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お蚕さんから糸と綿と の商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2024/05/16
  • ネタバレ

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養蚕についての写真絵本。興味深い内容だけど、養蚕に携わる技術や苦労の話が中心で、カイコ自体の写真はあまり無かったのが残念。

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2023/07/26

糸ができるまでをおった写真絵本。 こんなに手間をかけて絹はつくられていたんだとしみじみと思いました。

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2022/11/22

羊の毛糸から興味を持ち読んでみました 今ではもうこのご家族しか作っていないそうです 大変な作業だけど 思いやりや気持ちをこめて作る過程がとても伝わりました 綿の中で命をたたれる蚕は なんとも切ないが 最後はちゃんと供養されてて 素敵な本に巡り会えました

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2022/12/05
  • ネタバレ

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手に取る機会があって読みました。 滋賀県の金糞岳のふもとで、西村さん一家は、春と秋にお蚕さんを育て、生糸をつくっている。 ほどちかい伊吹山のふもとでは、北川さん一家が、繭から真綿をつくっている。 それぞれの様子がわかる、写真絵本。 すごいなぁ、考えさせられる。 お蚕さんは、一日三食、桑の葉を食べるそうで、気持ち悪いけれど、「フ〜」と食べつかれたようなしぐさをするのは見てみたいなぁ。 何万頭(数え方にびっくり)ものお蚕さんが蛾になって飛び出す寸前に乾燥させて命をとめる(失敗したら……)、しかも蛾になっても糸をとるために改良されているから飛べないそう。 人間って傲慢なのかも? それでも、手間ひまかけて、できあがるのはわずか。 そういえば、昔の地図(記号)には、けっこう桑畑ってあったけれど、現代の地図にはあまりない。 現代では、高級な自然のものを作れなくなってきている。 大量消費の世の中を変えないと、豊かになっているどころか、ほんとうは貧しくなってしまう。 生糸も真綿も、とても美しいです。

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2022/04/10

とても写真が美しく、印象に残る本でした。 昔ながらの方法で、お蚕さんを大切に育てている方々の日々の営み。 その地域の女性は、昔はみんな糸とりができた、なんて話もありましたが、少しずつ失われていく技術なのかもしれない、と感じました。 写真の語るところがものすごく大きくて、読んでいて...

とても写真が美しく、印象に残る本でした。 昔ながらの方法で、お蚕さんを大切に育てている方々の日々の営み。 その地域の女性は、昔はみんな糸とりができた、なんて話もありましたが、少しずつ失われていく技術なのかもしれない、と感じました。 写真の語るところがものすごく大きくて、読んでいて切ない気持ちになる素敵な本でした。 子供向けのようですが、大人の方にも触れてほしい、美しい本です。

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2021/12/18

お蚕様を育てて糸取ったり、真綿を作るまでを写真で紹介しています 初めて知ることも多く、ためになりました 読み聞かせ時間は15分弱です

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2021/09/06

無条件に 次の世代に 手渡したい一冊 昨年、家を建てていただいている 大工さんとお話をしていた時に 「日本の技」の話を ほぼ毎日させてもらっていました 「木組み」の話から始まり それに使う「木材」の話に移り そこから「鑿」「鉋」「鋸」などの 道具の話になって、 「そういえば ...

無条件に 次の世代に 手渡したい一冊 昨年、家を建てていただいている 大工さんとお話をしていた時に 「日本の技」の話を ほぼ毎日させてもらっていました 「木組み」の話から始まり それに使う「木材」の話に移り そこから「鑿」「鉋」「鋸」などの 道具の話になって、 「そういえば 日本の技を 受け継ぐ  場所と 人と 機会が  なくなっているなぁ」 という話になっていきました 私たちは この日本に生まれて この日本に育って この日本に何を残していくことが できるのだろう そんなことを考えさせてもらえる 一冊です

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2021/07/28

5歳には難しいかもな、、、と、思いつつ、写真が美しいし、「いろんな命に支えられて生きている」「人間の知恵」「伝統ある産業」など、について気づかされる内容がいいので、購入。 5歳児、蚕供養の段階で感涙。(母、びっくり。) そして、カバーを外すと、さらに美しい表紙が出てきて、それに...

5歳には難しいかもな、、、と、思いつつ、写真が美しいし、「いろんな命に支えられて生きている」「人間の知恵」「伝統ある産業」など、について気づかされる内容がいいので、購入。 5歳児、蚕供養の段階で感涙。(母、びっくり。) そして、カバーを外すと、さらに美しい表紙が出てきて、それに見入っていました。

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2021/02/06

お蚕さんにぞわぞわしてしまった写真もあるけど(笑)、糸に虫の命と人の手がたくさん詰まっていることがよく分かりました。 蚕から繭だけもらって殺すなんて残酷!って思ってたけど、そんな乱暴なものではなく命を頂いてるんだ、と感じました。よく周りを見ると生活には、命を頂いているものがたくさ...

お蚕さんにぞわぞわしてしまった写真もあるけど(笑)、糸に虫の命と人の手がたくさん詰まっていることがよく分かりました。 蚕から繭だけもらって殺すなんて残酷!って思ってたけど、そんな乱暴なものではなく命を頂いてるんだ、と感じました。よく周りを見ると生活には、命を頂いているものがたくさんあると気付かせてくれました。

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2020/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙でご夫婦が綿を引き伸ばしている姿を見て・あっと思った。以前、テレビでその様子を見たことが、あったのだ。 西村さんは年に2回お蚕さんに桑の葉をあたえて大切に育てる。お蚕さんが伸びをし始めたら、繭を作る合図…。 絹に限らず、身につけているものの由来を知ることは大切なことだなと思った。 西村さんのお家が受け継ぐ文化は、失われてしまうものなのだろうか。 生糸を制作する過程に敬意を持つのと同じく、寂しい気持ちにもなった。

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