さくらの谷 の商品レビュー
不思議な世界に迷い込んでしまったお話。 桜に化かされたのかな? でも亡くなった人に会えたかもしれないのなら、私は化かされてもいいや。 おじいちゃんにも、おばあちゃんにも会いたい。 この間亡くなった友達にも会いたい。 夢に出てきたの。 普通におはようございまーすって入ってきたから、...
不思議な世界に迷い込んでしまったお話。 桜に化かされたのかな? でも亡くなった人に会えたかもしれないのなら、私は化かされてもいいや。 おじいちゃんにも、おばあちゃんにも会いたい。 この間亡くなった友達にも会いたい。 夢に出てきたの。 普通におはようございまーすって入ってきたから、私抱きしめて良かったよーって大泣きして、友達はどうしたのー?って困って笑っている所で目が覚めた。 目が覚めてしばらくボーッとして現実を思い出して悲しくなった。 会いたいよ。
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1ヵ所だけ桜が咲いている谷に行き、 宴会をしている鬼たちにまじって おにごっこをすることに。 しかもたくさん鬼がいるのに、 自分が鬼になる。 ふと気づくと不思議なことが… いかにも富安さんらしい、不思議で楽しいお話。
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「わたし」が迷い込んだ、桜咲く美しい谷。読者も一緒に幻想に誘い込まれてしまいそうです。花見の宴や鬼ごっこに誘ってくれた、鬼たち。全くこわくなく、寧ろ懐かしいのは…。 来年の桜は、亡くなった親しい人たちを偲びながら見ることにしましょう。
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- ネタバレ
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幻想的でおとな向けかなと思う絵本。 さくらの花にうもれたふしぎな谷。 谷底から ひびいている楽しそうな歌声。 歌声に誘われて、谷へとくだると… 鬼たちが、うたっている。 鬼の手まねきに誘われ、ごちそうを食べ、かくれんぼをしていると… あの木やこっちの木やそこの木に隠れているのは… おばあちゃん、おかあさん、おとうさん みんな亡くなった人たち みんなさくらの谷で、あそんでいたのか… 桜の命は、短くてあっという間に散ってしまう。 せめて亡くなった人も桜を楽しんでくれたらいい。
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富安さんは箕面在住 今は車で遠くまで行けるけど昔の人は 雲が沸いて見える池田の方とかには行けなかった そこには桜が咲くような谷があるかもしれない …というのが創作の原点 お父さんが亡くなった3月にふとそんな夢を見たそう ラジオ深夜便 明日への言葉
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大人向け、若しくは小学校高学年以上に向けた絵本かなぁ。 ちょっと思い描いていたものとは違った。 物悲しい、寂しい中に一筋ほっこりする感じ。
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美しい絵本 富安陽子さんの文が好きだ。 完結でやさしい。 おにたちのかくれんぼ なつかしいかくれんぼ かくれんぼって なんか切ない さくらの谷では よけい…… そうか みんなここであそんでいたのか ≪ さくらちる みんなであそぶ さくらちる ≫
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読み聞かせさせる親のほうが、次のページはどうなる?!とドキドキしながらページをめくりました。 不思議な雰囲気のある、展開が読めない絵本。親のほうが読んでいて楽しめるのかも。 4歳の息子は「どゆこと?」と言いながら聞いていました。想像力を掻き立てられた様子。 感想をたくさん話してく...
読み聞かせさせる親のほうが、次のページはどうなる?!とドキドキしながらページをめくりました。 不思議な雰囲気のある、展開が読めない絵本。親のほうが読んでいて楽しめるのかも。 4歳の息子は「どゆこと?」と言いながら聞いていました。想像力を掻き立てられた様子。 感想をたくさん話してくれたのでよかった。 「俺、もう一回読んでみる」「青鬼はどうやって隠れたんだっけ」「鬼のみんながおうちに帰って、めーっちゃ遠いところに行ったんだよ」「それで、いーち、にーって数えたとき、鬼がみんな逃げちゃったのかな」「さみしそうだった」
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