サムのこと 猿に会う の商品レビュー
いろいろな人間関係が描かれていて、面白かったです! 少しミステリーの要素もあるので、好きな方にはおすすめです!
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西加奈子さんが好きな人にはよいのかなあ。読むのに疲れた時に挟むといい本、という評価。 ああ、そういうこともあるよね、そういうひともいるよね。そんなこともあるよね。 そういったものを文章化したもの。 「まく子」ほどはおもしろくなかったけれど、ふぅん、という感じで読めた。
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「泣く女」がドストライク! 過去の友人のことを思い出しながら読んでいた。季節が移ろうにつれ、人間関係も移ろっていったことを...。 どの作品も友がテーマだが、日常の中の非日常で起こることに著者独特の雰囲気を纏わせた素敵な作品でした。
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中一冬、読了。 乃木坂4期生の方々のドラマを先に知って、その後読んでみたけど、ドラマの方が中身があって好きだった。この作品読んで面白いと思ったら、ぜひ見てみて下さい
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3作品が収録された西さんの短編集。 西さんの長編小説は主人公の人生を色濃く描かれていて、読むことにエネルギーを要するものが多い。対して短編は、サラッと読めるが自分にそっと寄り添ってくれるようなメッセージが込められているものが多いと思う。 サムのことは、登場人物みんなが個性爆発して...
3作品が収録された西さんの短編集。 西さんの長編小説は主人公の人生を色濃く描かれていて、読むことにエネルギーを要するものが多い。対して短編は、サラッと読めるが自分にそっと寄り添ってくれるようなメッセージが込められているものが多いと思う。 サムのことは、登場人物みんなが個性爆発していて、西さんらしさを発揮していた。1人の死が物語の中心にあるけど、暗いというよりは柔らかくて暖かい雰囲気のお話だと思った。
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(2020/10/1読了) 久しぶりの西加奈子さん。連作短編集です。 これらは、いつ書いた作品なんだろう。わたしが読みはじめた頃を思い出す文章の運び方。いや、これが西加奈子さんだったっけ。 「サムのこと」「猿に会う」「泣く女」どれも、日常の中の非日常が書かれてる。後ふたつは、旅と...
(2020/10/1読了) 久しぶりの西加奈子さん。連作短編集です。 これらは、いつ書いた作品なんだろう。わたしが読みはじめた頃を思い出す文章の運び方。いや、これが西加奈子さんだったっけ。 「サムのこと」「猿に会う」「泣く女」どれも、日常の中の非日常が書かれてる。後ふたつは、旅という共通点がある。 盛り上がりがあったり、はい、おしまい!のような着地点が書かれているのではないけど、読んでる時はなぜか胸は静かに高まり、読後は暖かいような柔らかいほっとした気持ちになる。 西加奈子さんの作品には、わたしが表現しきれない言葉がたくさんあって、いつも共感し感嘆する。この本にもやっぱりたくさんあった。長編が読みたいなぁ。
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RADWIMPS「リユニオン」 どこにでもある友達のお話。 特別何か起こるわけでもない、ありふれた話。
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忘れていたけど、雨が跳ね上がる瞬間、ラムネな前歯、そして津軽海峡冬景色。 ふと思い出して切れ端を握る。 押しつけのない距離感に、こういう人間関係忘れてるなあと、あの無駄にキラキラでダラダラで、ワクワクしかなかった頃を思い出す目線はとてもまぶしい。
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サムのこと、猿に会う、泣く女の短編。三作品とも関西人が主人公なので、関西弁がすぅーっと入ってくる。心にしみます。いろんな事があっても 日常は変わらずやってくる。本当にその通り
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短編集3編 長い友人関係を描きながら自分を見つめる.さらりとした関係の奥に存在する核の様な物.キラキラして眩しかった.太宰治の軌跡をたどる高校生の「泣く女」の最後がとても好きです.
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