草花たちの静かな誓い の商品レビュー
アメリカ在住の叔母の莫大な遺産を相続することになった弦矢。だが、亡くなったはずの叔母の娘(弦矢の従姉妹)は6歳で失踪していたことが判明。 物語の半ばからラストにかけて怒涛の展開が…先が気になって一気読み‼️
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最近稚拙なホラーやミステリばかりハマっていたためか、ものすごく繊細で密に感じた。 文学の骨格にエンタメの血が流れると言おうか、ちょうどいいバランス感覚。 特段抑揚がある訳では無いのに読み心地が良い。9割くらいそんな感じなのに最後の最後はグッとくる展開に落とし込んでストーリーとしての満足感も残してくれる。宮本輝、大好きです。
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あらすじを読んだ時に想像していたより、重いテーマが隠れていて、親子とは、夫婦とは、という大きなテーマについて考えさせられる作品。アメリカが舞台でありながらも中心人物は日本人というところも不思議な雰囲気を醸し出していた。
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このタイトルからは結末が想像できなかった! 普段、あまり海外の小説を読まないからか登場人物を追うのに少々手こずった(巻頭の人物紹介で辟易してしまう)。 ただ、主人公は日本人男性で人物たちも物語の進捗に応じてある程度絞られていくので大丈夫。 おばさんの缶スープがおいしそうで、くい...
このタイトルからは結末が想像できなかった! 普段、あまり海外の小説を読まないからか登場人物を追うのに少々手こずった(巻頭の人物紹介で辟易してしまう)。 ただ、主人公は日本人男性で人物たちも物語の進捗に応じてある程度絞られていくので大丈夫。 おばさんの缶スープがおいしそうで、くいしんぼうな読者である私は読んでいて楽しかった。
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子供を想う親の真実の愛情、優しさとは何か考えさせるものがありました 事実を知ったら悲しいけれど、自分のアイデンティティに関わる事実を知りたい気持ちと事実を知らない方が幸せなこともあるのかも 自分は気づかなかったり知らないでいて、 思ってる以上に周りの人たちに支えられて愛されて今の自分があるのかもしれないなと感じました 草木と心で会話してみようかな 切ない物語でしたが、読み始めると一気に非日常に引き込まれて、青い空とうみと鮮やかな庭の草木が目に浮かびました ニコとのスープ屋さんは結果的に大成功する気がします
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とても穏やかな静かなお話でした。巨額の遺産相続したらおいらはこんなに静かでいられるかなぁなんて思う。そして親子ってずっと強い絆があるんだろうと。
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ロス在住の叔母(菊枝)が日本滞在中に逝去したという知らせ。相続人である甥の弦矢は莫大な遺産を手に入れる。 5歳の時に病死したはずの叔母の娘レイラが、実はスーパーで連れ去られ、行方不明になっていた。少しの望みにかけ、弦矢は調査会社の優秀な探偵ニコとともに27年間封印されていた真実を追う。 菊枝は幼児愛者の夫から娘を守るため、誘拐と偽って、信頼しているマクリード夫婦に彼らの娘として育ててもらっていたのだ。 大事な一人娘を手放さなければならなかった菊枝の気持ちは、想像を絶する。 夫やまわりの人達にも嘘をつき続けなければならないなんて、生きた心地がしなかっただろう。もっと他のやり方はなかったものか。 菊枝は、愛する娘を手放し、離婚することもなく人生を終え、幸せな人生だったのだろうか。後に残った素晴らしい庭とこだわり抜いて造った豪邸を玄矢に託すことで、少しは報われたのかなと思った。 そしてマグリード夫妻も玄矢からの連絡でメリッサに真実を告白するきっかけを得て、全てがうまくまとまることを願う。 アメリカでは子どもの行方不明者が年間80万人にものぼるという。日本で一人でも子供が行方不明になったら、大変なニュースになるのに、アメリカでは珍しいことではないということか。 アメリカのランチョ・パロス・ヴァーデスの広大な自然やオルコット家の管理された美しい花々で彩られた庭の風景が魅力的に描かれている。 アメリカに一度だけ行ったことがあるので、その時感じた雰囲気を思い出しながら、読み進めた。日本とは何もかもスケールが違う。 とても丁寧に地形を説明しているが、地理が苦手なので、いまいち頭がついていかなかった。 現代作家の中では今のところ、宮本輝が一番好きなので、文章は自分に合っていてとても読みやすかったが、淡々としていて、完読するのに時間がかかった。
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自分の故郷であるロサンゼルスの知っている地名やモノがでてきて懐かしい気持ちになった。主人公ゲンヤの人間味があるハートフルな一面が好印象で、読んでいるとき穏やかでいられる。が、内容自体は幼女の失踪事件で重くモヤモヤする部分もあった。物語の真相を知っていくにつれ、ちょっとしたショック...
自分の故郷であるロサンゼルスの知っている地名やモノがでてきて懐かしい気持ちになった。主人公ゲンヤの人間味があるハートフルな一面が好印象で、読んでいるとき穏やかでいられる。が、内容自体は幼女の失踪事件で重くモヤモヤする部分もあった。物語の真相を知っていくにつれ、ちょっとしたショックも受けるが話は素直におもしろかった。また、解説にもあったが「ゲンニコ」タッグの作品をもっと読んでみたい。
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父親に借りて読みました。 菊枝の母としての強さと娘と離れてからの長い長い時間を考えると胸が苦しくなりました。 あの庭は菊枝にとっての箱庭で、精神治療にもなっていたのかな... 旦那と最後まで添い遂げたのも、娘の為に人生を捧げたんだろうと思うと相当な覚悟だと感じました。 主人公の心の温かさやニコのキャラクターもとても好きで、重苦しい場面もありましたが、最後には明るい未来を想像しながら読み終えることができました。
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主人公が思いもよらぬことに巻き込まれていく展開。先というか、何故こうなったかという核心がなかなか掴めないところ、最後に回収されていくところが素晴らしかった。
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