たおやかに輪をえがいて の商品レビュー
2024/7/15 窪美澄さんの表現が好き。 50代のパート主婦が主人公。 娘の反抗、夫の風俗通い、鬱々とした日々。 夫と出会った頃のこと。 絵里子の人生が自分のことのように思えてきてヒリヒリする。 わたしの人生、どう生きたいかな。
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面白すぎて一気読み。 ここに出てくる女達が、結局みんな強い。 夫がなぜ風俗に行ったのかが、夫の口からはあまり明らかにされず。 でも、夫との馴れ初めも丁寧に描かれているで、夫を過度に敵視せずに最後まで読めた。 ぜひドラマ化してほしいー。みなもは、あのちゃん。詩織さんはMEGUMI...
面白すぎて一気読み。 ここに出てくる女達が、結局みんな強い。 夫がなぜ風俗に行ったのかが、夫の口からはあまり明らかにされず。 でも、夫との馴れ初めも丁寧に描かれているで、夫を過度に敵視せずに最後まで読めた。 ぜひドラマ化してほしいー。みなもは、あのちゃん。詩織さんはMEGUMIが良いと思いました。
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今まで自分がしてきたことは何だったのか? 悶々とした日々を送るなか、目の前に開けた新たな道を進む主人公。 すべてがうまく行くわけではないが、少し勇気を貰えたかな?
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人生も折り返しに入ってしまった パートには行って社会とは 繋がっているだろうかの主婦 ほぼ私もそれに近い今の状況 子供はいないので『私のことだ』 とは言えない けれど 読んでいるとあまりに近い感じで このまま読んでいて救われなかったら しんどさが後を引くかもしれないかも。。。 ...
人生も折り返しに入ってしまった パートには行って社会とは 繋がっているだろうかの主婦 ほぼ私もそれに近い今の状況 子供はいないので『私のことだ』 とは言えない けれど 読んでいるとあまりに近い感じで このまま読んでいて救われなかったら しんどさが後を引くかもしれないかも。。。 なんて思いながらも途切れずに読んでしまった さすがにそのまま色々なことを 物語の主人公のようにやって そのように人生が動いていってくれる とは思わないけれど 少し重い荷物は減らしていっても良いんだろう 今までずっと『大切なもの』だと 思い込ませていた物事が 今はそうでもない事に気づいてきている でも長年歩き進めてきていると 気づかないようにしている自分が どこまで減らしてもまだ歩き進んでいけるのか 自信がなくなっているから手放せない でも意外に手放した方が 身軽に歩き続けていけるのかもしれない そう すっと思える自分が読後にいた もう自分が我慢していれば まるく収まって良いんだ なんて傲慢なことを思うのは やめていこう
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そんなつもりなかったのに、読後は前向きな気持ちになれて…不思議。 読み始めてから、主人公と私の似てる部分と全く似てない部分があって、 考え方とか似ていて、なんだか客観的に読んでて可哀想になってきちゃいました。 自分の好きなこととか、食べたいものとか、行きたいところが分からないっ...
そんなつもりなかったのに、読後は前向きな気持ちになれて…不思議。 読み始めてから、主人公と私の似てる部分と全く似てない部分があって、 考え方とか似ていて、なんだか客観的に読んでて可哀想になってきちゃいました。 自分の好きなこととか、食べたいものとか、行きたいところが分からないって主人公である絵里子は言うけど、私も全く同じこと感じてる… でも、娘や夫に対して、愛情が1人よがりすぎるなーそれが美徳だと思ってるなー、こりゃだめだよー とか偉そうに恵理子に対してモヤモヤしてる自分もいました。 男性の性に対する、なんとも言えない言葉にうまくできない嫌悪感というか、そういうのがうまく表れていて、いつか私はまたこの本を参考にする日が来るかもしれないと思いました。 絵里子の変化、自分に自信を持って好きになることって大切ですね。 私はもう子育てして終わるんだー私の人生はもうサポート係なのよ、と思っていたけど。 そんなことない!と思えました。 この気持ちが続くといいけど
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再読。 一昔前は、結婚が女性の幸せの象徴だった。 絵里子の父親に、花嫁姿を見せてあげたい。 それが、娘の立場の最高の親孝行だった時代。 そんな中での、絵里子の母親は、 離婚をし、別れた元夫を見舞うことも、葬儀に出ることもなかった。 一度の裏切りを許すことができずに、2度の再婚...
