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教養としてのコンピューターサイエンス講義 の商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2020/12/30

コンピュータ全般の入門書。入門書にしては、翻訳されているためか、わかりづらい点もいくつかあった。ただ、わからないところは、流し読みでもいいので、読み進めると知識が身につき、次の関連本を読む時の一助になるはず。

Posted byブクログ

2020/11/30

借りたもの。 各部、各章の「まとめ」ページを読むだけでも、全体の流れを掴める。 計算処理能力が高速化しても、根本的な原理は半世紀経っても何も変わっていないという事実。 簡単に作れるようにするため2進法(あるか、無いか)が使われている。(故に、複雑な価値観を処理できないともいえる。...

借りたもの。 各部、各章の「まとめ」ページを読むだけでも、全体の流れを掴める。 計算処理能力が高速化しても、根本的な原理は半世紀経っても何も変わっていないという事実。 簡単に作れるようにするため2進法(あるか、無いか)が使われている。(故に、複雑な価値観を処理できないともいえる。抽象的な概念とか。) PCの世界はハードよりもソフトウェアへの依存度がますます高まり、サイバー攻撃への対抗――セキュリティ強化――が重要であること、サイバー戦争がもう現実にあることを仄めかしている。 ソフトウェアの知的財産権の問題が未解決だったことに驚いたり、ソフトウェアシステムの変化による大量のバグ問題――時にそれが悪さを起こす可能性――など、問題も山積している。 インターネットの自由な世界も、悪意を持った侵入や違法行為への対応などで暗号化が重要になったり、各国での法律の違いで足並みが揃わない等…… 興味深かったのが、巻末の原書注釈の情報源に関する注釈がURLだったこと。 ……このデータベースは、いつまで読むことができるかな? 私はPCの普及、web黎明期を知っている人間だが、その「仕組み」を理解していない。 この本を通して、どの様な仕組み(理論)をもってPCが動いているかを知る。 そこからメーカーやサービス会社の社名の由来を知ったりもする。 “作る”視点ではないことが今まで手にとったパソコンやプログラミングの本とは異なる。 息抜きのように関連する余談が紹介されるので、理系に疎い私でも読んでいて面白い。 flier紹介。( https://www.flierinc.com/summary/2284 )

Posted byブクログ

2020/10/28

「基礎知識」とは言いつつも素人には難しい点も多々あり。コンピューターを取り巻く「雰囲気感」を捉えることを目標に頑張って読み進めました。技術面のみならず、社会面、法律面の話など一読するにはボリュームは別として良いかも。まぁ、これだけで分かろうとするのも身勝手な話なので、これを取っ掛...

「基礎知識」とは言いつつも素人には難しい点も多々あり。コンピューターを取り巻く「雰囲気感」を捉えることを目標に頑張って読み進めました。技術面のみならず、社会面、法律面の話など一読するにはボリュームは別として良いかも。まぁ、これだけで分かろうとするのも身勝手な話なので、これを取っ掛かりに次ということで。実はもっと基礎的な、「何故電子で動くのか?」のところから理解できていません。

Posted byブクログ

2020/09/26

コンピューターに関する技術的内容をまとめた本。 大きく、ハードウェア、ソフトウェア、コミュニケーションの類別に分けて、広く浅くまとめている。専門的な勉強をする事は出来ないが、普段何気なく使っているパソコン、タブレット、スマホ、また家電類がどの様な仕組みで構成され、動いているのか、...

コンピューターに関する技術的内容をまとめた本。 大きく、ハードウェア、ソフトウェア、コミュニケーションの類別に分けて、広く浅くまとめている。専門的な勉強をする事は出来ないが、普段何気なく使っているパソコン、タブレット、スマホ、また家電類がどの様な仕組みで構成され、動いているのか、知っておいて損はない。またネットワークの部分では通信だけでなくセキュリティに関する内容が多く、概略を知っておくだけでもプライバシー、セキュリティ保護に対して強化出来ると思う。

Posted byブクログ

2020/08/31

アメリカの大学では、MACの使用者が4分の3を超える。 バイト=2の8乗=2進数の8桁=256まで表現できる。 2バイトあると、65535種類表現できる(2の16乗-1)。 バイナリー探索=2分探索。クイックソートを使うと、探索回数が減る。バイナリー検索では、nの2乗、クイック...

