるためのコンサルティングを行う プリンストン大学というのはニューヨークから西に行った辺りの地域にあるようだ。 名門大学との事。でも日本人の自分からしてみるとハーバード大学やスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学くらいしかアメリカの有力大学を知らんなと改めて思った。 アイビーリーグと言っても馴染みの無い地域なんてそんなもんやろう。 関西人にとって東北地方、北関東の都道府県名があやふやなのと似ているかも。 アメリカ人からしたら日本の大学なんてもっと認識されてないに違いない。 東京大学と日本大学の違いすら分からないんじゃないか。 話がそれた。 本書は題名通り、長年プリンストン大学でコンピューターに関して講義してきた著者の講義録とでも言うべきもの。 AI、DXと世間を騒がせる中、少しでもIT、コンピューターに関して知っておく事は重要なのは間違い無い。 ただし本書はどうも読んでいて難しいと思う。 率直に言ってもっとDNSにしてもインターネットにしてもプログラミングにしてももっと噛み砕いた別の入門解説書を読んだ方が身になるなというのが感想。 他の方のレビューを見ると翻訳が良くないという指摘もある。 ただもう少し翻訳が良かったとしても本書の評価は変わらないと思う。 ITやコンピューターに詳しい人が読めば知的好奇心が刺激されるのかもしれない。 しかし大半の人にとっては分かったような分からなかったような・・・という 一番良くない状況になってしまうと思う。 しかも値段も安くない。 読むのに時間もかかる上、頭に入ってこない・・・ これは海外の洋書・・それも頭の良い学者の書いた本を買う前には必ず紙の本で全体をざっとななめ読みしてテーマ的に読んで得るものがあるのか冷静に見極める必要があるんだなと反省。 電子書籍だとAmazonKindleセールで値引きしていると得だと思って買ってしまいがちだが、全く知らない洋書はよくよく注意したい。 かなり昔のPCがどういうものだったのかなどちょっとした小話は面白いが・・・ 結局は幅広い内容を扱っているもののイマイチ理解出来ない。 本書を読んで自分の頭が悪いと思わない方が良い。 もっと頭にすっと入ってくる本を(もしくはちょっと背伸びした本)を読まないと駄目だわなと。

Posted byブクログ

2021/11/21

コンピュータサイエンスを体系的に学べる名作、読んでおくべき本。 コンピューターサイエンスという分野は今後ビジネスしていく中で中々切っても切り離せない分野。 私自身はこの分野に詳しいつもりでいたが、結構穴があることに気付かされた。 コンピュータサイエンスの歴史を体系的に学ぶには丁度...

コンピュータサイエンスを体系的に学べる名作、読んでおくべき本。 コンピューターサイエンスという分野は今後ビジネスしていく中で中々切っても切り離せない分野。 私自身はこの分野に詳しいつもりでいたが、結構穴があることに気付かされた。 コンピュータサイエンスの歴史を体系的に学ぶには丁度良い本だと思う。 ただ、内容をしっかり理解するためには、少しバックグラウンドの知識が必要。 最近義務教育でプログラミングが採用されたらしいが、個人的にはプログラミングも重要だが、並行してコンピュータサイエンスを学ぶことも重要だと思う。

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2021/05/30

コンピューターサイエンスの基礎知識とあるように、何気なく普段さわっているデジタルデバイスの中の仕組みや源流を知るには良い入門編の一冊。 扱う範囲も広いが、ハード、ソフト、コミュニケーションの3部に分けることで体系立てている。 コンピューターサイエンス入門の講義内容としてはよくまと...

コンピューターサイエンスの基礎知識とあるように、何気なく普段さわっているデジタルデバイスの中の仕組みや源流を知るには良い入門編の一冊。 扱う範囲も広いが、ハード、ソフト、コミュニケーションの3部に分けることで体系立てている。 コンピューターサイエンス入門の講義内容としてはよくまとまっていると思いました。

Posted byブクログ

2021/04/06

【感想】 む・・・難しすぎる!!!!笑 頑張って読みましたが、途中から一切何も分からなくなり、ギブアップ!! 少しでも勉強になればと思って手に取ったのが間違いでした。全く理解できませんでした・・・ コンピュータの構造って本当に複雑で難しいんですね。 文系の僕にとっては、コンピュ...

