Mou の商品レビュー

Naffy(著者)

2023/11/14

黒と赤の色使いがおしゃれ。
外国の絵本かと思ったら、日本の絵本だった。森で出会う奇妙な生き物たちの体の質感が（うまく言えないが、モップみみたいな毛並み）なんとも言えない。ずっと見ていたい感じ。

途中、過去の回想のような、未来に思い描く夢のような、不思議がページがあり、脈絡がはっきりとは分からないがとても不思議で何度も見返した。

2023/10/06

雪の夜,ﾄｯﾄの家に奇妙な生き物ﾑｰが飛び込んで来た｡翌日ﾄｯﾄはﾑｰを追いかけ森の奥で大きな未知の生き物達と出会う｡熱々のスープが絶妙｡ﾓﾉﾄｰﾝに赤の差し色が効いた挿絵｡大人風味の絵本｡

2023/10/01

いつの間にか家に入ってきた小さな奇妙な生き物。山羊みたいなネズミみたいな。一緒に雪の森へ行ったら、今度は大きな奇妙な生き物たちがたくさん現れる。その夜、たくさんの流れ星が流れ、そのかけらを集めた透明なスープを飲ませてもらい、病気のおじいさんのために持って帰る。何だか知らないが心温まる物語。絵が凄く素敵だ。

2023/06/06

絵がとにかくきれい。お話もしんみりとしていながら、きちんと結末が描かれているんだけど、それに関して文章がないのがまた良いなぁと思ったり。

2023/05/07

表紙が気になり借りた絵本。
絵が良いです。
全体的には暗めの色調だけれど、赤をポイントに使っていてとても印象的な絵になっています。
絵だけで文章が書いていないページは、静寂の中に小さな音が聞こえてきそう。
作者の他の作品を見てみたいです。

2021/08/20

色の塗り方が
ちょっとジュナイダさんっぽくて好き。
ファンタジーな世界観が
奇妙でありながらも可愛らしくて
ストーリーにも絵柄にも魅了されました。
めちゃくちゃ完成度高い。

2021/08/18

図書館で予約して、4ヶ月ほど待ったかな。

また素敵ない絵本と作家さんに出会えた！

表紙の感じからも分かるように、モノトーンが主の世界なのに暖かみがある。
ル・カインや、センダックの柔らかいタッチを思い出させる絵。

不思議で可愛らしいMOUと謎のいきものたち。

自分の手元に置いておきたい絵本。

2021.8.8

2021/03/19

シックでお洒落なイラストの表紙。
『Mou』というタイトル、Naffyさんという作者の名前が外国の絵本っぽい。
イラストレーションなどで活躍されていたNaffyさんがまず自費出版をされ、その後一年かけて手直しされたのがこの絵本デビュー作品。

雪深い場所で病気のおじいさんと暮らしているトットは、ある夜玄関のドアをノックする音で目を覚ます。
ドアを開けてみると、そこには見たこともない奇妙な生き物がいたーーーーー。

絵が魅力的で、降り積もった白い雪が印象的。
描かれている家具や調度品も、住んでいる人が長い間大切に使っていそうな雰囲気がある。
女の子の姿がほとんど横顔や後ろ姿なのは、読んでいる人が自分と重ね合わせやすいようにという配慮なのでしょうか。

まるで短編映画を見たかのような満足感が得られた。

寒い夜に温かいスープを飲みながらどうぞ。

この本も穂村弘さんの本に教えてもらいました。

2020/04/22

不思議な生物が恩返し。鶴の恩返しとShaun Tanのericが混じったような。絵の美しさもあり、癒されます。

2020/03/31

新品購入

寒いうちに感想書かなきゃと思いつつもう３月も終わり
でも今年は桜が満開になってから雪が降る変な年なのでセーフということにしておこう

「ムー」という生き物に出会うお話
絵がとても繊細で魅力的でたまらない
私がどうしても欲しくて購入
下の子(小2)もそろそろ絵本に興味は無いようだが
私が選んだ絵本は一緒に見てくれるのでありがたい

極寒の中に音が吸収された時の静寂
とても寒そうなのに
わくわく感が勝って寒さを忘れてる感じ
これはみんなに見せて回りたくなっちゃうな〜
来年の冬に誰かにプレゼントしたい！
下の子となぜか 静かに 盛り上がっていた
「静か」が似合う絵本だなって2人で感じたのかも
読み終わったら
寒くもないけどあたたかい柚はちみつをお湯で割って
2人で飲みたいなって思ったの(*´艸`)