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地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ の商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2023/12/30

『#地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』 ほぼ日書評 Day746 友人の読書録より、図書館で借りてみた。 丹念に読めば意義のある部分も多い内容。 本書のテーマをひとことにまとめれば「(我々が信じ込まされている)CO2の排出量を減らしさえすれば、地球の温暖化、ひいて...

『#地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』 ほぼ日書評 Day746 友人の読書録より、図書館で借りてみた。 丹念に読めば意義のある部分も多い内容。 本書のテーマをひとことにまとめれば「(我々が信じ込まされている)CO2の排出量を減らしさえすれば、地球の温暖化、ひいては環境破壊をストップさせられる」というのは、あまりにナイーブな議論である…ということ。 そもそも地球温暖化というが、厳密に地上の温度が測れるようになったのは、人工衛星が飛ばせるようになった、ここ数十年のこと。 精度に疑問はありながらも、天候データを取り始めたのも、せいぜい100年単位に過ぎない。 数千年、百万年という単位で見ると、今議論されているレベルの「温暖化」など、誤差の範囲になってしまうくらい暑い時代も、地球のほとんどが凍りついてしまっていた時代もあった(ことが地質学研究等によって証明されている)。 確かに、恐竜の生きていた時代は、今よりも温暖で植物も大いに繁殖していたから、あれだけ大きな生き物が生存できたというのは、常識の域である。 そうした大きな気候変動の波から見ると、現在はむしろ寒冷化に向かっていることを示すデータも多い。 そんな中で、ここまで「地球温暖化」が問題となり、その主犯格としてCO2が問題視される理由は、主として政治的ないし経済的利権によるものだ。 環境活動家や、再生エネ推進派の国や企業は、端的に言えば、それを自らの利益のためにやっており、それに反対する者に対しては「環境破壊派」のレッテル貼りをすることで、容易に封じ込める。 実際、EV推進の筆頭であった欧州は、一米国企業にその座を脅かされそうになるだけで、その主張を変えつつあるのは、わかりやすい例である。 また、我々が日常的に気づかない側面として、研究者も自分で予算を取って来ることが昇進や昇給につながることや、表立って温暖化論に意を唱えるような論文は、査読段階で潰されるリスクもあることが、本書内で指摘されている。 さらに、メディアによる意識誘導も問題という。「珊瑚礁の白化」を映像で見せられると、多くの人は環境破壊(=珊瑚礁の死滅)と認識してしまうが、それ自体はサンゴ(サンゴ虫)が死んだことを意味するのではなく、栄養分に満ちた海では褐虫藻がサンゴ虫と共生する意味がなくなる結果、その体から抜け出てしまった結果である、といった事実も紹介される。 このように得るべき部分も多いのだが、主著者の丸山茂徳氏の論調が、(特に後半部分では)過度にアジテイティブで、氏の主張する「あるべき姿」に賛同できないと、せっかく本書を読んだ意味が失われかねない危険が大きいのが残念だ。 https://amzn.to/3RWx8db

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2022/02/23

その間違いは、生態系破壊の最大の原因は、 地球温暖化でも異常気象でも気候変動でもなく、 「ヒト」というただ一種類の動物の異常な増加だということである。

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2022/01/10

国連が推進する地球温暖化対策イニシアティブへの懐疑論。科学的知見がまだ不足している分野であり、どちらに共感するかは読者により分かれよう。 「もし世界中の政治家や官僚、科学技術者、国民が温暖化問題を深刻な脅威と受け止めて、これに向けての技術開発や設備投資に非合理なほどの資源を投入し...

国連が推進する地球温暖化対策イニシアティブへの懐疑論。科学的知見がまだ不足している分野であり、どちらに共感するかは読者により分かれよう。 「もし世界中の政治家や官僚、科学技術者、国民が温暖化問題を深刻な脅威と受け止めて、これに向けての技術開発や設備投資に非合理なほどの資源を投入したとして、あとになって温暖化の予測が誤りであることがわかったとしても、後世に残るのは省エネルギーや公害対策などのノウハウや投資」だと考えれば、間違っているかもしれない国連のイニシアティブに乗っかっても結果オーライかなと割り切れる。

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2021/04/23

ここに書かれていることは、恐らく正しいと思うが、何故世の中は、脱炭素祭りになるのか? それで、日本と日本国民が豊かにならないまでも被害を受けないようにしなければ! グレタは、ぐれた娘!

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2021/03/24

温室ガスが全ての元凶、というのがマジョリティの中、様々な見方を教えてくれた。この分野に明るくないので、ちょっと難しかったー。

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2020/10/26

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29843931

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2020/09/26

地球温暖化 「CO2犯人説」は世紀の大ウソ。丸山茂徳先生、戎崎俊一先生、川島博之先生、デビッド・アーチボルド先生の著書。地球温暖化の犯人がCO2であること、地球温暖化「CO2犯人説」は世界の常識だし、だからこそグレタ・トゥーンベリさんが気候行動サミットをきっかけに世界中で注目され...

