うつろがみ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
話も短くまとまっているし、言葉も比較的平易にしてあるので、するすると読みやすかったです。が、虚神をはじめとした異能力者たちの設定や話の展開など、ご都合主義感がちょくちょく否めなくて、いまいちのめり込めず少々残念。時代小説にしてもファンタジー小説にしても中途半端な印象を受けるというか、どちらとしてもライトというか……実写映画あたりに向いていそうな印象を受けました。譲や為斗の真っすぐな人柄は魅力的だったので、ハッピーエンドで読後はすっきり。
Posted by
平安時代。陰陽師や神霊、呪いや憑き物が普通だった時。 神霊といえども万能ではないと言うことか。 好奇心の強い神霊と辛い経験をしながらも心優しい人の物語。諦めに近い儚さが少し力を持った柔らかさに変わった気がする。
Posted by
- 1