アメリカの大学では、MACの使用者が4分の3を超える。 バイト=2の8乗=2進数の8桁=256まで表現できる。 2バイトあると、65535種類表現できる(2の16乗-1)。 バイナリー探索=2分探索。クイックソートを使うと、探索回数が減る。バイナリー検索では、nの2乗、クイックソートでは、n×Lognで済む。 指数的アルコリズムは、暗号化には適している。 Javaはアンドロイドアプリを書くための言語。 プログラムを学ぶのはjavascriptがよい。 「とにかくプライバシーはゼロだ。それを受け入れよう」三マイクロシステムズのCEOスコットマクニーリー。

Posted byブクログ

2020/08/21

コンピューターに関する知識について広く浅く書かれている。ユーザー視点で気をつけることを主眼が置かれており、どういう仕組みかについてはかなり浅めな印象だった。この本で全体像を捉えて、興味がある分野について別の本で勉強するのが良いかもしれない。

Posted byブクログ

2020/07/22

コンピュータサイエンスの基礎としてイメージされるハードウェア、ソフトウェア、プログラミング言語の基本や成り立ちについて書かれている点は、まさにタイトル通り。 そしてコミュニケーションについてのパートは、まさに現在進行形で起きているSNSの隆盛やプライバシー問題、暗号技術の発展と驚...

コンピュータサイエンスの基礎としてイメージされるハードウェア、ソフトウェア、プログラミング言語の基本や成り立ちについて書かれている点は、まさにタイトル通り。 そしてコミュニケーションについてのパートは、まさに現在進行形で起きているSNSの隆盛やプライバシー問題、暗号技術の発展と驚異などUp to Dateなものだ。 コンピュータサイエンスにおいて、抽象化とシンプルさというのは数十年に渡って変わらない本質的な強さだと痛感する。 コンピュータの中身を、成り立ちを知らなくともソフトウェアエンジニアになれる現代。 そんな時代だからこそ、あらためて基本を学ぶことに価値がある。

Posted byブクログ

2020/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文系もわかるという紹介が載っていたので読んでみたが、文系でも分かると言うのは少々無理があるかと。ただ、ハードウェアからプログラムと説明はとても分かりやすい。コンピュータの体系を知るにはおすすめの一冊。

Posted byブクログ

2020/06/21

良い本なのは間違いない。 大学の講義なので網羅的だ。この網羅的は、ハードウェアからコンピュータ関連の知財、更にはコンピュータ教育や個人情報保護はどうあるべきかまでという範囲の網羅性と、「ソフトウェアはもともと数学と考えられてたので特許が適用されなかった」みたいな、それぞれの知識内...

良い本なのは間違いない。 大学の講義なので網羅的だ。この網羅的は、ハードウェアからコンピュータ関連の知財、更にはコンピュータ教育や個人情報保護はどうあるべきかまでという範囲の網羅性と、「ソフトウェアはもともと数学と考えられてたので特許が適用されなかった」みたいな、それぞれの知識内の範囲がすごく広いことの両方を指す。 事例が新しいし、内容が親しみやすいから若い優秀な人が書いた本かと思ったら、C言語のカーニハン先生か!こんな大御所が、ここまで細かく網羅的な、押し付けがましくなく書いてある入門書を出してるのはすごい。 コンピュータ教育についての「重要性は上がってるし、興味持ったらすぐ学べるようにしておく入り口やサポートを増やすのはとても大事だけど、全員が習うようにはならない/なるべきでない」という言葉も重い。 そのなかで解説の坂村健、「30年前の自分の仕事は今でも通用する」みたいな話が中心なのはかなり残念である...本編は「これもできるようになった、今はこうなってる」ばかりなのに。 携帯電話の待受が日数単位で通話が時間単位なのはなぜか ソースコードが著作権で守られるのはなぜか NP完全と、暗号生成と解読の差 などなど、一人で全部答えられる人は少ないんじゃないだろうか かつ最新に近い情報、2019年の事例まで入っていて、同じ話ならなるべく近くて有名な例を出してくる。 その一方でMacOSの「完全にゴミ箱をなくす」メニューがなくなったのはEL CAPITANから などの古めの注記も満載。 深い概念についてもしっかり説明していて、対数と線形と指数などの概念をクイックソートのアルゴリズムに絡めて説明し、その後も同様の概念が出てくるときに注記してくれるのもありがたい。 記述もわかりやすくて、クイックソートのアルゴリズム説明はゼロから読んでも理解できたし、速度の違いを手元のPCで試し、その説明をするなどもすばらしい。その際に前のパートで概念的に説明したキャッシュの話が出てくるなど、合理的にわかりやすくするためのきちんとした努力が払われている。 訳も素晴らしい。日本ではドットインストール、のように注釈を足してくれてる。 あたりまえだけど、大著とはいえ一冊で全部がわかるような本ではない。 もともと僕に数学のスキルがわからなくて理解できてない「NP完全かどうか」は、本書の技術を読んでも理解はできない。 でも、「わかってるのはここ、わからないのはここ」の見当をつける役には立つし、辞書的に使うこともできるので、コンピュータやネットワークに関わる仕事、それを話題にする人は全員におすすめ

Posted byブクログ

2020/04/01

大学の講義が1冊になっている。各章で説明されているキーワードをしっかり理解すると良い。雑学的なこともあり楽しく、わかりやすく読みやすい。コンピュータサイエンスの知識の1冊としてお薦めである。

Posted byブクログ