境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖 の商品レビュー

天祢涼(著者)

2024/10/06

神社を舞台にした連作短編集！ちょっとした謎解きとちょっとした伏線回収が秀逸で最後の話は少し切なくもありました。『凶暴なまでに美しく』とか『冗談の様な美少女顔』など印象的な表現があって唸ってしまいました！

2022/07/06

まあ、恋愛小説の要素がたくさん入っているが、それも含めて（互いの気持ちを推理するって意味でね）結構複雑な推理が披露される連作短編集。大学を中退して、兄が宮司を務める源神社で働く壮馬と見事な推理を見せる超絶美少女・雫の二人を巡って、七夕祭りへ収斂しながら物語は展開していく。雫は、人の気持ちが分からないというが、そんなことないね。理解したいと生真面目に努力していく姿が可愛い。壮馬もヘタレのように見えて、そんなことはない。芯のある所を見せる。さあて、二人はどうなっていくか。

2020/09/29

前作もそれなりに楽しく読んでいたはずなのにほとんど内容が思い出せませんでした。
第四帖で一気に伏線の回収をするところは見事です。(伏線と気がつかない箇所も多々たりましたが)

2020/07/15

坂本壮馬は、生き方を探して兄・栄達が宮司を務める源神社で働いている。
一緒に神社で起こるトラブルを解決してきた「名探偵」の美少女巫女・久遠雫に想いをよせるが、いつもクールで感情の見えない雫の心はわからない。
雫につきまとう謎の男・上水流や、壮馬の元カノ・佳奈が絡み、壮馬と雫の関係は渾沌としていく。
謎やお悩みを鮮やかに解決する雫と壮馬のコンビだが、二人の恋の行方は、神さまにもわからない?
(アマゾンより引用)

一作目を読んだのが随分前だから、しきりに出てくる雫さんを救うための嘘が何だったか全然思い出せない。

2020/06/30

神社が舞台のミステリ、シリーズ二作目。ミステリよりもラブコメ度の方が高めか。前作はそれ程でもなかったと思うのだけど。

2020/06/30

シリーズ二作目。今回も持ち込まれるさまざまな謎と解決、そして雫と壮馬の微妙な関係。前回のあのことがまだまだ尾を引いているので、前作から続けて読むことをお勧めします。
七夕の神事を巡る数々の騒動や謎。それが解けていく心温まる展開が印象的な物語なのですが、全編を通しての不安な要素もあって気になるところです。そして雫の本心は……うわー、どっちなの？　他人事ながら妙にハラハラさせられてしまいました。この状態はまだまだ続くのでしょうか。

2020/06/03

2020/06/1 読了。

図書館から。

表題の通り、七夕にちなんだお話でしたね。
ミステリ感は前作より薄い気がする…？

登場人物が増えたので、まだ続きますかね。
このシリーズも好きだけど、

他のシリーズのが好きだったりして、
そっちのも続きこないかなーと諦められない…。

2020/04/01

壮馬の元カノ・佳奈が事ある毎に教師の道を勧めてくるのがイラッとしました。何か必死過ぎて、逆に引いてしまいました。雫の壮馬に対する態度も辛辣すぎて、壮馬が憐れになりましたが、根底では惹かれ合ってる気もしました。そして、上水流の巫女舞を雫に舞って欲しいと願う裏側が、実はってのも身勝手に感じました。まだ雫と壮馬の関係も決着付いてないし、次巻こそ進展あると期待します。

2020/03/26

高校生でありながら巫女も務める美少女の雫と、記述者である「俺」との、もどかしい恋愛を絡めながら、探偵役の雫が日常の謎を解いていくラブコメ・ミステリ連作短編集。これが第２弾。
文字通りの連作であり、前作からも繋がっているので、そちらを先に読む方が無難。今作は全４話だけど、話を跨いで伏線があったりする。なかなかユニークな形式だと思う。『本格ミステリ』と書いてある割には、手掛かりが弱い気がするけど、それなりに面白かった。
それにしても、ミステリに出て来る少女探偵って、何故揃いも揃って美少女なのだろうか？

2020/02/06

坂本壮馬は、兄・栄達が宮司を務める源神社で働いている。「名探偵」の美少女巫女・久遠雫に想いをよせるが、いつもクールで感情の見えない雫の心はわからない。謎やお悩みを鮮やかに解決する雫と壮馬のコンビだが、二人の恋の行方は、神様にもわからない?