浮世絵超入門 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
北斎と広重は同時代に風景画というジャンルで競いあった。広重は北斎の37歳下であるが、”荒=アラ”(独特な構図や表現方法)の北斎と、”和=ニギ”(おとなしくて柔和な風景表現)の広重というそれぞれの作風で人気を博した。しかし、年下の広重は北斎の”荒=アラ”の作風と取り入れて、新しくて強い風景画を確立された(例:「名所江戸百景深川洲崎十万坪」1856~58)。 講義を聴いているような、口語調の文体で読みやすい。北斎と広重の関係は初めて知った。 「浮世絵には、どんな人の心にも懐かしさを感じさせる普遍的な魅力があるのです」。そのとおりだと思います!
Posted by
浮世絵についての分かりやすい解説本。 面白かったのは東洲斎写楽の正体とされる斎藤十郎兵衛をひらがなにすると、さいとうしゅうろべえ(当時は濁点は含まないことあり)でとうしゅうの部分が重なることで言葉遊びで主張していたのではという説。有り得そうな話ではある。
Posted by
- 1