【感想】 む・・・難しすぎる!!!!笑 頑張って読みましたが、途中から一切何も分からなくなり、ギブアップ!! 少しでも勉強になればと思って手に取ったのが間違いでした。全く理解できませんでした・・・ コンピュータの構造って本当に複雑で難しいんですね。 文系の僕にとっては、コンピュータサイエンスっていう分野は、今後一切関わりのないジャンルなのかも。 理系の方が読んだら面白い1冊だと思います。 【引用】 教養としてのコンピューターサイエンス講義 コンピューティングの基本。 コンピューターは何をすることができて、どのようにそれを実行するのでしょうか? また、コンピューターに全くできないことは何で、単に今は難しいから行うことができないだけのものは何でしょう? コンピューティングとコミュニケーションが私たちの周りに与えている様々な影響についても知る必要があります。 p9 ・3つのコア技術 ハードウェア、ソフトウェア、コミュニケーション ハードウェアは目に見える部分。携帯電話など、持ち歩くこともできるコンピューターたち。 中身は何でしょう?どのように機能し、どのように作られているのでしょう?どののうに情報を保存、処理しているのでしょう? ハードウェアとは対照的に、コンピューターに何をすべきかを指示するソフトウェアは目には見えません。 何を計算することができ、それをどのくらい早く計算することができるのでしょう? コンピューターに何をすべきかを、どのように指示するのでしょう? コミュニケーションとは、私たちの代わりにコンピューター、電話、その他デバイス同士が通信して私たちに会話をさせることです。 p38 ・PCの基本的な構造 1つのプロセッサー、命令とデータのための記憶装置(ストレージ)、入力・出力のためのデバイス CPU(プロセッサー)が計算と制御を提供し、RAM(一次記憶)とディスクが記憶装置であり、キーボード・マウスおよびディスプレイがオペレーターと接触する部分です。 p57 ・アナログvsデジタル そもそも「アナログ」という言葉は、「類似」を意味する「アナロガス」と同じ語源。 何かが変化する際に値が連続して滑らかに変化するという概念。 アナログデバイスでは、何か別のものが変化した割合に比例して、何かが滑らかにかつれんぞくてきにへんかします。 そこには不連続なステップはありません。 デジタルシステムは離散値を扱うので、可能な値は有限です。 何かに起きる小さな変化は、他の何かに対して何の変化も起こさないか、あるいは突然の変化を引き起こします。 比較として、分かりやすいのは時計です。 アナログ時計は時針・分針・秒針があり、時間の経過とともに滑らかに移動していきます。 デジタル時計はこれと対照的で、ディスプレイは毎秒変化し、新しい値が表示されます。 p80 ・CPUの内部 CPUはコンピュータの脳である。 電卓の様に計算を行うことができ、データをRAMから取り出したり結果をRAMに保存したり。 またCPUはコンピュータの他の部分の制御をし、マウス、キーボード、ディスプレイなど電気的に接続されているものすべての入出力をまとめています。

Posted byブクログ

2021/03/25

網羅的にコンピュータに関わることがかかれているので、IT業界の人手不足が叫ばれているなか、転職を考えている人は読んでおいて損はない気がする。 逆にIT業界で働いていて、でも大学でCSは取ってないんす。って人が読むには内容が浅過ぎる印象。

Posted byブクログ

2021/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リッチー&カーニハンといえばC言語の生みの親としてあまりに有名。正直、まだ存命だとは知らなかったけど、、、 タイトルの通り、本書ではコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの概要が語られる。いわゆる「リテラシー」としてのコンピューティングといった内容になっている。 その中でもかなりの部分がプライバシー問題に割かれており、著者はFacebookはもちろんやらないし、クッキーも全て許可していないという。そのため、Amazonなどで買い物をする時は毎回ログインをしないといけないのだけど、それは当然の不便さとして甘受しているようだ。(個人的には車が好きな人のところには車の広告が表示される方が、ランダムに選ばれた英会話の広告よりも望ましいと思うし、個人情報を収集されることの利益のほうが大きいと思うのだが、、、) ・クッキーを全て拒否するとうまく動作しないが、少なくともサードパーティー製のクッキーは拒否すべき ・メール送信者が大きさ1×1の透明な画像のURL(ここには受信したメッセージや受信者の情報がエン コードされています)を送ってくることを防ぐことはできません(こうした目に見えない画像は「ウェブビーコン」と呼ばれることもあります。ウェブページ上には頻繁に出現します)。HTML対応のメールリーダーが画像を要求すると、その画像を配信したサイトは、受信者が特定の時間にその特定のメールメッセージを読んだことを認識できます。これにより、メールがいつ読み取られたかを追跡する簡単な方法が提供されて、ひょっとしたら秘密にしておきたかった情報が明らかになってしまうかも知れません。 ・私たちは、テクノロジーを使用することで、想像しているよりもはるかに大量の、膨大で詳細なデータストリームを生成しています。それはすべて、商用目的に取り込まれています。私たちの認識を大きく超えて、共有され、組み合わされ、研究され、そして販売されているのです。これは、検索、ソーシャルネットワーク、無制限のオンラインストレージなど、私たちが当然のものとして利用している、価値ある無料サービスの引き換えに行われていることです。

Posted byブクログ