シン・ニホン の商品レビュー
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日本の現状置かれている課題より、未来に向けて我々一人一人がどう行動していくべきなのか、考えさせられた一冊。 AI活用においても、AIやデータからどう考えるか、新しい問いを立てられるかが我々にかかっているという点は非常に共感した。
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「イシューからはじめよ」の著者である安宅和人氏の書いた本。2020年に書かれたもので、少々古いかなと思ったが、今読んでも多くの気づきを得られた。 タイトルの「シン・ニホン」は当時話題となった「シン・ゴジラ」から取ったみたいだ。 高度成長を経て、世界有数の経済大国となった日本。も...
「イシューからはじめよ」の著者である安宅和人氏の書いた本。2020年に書かれたもので、少々古いかなと思ったが、今読んでも多くの気づきを得られた。 タイトルの「シン・ニホン」は当時話題となった「シン・ゴジラ」から取ったみたいだ。 高度成長を経て、世界有数の経済大国となった日本。ものづくりの国であり、メイドインジャパンが世界を席巻していた。ただし、それは過去の栄光に過ぎない。今ではスマートフォンでは海外メーカーのものばかり、AIも海外の企業が先行している(国内メーカーで生成AIやってるところあるのか?)。そんな日本を数々のデータをもとに、真実の姿を明らかにしている「真・ニホン」の意味。また、こんな状況下で日本が再び浮上するには、どのようにしていけばいいのか、変わるための新たな姿を描いている「新・ニホン」の意味。色んな側面から説明がしてあって、日本を取り巻く現実と、ちょっぴり未来への希望を得られる本だった。 特に気になった部分としては 『我が国の国語教育では、あえて不完全に書かれた「小説、随筆の書き手の理解、言いたいことの推測」にかなりのエネルギーが割かれ、「分析的、構造的に文章や話を理解し、課題を洗い出す」という理解・課題能力の育成は後回しになっている。 〜つまり、日本における母国語教育とは、慮り、空気を読む能力、社会に出た時に丸く角が立たず生きる力を鍛える場であり、本来的な意味の基礎となるコミュニケーションスキル・思考能力を鍛える場になっていない。』 なるほど、学校教育ではロジカルなことを学ばないから米州、欧州と異なり、明晰で誰でもわかる文章が書けない人が多いのかと納得した。 さらに日本と米国の博士課程の違いが、専門知識を持った人材の数自体の差になってきているみたいだ。とくに博士課程の人間への経済的サポートが全然違う。安心して生活と研究を続けていける経済的支援がなければ、なかなか博士課程にいく人間は増えていかない。日本は教育への投資が他国に比べて劣っているという現実が、現在の、そして将来の日本の衰退を招いていると感じた。 教育への投資は、結果が出るまで時間がかかる。短期的な利益を求められる現在の大企業にはなかなか難しい。国が長期的なビジョンを持って、未来を担う若者への投資を出来るかどうか。年配者の方ばかり見ていた政治家には難しいだろうなと思っていた。ただし、今の政権には少しだけ期待している。若者へ目線を向けているように思える。 年寄りは新たに生まれ変わろうとする日本の邪魔だけはしないように、そっと支えていきたいと思った。 他にもいろんなテーマをもとに書かれていいるが、安宅さんの著書は一回読んだだけでは理解するのは難しい。何度も読んで深めていこうと思う。
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2020年発行のAIの本を5年後の今読むと、安宅さんのデータに基づいた予測が大きく外れていないことと、指数関数的な変化のスピードに改めて脅威を感じる。
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時代の変化にどう対応していくか、多方面からの分析で課題を見出していく大切なテーマ、2020年発行からの経過も考えながら読みました。 データー量の多さと仮説と分析に理解する力が足りないところ多しでしたが、可能性を感じるような内容でした。
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発売から5年経ってから読んだが、これから必要になるのはAIになにを解かせるのかを考える力、データを分析する力であることは変わりない。 今の子供たちは幼い頃からAIに親しみ、プログラミング教育も受けてから社会に出てくる。 将来管理職になった際に舐められるのことのないよう、学び直し...
発売から5年経ってから読んだが、これから必要になるのはAIになにを解かせるのかを考える力、データを分析する力であることは変わりない。 今の子供たちは幼い頃からAIに親しみ、プログラミング教育も受けてから社会に出てくる。 将来管理職になった際に舐められるのことのないよう、学び直しの重要性を感じた。
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綺麗なブックカバーなので部屋に飾っておく本としては適している。 内容は、AI×データが絶対必要だという前提条件の下(そもそもその前提は疑わず)、MECEでもなければ論理的でもなく、何がイシューなのかわからない文章が数百ページにわたっている本。 大前研一氏や堀紘一氏の著作でも感じ...