再読。 一昔前は、結婚が女性の幸せの象徴だった。 絵里子の父親に、花嫁姿を見せてあげたい。 それが、娘の立場の最高の親孝行だった時代。 そんな中での、絵里子の母親は、 離婚をし、別れた元夫を見舞うことも、葬儀に出ることもなかった。 一度の裏切りを許すことができずに、2度の再婚を繰り返すが、誰かの妻でしか幸せになれないと思い込んでいる。 恋愛と結婚は違う。 いつまでも気持ちが変わらないなんて、ありえない。 歳を重ねるごとに、環境が変わるごとに、 ちょっとずつ、気持ちは変わっていくもの。 まして、知ってしまったことは、知らない事には出来ないし、 やってしまったことは、やらない事には戻せない。 その都度、悩み、苦しみ、話し合って、 お互いの気持ちを理解しあうしかない。 子供のうちは純粋な気持ちで、大人を見るので、 時には反抗したくなるが、 成長と共に、知らない事を少しずつ知り、理解し、 少しずつ、大人になっていく。 大人は、ある意味、清濁併せ吞むこと。 絵里子の成長ぶりには、たくさんの女性に元気を与えた。 ラストのシーンは大人の恋愛ドラマにしたら、名シーン!
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寡黙は地獄なり。 ってな事で、窪美澄の『たおやかに輪をえがいて』 もしも、 彼氏や旦那の風俗店のポイントカード(ポイントはほぼ一杯)を、あなたが偶然見つけてしまったらどうする? 逆も然りで彼女、妻の風俗店のポイントカードを偶然見つけたらどうする? そんな意見を聞きたくな...
寡黙は地獄なり。 ってな事で、窪美澄の『たおやかに輪をえがいて』 もしも、 彼氏や旦那の風俗店のポイントカード(ポイントはほぼ一杯)を、あなたが偶然見つけてしまったらどうする? 逆も然りで彼女、妻の風俗店のポイントカードを偶然見つけたらどうする? そんな意見を聞きたくなるお話。 DMでもお待ちしてます 色々と考えさせられる、色々な人がいる、色々な人生がある。 人生たおやかにはえがけない。 2021年68冊目
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頑張りすぎ、我慢は良くない。家族のためだけに生きるのは良くない。絶対にどこかのタイミングで爆発するのだから。家族は、個々の人間の集合体であることを忘れてはならない、ということを再認識した作品だった。それと、どんな時でもコミュニケーションは大事だと思う。夫婦の間、親子の間には、対等...
頑張りすぎ、我慢は良くない。家族のためだけに生きるのは良くない。絶対にどこかのタイミングで爆発するのだから。家族は、個々の人間の集合体であることを忘れてはならない、ということを再認識した作品だった。それと、どんな時でもコミュニケーションは大事だと思う。夫婦の間、親子の間には、対等に話せる関係でいることは大切だと思う。 物語の結末は明記されていないけど、きっと悪いようにはなっていないと思う。
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50代のパート勤め主婦が、夫の風俗通いを知ってしまったことをきっかけに色々気づき自立していく。 共感できるところもあったし、主人公のはっきりしない態度になんだかもやもやしたり。 ただ夫との出会いから結婚までのくだりはなんだか素敵だった。
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子供の手紙離れ夫との会話もなくなり、パート勤めをしながら2人のいるかいらないかわからないご飯を毎日用意する、そんな50代の絵里子が詩織と会うことで変わっていく 50代のモヤモヤがリアルに書かれている 片親になり、母親も年齢を重ね今後のことを考えるなければいけない時期に差し掛か...
子供の手紙離れ夫との会話もなくなり、パート勤めをしながら2人のいるかいらないかわからないご飯を毎日用意する、そんな50代の絵里子が詩織と会うことで変わっていく 50代のモヤモヤがリアルに書かれている 片親になり、母親も年齢を重ね今後のことを考えるなければいけない時期に差し掛かる 「やさしくされたいのなら、さきに誰かにやさしくすればいい。簡単なことだよ。」
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