1,800円以上の注文で送料無料

浮雲心霊奇譚 血縁の理 の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/09/19

浮雲シリーズ6作目。伊織と八十八の恋が叶ったと同時についに明らかになった浮雲の過去。そして八十八と浮雲の別れ。大きく動き出した浮雲シリーズ。今までで一番次が待ち遠しい。

Posted byブクログ

2021/07/20

どうも浮雲シリーズの第6巻をいきなり読んでしまったようだ。それでも、話はちゃんと分かるし結構面白かった。さびれた神社に住み着く浮雲は女癖が悪く酒飲みだが、イケメンで赤眼の優れた憑き物落とし。絵師を目指す呉服屋の八十八が他人のために浮雲に次々と憑き物の事件を持ち込んでいくという連作...

どうも浮雲シリーズの第6巻をいきなり読んでしまったようだ。それでも、話はちゃんと分かるし結構面白かった。さびれた神社に住み着く浮雲は女癖が悪く酒飲みだが、イケメンで赤眼の優れた憑き物落とし。絵師を目指す呉服屋の八十八が他人のために浮雲に次々と憑き物の事件を持ち込んでいくという連作ものだ。時代は幕末、妖しい陰陽師も現れて、浮雲の生まれが明かされて、事態は急展開する。おどろおどろしくなってきて、次の巻がどうなるのか興味深い。十六歳の八十八と伊織の恋の顛末もなかなかよかった。

Posted byブクログ

2021/06/24

先に柴田哲孝さんの幕末紀を読み、さらに浮雲シリーズを読み最近には先に火車の残花を読了、それで気が付いたのは未だ未読のものがあることに。そこで未読の書総て買い求め完読した。浮雲が何故京都に向かうことになるかが理解出来た。

Posted byブクログ

2020/10/17

コトリってそっちか…。怖い道具が登場したものの結果オーライで良い話だった。このシリーズの土方はミステリアスで好き。

Posted byブクログ

2020/08/25

一気に話が動きました。今回は憑き物落としや立ち回りが少ないようでしたが、次回からは舞台も変わるので、また鮮やかな憑き物落としを期待したいです。

Posted byブクログ

2020/07/16

話が進みましたね。 まさか…そんな! 成長したな…よかったね! というとこで、ネタバレは避けておきます。

Posted byブクログ

2020/06/18

浮雲シリーズ、今作はいろんな面で進展があります。なんだか新しいステージに突入しそうな雰囲気もあって、この先がますます気になる……! お気に入りは「コトリの理」。あの有名な呪物がこんなところに登場するだなんて。そして伊織のなかなかの強かさに感服……八十八の性格、あれはあれで美点なん...

浮雲シリーズ、今作はいろんな面で進展があります。なんだか新しいステージに突入しそうな雰囲気もあって、この先がますます気になる……! お気に入りは「コトリの理」。あの有名な呪物がこんなところに登場するだなんて。そして伊織のなかなかの強かさに感服……八十八の性格、あれはあれで美点なんですけど。そりゃあいつまでも待ってられないわな(苦笑)。 「血縁の理」も因果が深くて印象の強い物語。そしてついに明らかになる浮雲の出自と、宿敵の正体。わー、ほんっとこれ、続きが気になって仕方がありません。

Posted byブクログ

2020/06/03

「御霊の理」 夜な夜な現れる女の想いは。 自分を好いている事を知って利用するだけで無く、価値が無くなった途端に躊躇も無く殺してしまうなんて人として最低にも程があるだろう。 既に亡くなっている事が分かっていようが、好きになってしまったら関係ないよな。 「コトリの理」 歪んだ愛情の...

「御霊の理」 夜な夜な現れる女の想いは。 自分を好いている事を知って利用するだけで無く、価値が無くなった途端に躊躇も無く殺してしまうなんて人として最低にも程があるだろう。 既に亡くなっている事が分かっていようが、好きになってしまったら関係ないよな。 「コトリの理」 歪んだ愛情の末に作られた。 これまで何度も自分の元へ嫁ぐ者が可笑しくなる現象が起きていたら、その状況に少しは疑問を抱いたりしないのだろうか。 身分というのは厄介ではあるが、後悔するぐらいなら想いは告げるべきだよな。 「血縁の理」 嫉妬心から呪具に助けを。 自分の息子の成長は喜ばしい事なのだろうが、同じ道を歩む者としては身近な存在だからこそスランプに陥った時などの嫉妬は大きいだろうな。 彼女は彼を殺したく彼は彼を利用する為に生かす、誰も本人の意志など考えていないのだな。

Posted byブクログ

2020/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第六弾。 ずっと引っ張ってきた浮雲の出目が、ついに明らかになり、謎の陰陽師・蘆屋道雪のと浮雲の関係も明かされます。 そして、八十八と伊織は、お互いの想いを確かめ合う事ができて何よりでした。 「自分の血と向き合う覚悟」で、京に旅立つ浮雲。土方さんは同行するようですが、八十八は江戸に留まる事にになり、しばしのお別れです。 雰囲気的に一段落ついた感じで、続きがあるなら、京が舞台になるのでしょうか。新展開を楽しみにしております。

Posted byブクログ

2020/03/08

八十八、よかった! 本当によかった。 へっぽこすぎて、みんなをやきもきさせてくれたけどw 浮雲の大きな決断。 その出自は、薄々予感していたことだったけど、まさかの展開。 この後、物語は第二章ということになるのかな。 先が楽しみでならない。

Posted byブクログ