地球温暖化 「CO2犯人説」は世紀の大ウソ。丸山茂徳先生、戎崎俊一先生、川島博之先生、デビッド・アーチボルド先生の著書。地球温暖化の犯人がCO2であること、地球温暖化「CO2犯人説」は世界の常識だし、だからこそグレタ・トゥーンベリさんが気候行動サミットをきっかけに世界中で注目されているはず。地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソというタイトルに惹かれて読みましたが、地球温暖化の犯人がCO2であることを覆すような説明には出会えませんでした。

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2020/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地球温暖化がCO2起因なのか、これは議論が必要だと思っているが、これを科学的に人為的CO2起因ではないと説明している本なのではないかという期待を元に手を取った。 この部分は冒頭の1章に書いてあるが(執筆者丸山さん)、参考文献に乏しく、参照をよく見ると自分の自分の出版物だったりする。これではお粗末ではないか。 その後の章は人為的CO2起因でないことを前提とした温暖化の議論になっているので、出だしでくじかれる時点で意味をなさないと思う。 もう少し頑張って根拠を乗せてほしかった。

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2020/04/18

最近は地球温暖化よりも気候変動というフレーズを聞くことが多いと思っているのは私だけでしょうか。都市化によって都市の気温は上がっていることはあっても、全体的には気温が上がっていないとか、実は精査してみたらそれほど温暖化していなかった等、色々と事情が変わってきているような気がします。...

最近は地球温暖化よりも気候変動というフレーズを聞くことが多いと思っているのは私だけでしょうか。都市化によって都市の気温は上がっていることはあっても、全体的には気温が上がっていないとか、実は精査してみたらそれほど温暖化していなかった等、色々と事情が変わってきているような気がします。そして最近では台風や大雨のような気候変動が話題になってきているようですね。二酸化炭素を削減すれば温暖化が防げると取り組んできて、もう20年近くになると思います。 社会人を始めた30年前から話題になってきた真相が実は違っている、ということをこの本では解説しています。排出権取引は今では騒がれていませんが、これが出てきたころにはなにか胡散臭いなと思っていました。 地球温暖化はどの程度になるのか、一方で心配されている寒冷化とどちらが人類にインパクトが大きいのか、そういう観点から今後は議論が進むと良いかなと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・気候変動モデルの根本的な欠陥は、雲が気温に与える効果の見積もりがまるで間違っている、雲の効果はCO2の5倍以上あるにもかかわらず、そうした効果を組み込んでいないので、実際の地球気温変化を再現できていない(p8) ・もともとIPCCでは2000年以降は急速に温暖化が進むと説明していたが2010年になっても温暖化の兆しがみえなかったため、2013年に発表した第5次評価報告書では、気温が急激に上昇するのは2030年頃からだと理由もなく時期をずらした。にもかかわらず2015年頃から指摘され始めた異常気象にたいして温暖化が原因であると迷走し始めた(p18) ・太陽の黒点周期が長くなる(通常11年が12年)とは、太陽の活動が弱まっている時期も長くなる、気温が上がらなくなる(p23) ・現在の大気組成では水蒸気のほうがCO2の寄与よりも10倍大きい、また水蒸気は過飽和となると雲を作ってアルベドを高めて地球を冷却する効果がある(p37) ・水蒸気が少ない上空ではCO2温暖化は起きるが、地表では水蒸気のマスキング効果によって温暖化は起きない。1900年にオングストロームがこの点を指摘した後の30年間はCO2による温暖化問題を取り上げる学者はいなかった(p59) ・気候モデルの全てが気候の形成と変動に最重要な役割を持つ太陽エネルギーを不変として扱っていること(p159) ・異常気象の原因は偏西風の蛇行によるが、その原因は大陸の配置の複雑さによる、地球にある陸地の7−8割は北半球に集中しており、海水と大陸では温度を変化させるのに必要な熱量は異なる、そして温度分布が複雑になり偏西風を蛇行させる(p216) 2020年4月18日作成  

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2020/03/29

1945~85年は第二次世界大戦後の高度成長期。CO2の排出量は増えている。気温は上昇していない。産業革命以降、世界の気温は1℃しか上昇していない。1960年と比較して現在のシロクマの数は増えている。シロクマは6000年前の現在よりずって暖かい時代を生き延びた。1983年以降、地...

1945~85年は第二次世界大戦後の高度成長期。CO2の排出量は増えている。気温は上昇していない。産業革命以降、世界の気温は1℃しか上昇していない。1960年と比較して現在のシロクマの数は増えている。シロクマは6000年前の現在よりずって暖かい時代を生き延びた。1983年以降、地表の森林面積は7%増加している。CO2を出しても7割は植物の光合成に使われ、それが穀物の生産を促進する。環境問題を考えるとき地球温暖化は現在取り組みべき優先順位として高くない。また、それをもたらす要因として、CO2が果たす役割は大きくない。CO2排出削減一辺倒の環境対策はむしろ弊害である。

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