阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし の商品レビュー
ドラマ化もされた阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ。日常のなんでもない事柄を、まさにタイトルのとおり「のほほん」と誰かに打ち明けるように書かれている。交互に書かれているので、お二人の日常や性格がよく分かって楽しい。 お二人 が書いた恋愛小説もある。これがまたキュンとさせられる! ああ、私も二...
ドラマ化もされた阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ。日常のなんでもない事柄を、まさにタイトルのとおり「のほほん」と誰かに打ち明けるように書かれている。交互に書かれているので、お二人の日常や性格がよく分かって楽しい。 お二人 が書いた恋愛小説もある。これがまたキュンとさせられる! ああ、私も二人のいる阿佐ヶ谷に住んでみたい! 読み終わるたびにそう思う。そしてまた、最初からページをめくるのであった。
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肩肘張らずに、楽しく読めました。こんな風に穏やかに暮らしていけたらなあ。家族とも友達ともちょっと違う関係性、不思議で羨ましいです。 お二人が初挑戦されたという小説もとても面白かったです。
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上品で、ほのぼのしているように見える二人ですが、お二人の性格は実はけっこう違います。 なんだかんだありつつ、とにかくのほほんとした二人がかわいすぎます〜 つつましやかな生活をされていて、リアルな生活の中のちょこっとした笑いに心が癒されます〜
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昔についてもチラッと言及されてはいるのだが(20代には戻りたくない話や、30代の頃の写真など)、エッセイの8割は近年の阿佐ヶ谷姉妹についての(主に住まいと双方の性格に関する)話。 同じアパートで隣室で暮らしているという話は何かのテレビ番組で紹介されていたのを観ていたので知っていたが、元々の生活の窮屈さが凄く、布団2枚敷けるとはいえ、よく数年その生活を続けられるなぁと思った。 書きおろし恋愛小説は初小説とのことだったが、思ったより悪くなかった。 3月のハシビロコウ(木村美穂・作)は自然なユーモアさがあり、恋愛要素少なめ、普通に小説として面白く、短編として終わり方も良く、初小説とは思えなかった。 ふきのとうはまだ咲かない(渡辺江里子・作)はいかにもな恋愛小説で、贈り物に庶民感、絆創膏を指輪みたいと笑い合う、台詞に唐突なギャグが入っている、などいかにも芸人なのと、前者と比較して初心者感が強め。これはこれで面白い。
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日常の何気ない出来事を優しい文章で作ったエッセイ。 お2人は本当の姉妹ではなかったんですね。 「見た目が似ているから」が活動を始めるきっかけの一つなのは驚き笑 くすっと笑えるようなものからウルっとくるものまで。 暖かい人柄が文章から滲み出ていてとにかく癒された。
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2024/09/29 テレビを全然見ない私でもぼんやりと存在を知っていた阿佐ヶ谷姉妹。(但しネタは見たことない)なにかでおすすめされていたから読んでみた。〜かしら。って末尾が多かった。二人共怒っていてもプンプンぐらいで凄いなと思った。私はひとまでひとと暮らせん。それぞれが書いた小...
2024/09/29 テレビを全然見ない私でもぼんやりと存在を知っていた阿佐ヶ谷姉妹。(但しネタは見たことない)なにかでおすすめされていたから読んでみた。〜かしら。って末尾が多かった。二人共怒っていてもプンプンぐらいで凄いなと思った。私はひとまでひとと暮らせん。それぞれが書いた小説でゼリーの話も面白かったけど、有馬温泉の仲居の話がロープウェイ乗ったりしてて面白かった p121 「大人の会話ができない(飲み会、打ち上げなど)」 ・相手に色々質問することで、共通する話題があればそこから会話を広げる ・食べ物、映画、失敗の話あたりから始めれば、何かしらあるはず ・年上の方たちと会話し、揉まれて経験を積む ・時事問題がやはり大事、そのためにも新聞を読みましょう ・話をふるのではなく、聞くことが大事 p143 私達よりも1.2段階ご年配の方向けの「洋品店」や「ブティック」が多い気がします。 そのお店を見るに、これは何色といったらよいのかわからない色ばかりが並んでいて。ヨモギ色も灰色を混ぜたような色や、黄土色にクリーム色を混ぜたような色。。。とにかく自然界に帰る前の色、と言ったらよいのでしょうか。人間いつかは土に戻るのだから、徐々に身に着ける色もそのようにしていった方がいいのですよーと何かの啓示があったかのごとく、はっきりしない色ばかりが取り揃えられていふのです。
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前々から読みたかった本! 昔はエッセイを全く読まなかったのですが、最近は面白いと思うようになり色々手を出しています。 元々阿佐ヶ谷姉妹さんはテレビで見るのも好きなのですが、ほのぼの楽しく少しずつ読めました。 人生で、コンビを組んで一緒にも住めるような相手と出会えるって素晴らしいことだと思うんだよなぁ〜。羨ましい! 初めて書かれたという小説も面白かった!さすがは芸人さん、想像力が豊かだなぁと思いました。主人公はおふたりの顔を想像して読みました。
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こんな風に年を重ねたいと思ったし、年をとっても常に考え方をアップデートしていきたいなと思った。 まるで熟年夫婦の交換日記みたいでほほえましかったです。表面上だけでなく、自分の考えや思いや愚痴(笑)まで書いてくださってて、当たり前だけど芸人さんも人間なんだよなぁと。その明け透け感も...
こんな風に年を重ねたいと思ったし、年をとっても常に考え方をアップデートしていきたいなと思った。 まるで熟年夫婦の交換日記みたいでほほえましかったです。表面上だけでなく、自分の考えや思いや愚痴(笑)まで書いてくださってて、当たり前だけど芸人さんも人間なんだよなぁと。その明け透け感も読んでて心地よかったです。
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家族でも友人でもない、独特の距離感と関係性で同居する(していた)阿佐ヶ谷姉妹のほのぼのエッセイ。 穏やかなふたり暮らしの日々と胸を温かくする阿佐ヶ谷に暮らす人々との交流、そしてほんの少しの愚痴に和む、肩の力を抜いて楽しめる一冊。
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テレビの告知で阿佐ヶ谷姉妹さんが本を出す事を知って数年。当時は読書をする習慣がなかったのですが、数年後の今読書にハマったので読んでみました。 阿佐ヶ谷姉妹さんのお人柄や生活、関係性などを知れて、テレビで見る歌の上手い華やかな芸能人の一面とはまた少し違う、のんびり豊かでもあり、問題も時には抱えつつ共に二人で暮らす生活の話が読めてとても面白くお二人がより一層素敵に見えました。 お二人が創作した恋愛小説も書いた人のお人柄が出てるような、今時のドロドロしたものではなくとても読みやすかったです。
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