綺麗なブックカバーなので部屋に飾っておく本としては適している。 内容は、AI×データが絶対必要だという前提条件の下(そもそもその前提は疑わず)、MECEでもなければ論理的でもなく、何がイシューなのかわからない文章が数百ページにわたっている本。 大前研一氏や堀紘一氏の著作でも感じたが、大物コンサルタントは論理的で構造的な思考を必要とするその職業特性とは裏腹に、言いたいことを非論理的に好き放題に述べる傾向があるが、この本もそれと同じような印象を受けた。 ただ、風の谷に関する章についてだけは共感した。 その他、ソサエティ5.0やMOOC等、少し前に流行った単語が出てきて懐かしくなった。こうした流行り言葉もすぐに廃れていくのだなと思うと、流行りの言葉をもとに書かれた本よりも、時間の洗礼を受けた本、つまり古典こそがやはり読みに値する本なのだと改めて感じる。
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先日かつての同期がこの本の読書会に行ったりしてることを聞いて読んでみた1冊。衝撃的だったけれど、著者の誰かのせいにせず、みんなで前向きな未来をつくろうとするスタンスとこういう風に自分の時間を使っている人が他にもいることに頼もしさを覚えた1冊でもありました。 前向きに、どんな状況か...
先日かつての同期がこの本の読書会に行ったりしてることを聞いて読んでみた1冊。衝撃的だったけれど、著者の誰かのせいにせず、みんなで前向きな未来をつくろうとするスタンスとこういう風に自分の時間を使っている人が他にもいることに頼もしさを覚えた1冊でもありました。 前向きに、どんな状況からでも勝ち筋を考え、状況を好転させていくしかない。その勝ち筋の見つけ方を「日本」というスケールで考えるとこうだよねと見せてくれたのは、そのスケールを地域に変えて考えることもできるわけで、考え方として参考になった1冊でした。
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最後まで読むのにかなり時間がかかったが、未来を考えるきっかけになる良い本だった。 研究費用が削られているのは非常に残念。若い世代に少しでも予算を回してもらいたい。 それと記憶力が強いより、気づく力がある人がこれからは活躍出来るという点は同意できた。 何かを見てどう感じるか、なにを...
最後まで読むのにかなり時間がかかったが、未来を考えるきっかけになる良い本だった。 研究費用が削られているのは非常に残念。若い世代に少しでも予算を回してもらいたい。 それと記憶力が強いより、気づく力がある人がこれからは活躍出来るという点は同意できた。 何かを見てどう感じるか、なにを気づくか、考える機会を増やしてあげられるよう子供に色々な体験をさせてあげたいなと思った。
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【概要】 本書は、日本が再び持続的に成長し、真に豊かな社会を築くためには何が必要かを論じた未来戦略書である。著者・安宅和人氏は、日本の課題を「知の地力の低下」と「デジタル後進性」にあると指摘し、AI・データを中心とした社会構造の再設計を提言している。 【印象的なポイント】 •知...
【概要】 本書は、日本が再び持続的に成長し、真に豊かな社会を築くためには何が必要かを論じた未来戦略書である。著者・安宅和人氏は、日本の課題を「知の地力の低下」と「デジタル後進性」にあると指摘し、AI・データを中心とした社会構造の再設計を提言している。 【印象的なポイント】 •知の再構築の必要性:過去の成功体験に依存するのではなく、創造的で柔軟な思考を育てる教育・文化への転換が必要。 •デジタル基盤の再整備:行政、医療、教育といった公共領域からのAI・データ活用による構造改革が不可欠。 •構想力と行動の両輪:未来を構想し、それを実現するための具体的アクションが求められる。 【ビジネスへの示唆】 本書は、企業や組織のDX推進に対し、単なるツール導入ではなく、思考法と構造の根本的転換が求められていることを再認識させる。特にリーダー層にとっては、「未来を構想し、行動する力」の重要性を再確認する契機となる。 【所感】 『シン・ニホン』は、単なる問題提起にとどまらず、「どう変えていくか」という実行視点が貫かれている点で非常に実践的な一冊である。変化の時代において、私たち一人ひとりが未来をつくる当事者であるという視点を持つことの大切さを強く感じた。
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